去年の暮れ(12月18日)から作り始めた IMAP4 Reader の i4Portable ですが、いつの間にやらメーラーになっています。
すっかりモダンUIですが、Win32 です。(^-^;
特徴として
1)タブレット&タッチパネルに特化したインターフェース
タブレットでタッチ操作に特化してあります。
各ボタンはタッチしやすいように大型化しており、リストなどは全て慣性スクロール(フリックするとスルスルと勝手にスクロールします)に対応しています。
またモバイル利用時の為に、シングルスレッド動作。自動切断機能などバッテリー消費も抑えるようになっています。
2)SSD や SD カード向けのオンメモリ動作
またタブレットはほぼ全ての機種が SSD になっております。
SSD は HDD と比べて大容量でのコストが高く、現在市販されているタブレットの内臓 SSD は 32G ~ 64G が主流です。
IMAP4 を利用している場合、サーバー側にメールが大量に保存されている場合もありますので、そんな大量のメールをローカルにダウンロードしておくというのは SSD 向きではありません。
そこで、i4Portable は原則として全てオンメモリで動作するようになっており、ローカルへのファイル出力は殆ど行われません。
メール本文などはメモリにキャッシュされ、i4Portable が終了すると消えます。
キャッシュを無効にした場合、設定ファイルのみが作成されます。
ただし IMAP4 の特性が故に、大量のメールのヘッダを毎回ダウンロードするのはモバイル向きではありませんので、ヘッダのみをキャッシュする機能もあります。
(1メール辺り、200Byte 程度しか利用しません)
簡単にメールをチェックするだけであれば、ノンキャッシュで。サブフォルダの内容も頻繁に見るのであればキャッシュしてと使い方を選ぶことができます。
ノンキャッシュであれば、実行ファイル1つと設定ファイル1つだけなので、USB メモリや SD カード上にコピーするだけで利用も可能です。
当然オンメモリですので、非常に低速な SD カード上でもストレス無くご利用頂けます。
3)IMAP4 メーラーとしての基本機能を全て実装。
IMAP4rev1 と SMTP エンジンが搭載されていますので基本ていなメールチェック以外にも、メールの送信や添付ファイル処理など全て行うことができます。
また、IMAP4 over SSL や SMTP over SSL に加えて IMAP4 STARTTLS 、SMTP STARTTLS にも対応しています。
メールボックスは多段階層のメールボックス作成にも対応しています。
4)独自の似非モダンユーザーインターフェース
Windows8 で対応のモダンUIですが、i4P 搭載の UI は全て独自の実装になっていますので、Windows7 でも同じようにタッチインターフェースをご利用頂けます。
またタッチパネルでの利用を前提としておりますが、マウスでも同様にご利用頂くことも可能です。
(ちょっと Atom CPU とかだと遅いかもしれんですが・・・)
アルファ、ベータテスト終了後、一般リリースの予定です。
Windows タブレットで使いやすいメーラーが無いとお嘆きの貴方。
もう少しお待ち下さい~