PMail Server 1.68a の実装の方がほぼ9割終わりテスト段階に入ったので息抜きにブラウザのコーディングをします。
今更ですがアンカーに対応しました。HTMLの構造化が良い感じになっているので比較的容易に対応できました。
もう1点、リソースの埋め込みという物を実装してみました。
HTMLメールなどを見るとわかりますが、HTMLメールで画像を利用している場合は MIME にて埋め込んで CID: と言う識別子を使って呼び出しています。img src="cid:hogehoge" みたいな感じですね。
これはHTMLの規格ではありませんので、独自規格ってことになります。<body>~</body> のように <resource>~</resouce> の中に <item name="hogehoge"><画像をBase64エンコードしたデータ></item> のように HTML の中に記述します。
そして、body の中に img src="hogehoge" と記述すると埋め込まれたリソースを参照して表示を行います。
上の画像でも利用していますが、Trident や Gecko 等のHTMLレンダラーを利用するとHTMLは自動生成出来るものの画像はファイル化しなければ参照できません(出来るかもしれませんが、私は知らないです。できても面倒臭そう)表示するリソースを内部に持っているのに不必要にファイルを作成したくないという考えですので、こんな独自拡張をしています。
(もちろんBase64にするとサイズが増えてしまいますのでHamster自身に内部リソースを直接追加する関数があります)
ただHTMLレンダラーを作るだけなら既存のものを使えばいいですが、こういうことが出来るのがオリジナルで作るメリットとも言えます。