現在手配しているカメラはこれで終わりです(笑)
FOSCAM 社の FI8910W が届きました。
(平行輸入版を購入しました)
Tenvis JPT3815W の高級版と言う感じです。
これなんとなく予想がついていたのですが、FOSCAM の OEM が Tenvis なのかな?
インターフェースが似ているだけじゃなくて、制御用のコマンドまで FOSCAM の仕様と酷似しているんですよ>Tenvis
んで、この FOSCAM、日本国内では Tenvis の方が席巻しているようですが、海外では結構有名そうです。
米amazon とかレビュー多いですし。ラインナップも豊富です。
画素数等は性能等は似ていますので、JPT3815W(v2013)と違う点だけ列挙しますと
1)ボディがマット仕上げで綺麗。
JPT3815W はツルツルとしたボディですが、FI8910W はマット仕上げになっています。
ツルツルがいいか、マットがいいかは好みですが、FI8910W の方が高級感がありますね。
2)IR Cut がついている。
赤外線を照射した暗視機能がついていますが、FI8910W はこの赤外線を off にすることができます。
普通の状態です。
暗視カメラの状態です。
ここまでは JPT3815W も同じです。
IR Cut の状態です。
JPT3815W も FI8910W もレンズ上部に Cds (光センサー)がついていて、これで明るさを確認して、暗視モードにするかどうかを判定しています。
JPT3815W はこの制御はオートなのですが、FI8910W はマニュアルで切り替えることができるという寸法です。
意外とこれ便利な機能でして、あくまでもセンサーはレンズ上部についていますので、この部分が暗いと暗視モードになる訳ですね。
でも屋外を撮影する場合、例えばカメラは暗い箇所にあるけど、撮影対象場所には明かりがあり明るい場合は、暗視モードにしたくないってケースがあったりします。
そういう時に IR Cut があると対応できる訳です。
3)パン・チルトが早い。
JPT3815W と比較して一番違うのは制御速度の速さ。
JPT3815W(v2013) の最高速設定と FI8910W の
最高速設定を比較すると、7.8倍位違います(オレオレ測定)
JPT3815W の速度も別に問題ないんですが「もうちょっと早く移動してくれないかな・・・」なんて思うこともありますので、これも高評価です。
4)画質は同じかな?
微妙に Foscam の方が綺麗に見えるんですが、多分気のせいです(笑)
5)価格差が倍くらい。
JPT3815W が 5,000円前後と比較して FI8910W は 10,000円前後します。
ただ海外(eBayとか)では、$65 位なので、流通量が少ないが故に高いという感じでしょうか。
取り扱い輸入業者が増えれば、今後もっと安くなるかもしれませんね。
6)日本語対応していない。
設定自体は簡単ですので、英語でも殆ど問題ないのですが、言語選択に日本語はありません。
JPT3815W(v2013)は日本語が含まれていますので「英語は1文字たりとも読みたくない」という人は Tenvis の方がいいかもしれません。
さて実際に使ってみます。
冒頭にも書いたように Tenvis と似ているのですが、やっぱ中身はほぼ同じです。
だって、設定ツールとかも殆ど同じですから・・・(^-^;
付属のCDは使わず、Foscam 公式から最新版の IPCamera.exe をダウンロードしてきて IP アドレスを固定で設定。
ブラウザでログインします。
なかなか派手なログイン画面です
派手なんですが、どことなく古さを感じさせる UI です。
気を取り直して、ログインして各種設定(UPnP off、Wi-Fi off、DDNS off、DHCP off等々)をしていきます。
あ、そうそう、この系統のカメラは IE で使う場合 ActiveX のインストールが必要になることが多いのですが、Windows 7 + IE9 以降とかになると、インストールができない(発行元が確認できないとか、不正なとか)場合があります。
インターネットオプションの詳細設定から「署名が無効の場合でもソフトウェアの実行又はインストールを許可する」にチェックを入れればOKです。
それでもダメなら、同じくインターネットオプションのセキュリティから「信頼済みサイト」を押して右にある「サイト」ボタンを押して、http から始まる IP アドレスを入れてやれば大抵いけます。
(ここワイルドカードが使えますので http://192.168.1.* とか入れてもいいかもです)
んで、ファームウェアも確認したのですが、なんかちょっと変です。
Tenvis も FOSCAM も「システムファームウェア」と「Web UI ファームウェア」の2種類のファームがあります。
システムの方はカメラ本体側で、Web UI はブラウザからログインした場合のファームです。
FOSCAM 公式サイトを確認したのですが、
1)システムファームは最新では無い。
2)Web UI ファームは最新よりも上の番号になっている。
なんか気持ち悪いので、公式サイトから最新ファームを入手して、ついでに Web UI も同梱されていたバージョンに戻します。
(ファーム更新作業自体は数分で終わる作業ですが、心配な方はやらない方がいいかもです。更新失敗してファームが壊れたら起動しなくなりますので)
シンプルになったー!(笑)
うーんカスタマイズされた Web UI に入れ替えられていたのかな?(マレーシアの方のサイトに元々入っていたバージョンと同じ Web UI ファームがあったのですが、怖くて試していません)
あ、そうそう。
ファームを入れ替えるとログイン認証が BASIC認証から Digest認証に変わるようです。
ファームを入れ替える前にテストして MJR が普通に動いて入れ替えた後に動かなくなったので、なんでだろ?と確認したら、勝手に Digest認証に変わるようですね。
平文でパスワードが流れなくなるので、安心ですが最初壊れたのかと思って焦りました。
さて本命。
MJRecorder への対応ですが、1日かけて対応完了。
Tenvis とかなりの部分で似ていますが、IR Cut などは無いので、ここら辺も対応しました。
ついでに明るさやコントラスト制御も対応。
とりあえずカメラを増やすのは止めて、ソフト側のブラッシュアップをするとします。
Ps.
ちみっとメールが来たりしたんですが、現在 MJRecorder の公開を中止しています。
理由はあんまり言いたくありませんが、しつこく且つ無礼なメールが送られてきましたので。(しかも返信しても、その内容は無視されましたし)
なんだかなー