表題のバージョンをリリースしました。

PMail Server2 Alpha版はbeta版リリース前のテスト用バージョンです。動作保証はありませんので適用にはご注意下さい。

Version 1.88 からの差分になっています。

修正点として、MTA for STARTTLS が有効になっている場合に配信先サーバーが DATA コマンドに対してエラー応答をした場合に、正しくスレッドが終了しない場合がある不具合の修正が行われています。（滅多に発生しませんが）

もう１点、POP3S と IMAP4S のみを有効にするオプションの追加が行われています。

このオプションについては以下の点にご注意下さい。

POP3 over SSL と POP3 for STARTTLS は別のポートです。

POP3 over SSL は、通常の POP3 ポートでは無く POP3S ポートを利用して SSL/TLS 通信を行います。

POP3 for STARTTLS は、通常の POP3 ポートに接続後にSTARTTLS を開始するコマンドを使って SSL/TLS 通信を開始します。

その為、STARTTLS コマンドを使って SSL/TLS 通信を行うクライアントをユーザーが利用している場合、このオプションを有効にしますと、STARTTLS コマンドを使用するクライアントは利用出来なくなりますのでご注意下さい。
（IMAP4 も同様です。）

SSL/TLS 関連のチェックもほぼ終了し、当サーバーでも実際に本運用させテスト期間に移行していますので、特に問題が出ない場合は、次の版で alpha版から beta版に移行する予定です。


更新ファイルは当サイト Web Cabinetからダウンロードすることができます。

Alpha版についての質問、ご指摘は、当サイト PMail Server 専用掲示板にてお願い致します。