表題のバージョンをリリースしました。

Webmail 関連の修正が多いのですが、サーバー本体側の変更などもあります。

１）転送回数のカウント方法を追加しました。

従来は PMail Server 同士の転送のみカウントを行っていましたが、これとは別に Received: のカウントで転送を行うか否かを判定するオプションが追加しました。

メールヘッダにある Received: は MTA が受信する度に基本的に１行づつ追加されていきます。
厳密な意味での転送回数とイコールになるのですが、メーリングリストや内部での転送の場合にも追加されますので、独自のカウントを取っていたのですが、PMail Server 以外の MTA が絡む場合に、転送中断までの回数が倍になったりしますので、こちらのオプションを追加しました。

Proxy 的な面を持つファイヤウォールなども追加することがありますので、余り少ない数を指定すると内部での転送だけで中断されることがありますのでご注意下さい。

また、PMail Server は SMTP と MTA が独立していますが、チェックは SMTP で行われ MTA では行われませんのでご注意下さい。（通常は余りありませんが、アドオンなどで MTA に直接渡す場合など）

２）SMTP が処理する eml ファイルの命名規則が変更されました。
これは 1.xx 系にも適用されます。
2.05a2 で行ったスレッド管理方法の変更の為です。

３）Webmail 関連の修正や追加

1.xx 系は約１月ぶりの更新となります。
新しい機能追加は殆どありませんが、修正はそこそこありますので、1.xx 系をご利用のユーザー様もパッチを当てて頂ければと思います。