少し機能の追加等を行っている為、1.80c をリリースすることにしました。
1.80a が不具合修正の緊急リリースだった点もあります。

すこし今更感のある機能ですが、ペンディングメールの実装を行いました。

ペンディングメールとは？は MTA の機能からの説明となりますが MTA はメールを配信する為の機能ですが、基本的に・・・
１）メールの配信を行う。
２）配信先サーバーから 4xx エラーが返ったら再送処理を行う。
３）配信先サーバーから 5xx エラー又は２の再送処理の回数が上限を超えたらエラーメールを返す。
となっています。

PMail Server の開発当初は
ａ）エラーになったら通知すれば良い
ｂ）ペンディングメールを送っても送信者は手出しが出来ないので意味がない
ｃ）そもそも元々エラーメールが返ってくるのが４８時間後とかだから必要になるんでしょう

というような理由から実装を行っていなかったのですが、よくよく考えますと、利用方法によってはすぐにエラーメールが返ってくる設定では何度も送信する必要が出てしまう等がありますので、出来るだけ MTA に任せたいという気持ちもあります。
ただ、何度も「再送処理しています」とメールが来るのもそれはそれで邪魔ですので、今回実装したペンディングメールは任意のタイミングで１回のみ送信を行うようにしました。もちろん送らない設定も可能です。

再送処理時にシステムから送られてくる内容はエラーメールと似ていますが、ペンディングメールの件名も変更出来るようにしましたので、わかりやすく設定できると思います。
（Delivery Status Notification.txt なんて添付ファイルを付けて送る方法もありますが、普通のユーザーは開いてみませんし、管理者ならばログ見れば早いので、これは止めました）

今度は数日中にはリリースする予定です。
暫く 1.80c で様子を見て問題無さそうでご意見も特に無ければ、1.81 として正式リリースしたいと思います。