表題のバージョンをリリースしました。

PMail Server2 beta版になりました。正式サポート対象となります。

alpha7 から大きな変更はありませんが、MTA for STARTTLS で、特定の配信先には STARTTLS で配信を行わない機能が追加されています。

この機能は、配信先のサーバーが TLS通信時に双方で認証が必要である場合に、証明書によって TLS通信が出来ない場合（TLSのネゴジェーションは成功するが、実際の通信（暗号化）が出来ないや、TLS通信はローカルユーザー向けのみに設定しており、外部からの TLS配信を想定していない設定があるからです。
自動判定して、TLSの on / off を変更する機能も考えたのですが、毎回、TLS通信を行ってエラーになったら通常に切り替えるというのも配信先のサーバーへの負担が大きい為、手動管理で行う仕様としました。

この機能は MTA for STARTTLS を有効にしている場合のみ影響があり、使用しない場合は特に気にする必要はありません。

beta 1 への更新は Version 1.89 からの差分になっています。

Ps.
PMail Server2 とは若干関係ありませんが、先日 Internet Explorer9 が正式公開されましたが、Webmail は IE9 でも正常に動作しますので、IE9 に更新されても問題はありません。