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Canon DR-150 縦線対策!分解!掃除!
12/08/09 11:29 / 雑談
以前から自炊やら紙マニュアルのスキャニングにCanon DR-150を利用していたのですが、昨夜スキャンしていた所、なにやら大量の縦線が・・・
ヘッドに汚れでもついたのかなぁ?と思って開けて拭き取り再度試すものの、縦線変わらずです。 よく見ると、蓋側にある「ユニット内部」に埃が入りこんでいます。 えー、マジですかー?これって取れないんちゃう? うーん、24年前の漫画で非常に状態の良い物を古本屋で見つけたので綺麗にスキャンしたいのになぁ。 てなことで、Canon DR-C125を購入してしまおうかと葛藤していたのですが(これはこれで場所取らず、スキャン速度も速くなってるし、重送対策されているので良さそうな訳ですが) DR-C125 のスペックを見つつ、DR-150 を突いていたんですが、ん?なんかユニットがカタカタする。 もしかして、これ外れるんちゃう? てな、ことで DR-150 を分解掃除しよう作戦を展開します。 用意した物。 1)デジ一用レンズクリーニングキット(ウェス、綿棒があれば OK、ティッシュはチリが出るので不可) 2)細いマイナスドライバー1本。 3)ピンセット1本(ゴムを巻いたりして滑り止めができるとより良いです。先端が曲がっているものだとやりやすいです) 作業にはフィルムケーブルと言う極薄なケーブルの着脱があります。 簡単に折れて断線したり切れたりする上、かなり狭い所で余裕の無い作業なので、自信の無い方には絶対にお勧めできません。当然私も推奨する訳ではありませんのでご注意下さい。 作業内容。 と言ってもフィルムケーブル以外は大して面倒でもありません。 まず、蓋を開けて、蓋側にあるユニットを取り外します。 ねじ止めなどは一切されておらず、プラ爪で引っ掛けてあるだけです。 注意するのは、ユニットと接続しているフィルムケーブルが、正面から見て右側にありますので、左側から細いマイナスドライバーなどでゆっくりと外します。 外れたからと引っ張ったりするとフィルムケーブルが切れますので注意です。 左側が外れたら右側にあるフィルムケーブルが変にねじれたりしないようにしつつ、真上に引っ張りだします。 フィルムケーブルの余裕は 1cm もありません。 フィルムケーブルが見えてきたらゴムで保護したピンセットではさみながらフィルムケーブルを外します。 (フィルムケーブルは刺さっているだけで、固定されている訳ではありませんので引っ張れば抜けます。ただし、それなりの固さはあります。) 外した所です。赤丸の所がフィルムケーブルです。 ユニットと保護ケース(ガラス板のついている方)もプラ爪で止めてあるだけです。1つづつ外せばパカっと取れます。 そしたらレンズクリーナーなどを利用して、中に入り込んだ埃などを除去します。 後は逆の手順で嵌めるだけなのですが、フィルムケーブルを再度差し込みのが非常に大変です。 なんせケーブルの余裕が 1cm 程度しかなく、隙間も狭いのでピンセットで頑張って嵌めます。 コツとしては、右押しこんで左押しこんでと交互に入れていきます。完璧に差し込めれば良いのですが、無理は禁物です。慎重に行って下さい。 ロマンシア (C)角川書店 / 円 英智 / 寺田憲史 上が、縦線発生時で、下が掃除後です。 縦線がはっきりと消えています。 もう少し DR-150 で戦えそうです。(というか交換用パッドが残っているから、簡単に使えなくなっても困る) 閑話休題 はっきり言うと、これ設計ミスですね。 紙をロールで送ってスキャンするという構造上、紙埃が混入しやすいというのは余裕で想定できる範囲です。 ユニット自体にゴムパッキンを使い完全に密封するような構造であれば埃は入らない訳です(稼働部が有るわけでもありませんし) また組立工程上の問題だと思いますが、プラ爪で止めているだけですので、これじゃぁ埃が入って当然とも言えます。 その上フィルムケーブルに余裕(せめてあと数cm)があれば分解掃除も容易ですが、いかにも「ユーザーは触るんじゃないよ」的に短いケーブルでの接続です。 おそらく内側に埃が入った場合はメーカー修理って事になると思いますが、この工程でいくら取られる事やら・・・ 一定期間で買い替えを促したいのもわかるんですが、どうにもプリンターとかこの辺りって、納得のいかない事が多いんですよねぇ。 [更新日付:2012/08/09 12:13:36]
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Pascalに移行。現在は Delphiをメインに C/C#も囓ってみたり。 「無い物は作れ」の精神で年がら年中なにかを作っています。 すぐ自前で作りたがるので無駄に工数が上がったりして自爆してみたりもします。 好きな物は麺類とお煎餅 Blom内検索
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