title_parttitle_parttitle_part
静岡県浜松市であれこれソフトを開発している A.K.I Software のブログです。日々の開発日記やサーバー・セキュリティ関連の話題なども掲載。
<< 2024/04 >>123456789101112131415161718192021222324252627282930
《《《 ネットワーク機器の購入は Amazon で! 》》》
Powered by BLOM 太陽発電その後
小さくも大きくも閉じたりもしません
11/05/21 14:49 / 太陽発電&節電

その後ですが、ノートPC での運用はおおよそ20時間前後の連続稼働(途中パネルによる追加充電も含める)が出来ました。
途中スリープしたりしていましたので、その分を含めれば40時間前後の稼働です。
ノート自体の内蔵バッテリーも使えば更に+1時間でした。

連続稼働自体はバッテリーの容量に大きく左右されますのでなんとも言えないのですが(バッテリーは 75Ah の自動車用12Vバッテリーです。)それでも充分実用域です。

さて、色々と考えてみます。

ノート自体はおよそ 30W の消費ですので、20時間の稼働と考えれば、30W × 20h = 600W の電力を使う計算になりますが、インバーターにノートPCをつないだ状態で直流電流をテスター計測した所、約 3.5A 流れていましたので実際にはインバーターのロス等を含めた実測値で 42W です。(力率などがよく、0.8 とか 0.85 とか言われますので、大体あっています)
42W × 20h で再計算しますと、840W の消費です。

ちょっと話がずれますが、今回のノートの場合、DC(バッテリー) - DC(インバータ)AC - AC(アダプタ)DC - 本体と変換していますのでロスがでっかいです訳です。

ノートのアダプタを見ると、出力が 19VDC 1.65A となっていますので、12VDC から 19VDC 昇圧して突っ込んでやれば、少なくともインバータのロスは無くなるのですが。
DC-DC コンバータに Output 19V なんて無い(^-^;
(少なくともコーセルのカタログにはありませんでした)

ノートのアダプタもその本体に合わせてある程度最適化した上での電圧や電流の決定。という形になっているのだと思いますが、12V or 24VDC とかに規格を決めたらアダプタの汎用化が出来て使い回しが出来て、無駄が減るんじゃないかなーなんて思ったり。
第一ノートのアダプタなんて大量生産しているのに、その都度変わるから単品でのコストが下がらないのだと思うのですよ。

閑話休題

発電量を 60W と仮定して、日照時間を 10:00 から 16:00 の 6時間とします。360W の発電量です。

単純計算で発電量の方が多いですが、運用時間が 3倍以上違うので当然足りません。足りない分(特に夜間)をバッテリーで補いつつという形になります。

結果的には多少足りませんが、毎日20時間も動かす訳ではありませんし、とんとんで動かせる感じに仕上がりました。ノートですのでバッテリーの電圧下がったら商用電源に差しなおせば良いだけですので余り不便にも感じません。

しかし、こうなってくるとパネル増やしたりバッテリー増設などをしたくなってきますね(^-^;

[更新日付:2011/07/21 20:09:56]
トラックバックを見る(0)
Log Link [https://akisoftware.com/cgi-bin/blom.exe?akisoft+sl+3864ab357ee15e18b8af0a931510ae90661a2141]
TB Link [https://akisoftware.com/cgi-bin/blom.exe?akisoft+tb+3864ab357ee15e18b8af0a931510ae90661a2141]

記事へのコメント

コメントはありません

名前
コメントキー
 
コメントする時はキーを正確に入力して下さい
コメント
アドレスを含んだコメントはできません
© 2008-10 A.K.I Software all rights reserved.