勝手に電源が切れる症状。これを確認すべく・・・

余計な外因を省くため、電源のスイッチは戻して、先日購入したヒートシンクを底面に装着。
商用電源への切り替え機も停止してチャーコン（PV-1230）からの入力固定に変更。
入力電圧は正常（グリーン）出力電圧は120W前後SK-700 内蔵のファンは回っている状態です。

当然ですが、セーブモードはＯＦＦです（笑）

この状態で温度計を備えて朝から他の作業をしながら張り付いていましたが、11:00 位に一度目の電源断が発生。

即座に温度を測定した所、表面は 37度、内部（温度計を突っ込んだだけですが）41度ちょいくらいです。
この時の室温は 31度です。

いつでも商用電源に切り替えできるように、そのまま放置して見ていると20秒位たったら勝手に復帰。

次に更に負荷を下げて 70W 前後に。
SK-700 内蔵ファンは回っていない状態です。
温度は上記の状態から -1〜-2度くらいです。

案の定、１０分くらいしたら、再度電源が落ちました。
今度は１秒くらいで復帰。

完全に SK-700 が勝手に電源落ちる事に決定です。

ちなみに１度交換している物ですし、この症状が出始めたのはここ１カ月くらいの話ですので、初期不良ってことはあり得ないでしょう。

一応ですね、SK-700 のマニュアルを見ますと温度保護は 70度に達した時点で保護回路が働くとなっています。
再開は45度です。

その割に、マニュアルには
「周囲温度が0 から40℃以内で空調があればさらに良い。」なんて逃げが書かれていますが。

そもそもね、空調が動いている所で、独立系電源なんていらないのよ。700W のインバーターを稼働させる為に、クーラーが入った部屋で室温下げてねーってこと？
そのクーラーの電力はどこから出てくるのよ（笑）
保冷剤でも載せておけってことかな？

これで独立系電源のパイオニアなんだそうですよ。

まぁ、熱だとすれば、マニュアルに書かれている事はウソッピーってことになりますし、そうでなければ購入したのは昨年の 10月ですので、１年もしない間に１度交換した上で故障したってことになります。

コンデンサがパンクとかって可能性もあるけどさぁ、そこまで確認しとれんよ。私は DENRYO のテスターじゃないんだし。（接触不良などは当然確認済みです。）
使い物にならんじゃん。これ。いや、マジで。

SK-700 の先に UPS かましているので、数十秒の電源断なら致命的な影響はないけど、噛ましてなかったら電源落ちてアウト。きっちり落ちるならまだしも、１秒前後の電源断があるのもタチが悪い。

問い合わせしても、また返事来ないだろうし、どうせあと２カ月くらいで保証も切れるし。
というか、自分で開けてるから保証を受けようと思わないしね。
明日壊れたら保証期間であっても捨てて PowerTite社辺りのインバーターを新規購入しますよ。

2012/08/17 追記

ここ最近発生していなかったのですが、08/16 に再度症状が出て、今度は暫く復帰しなかったので、その間にテスターで全て再チェックしてみました。

本体表面温度→普通（32℃）
制御回路→正常動作
リレー回路→正常動作
リレーへの印加電圧→正常の 11.5V
リレーの目視チェック(LY2 なので中が見れる）→正常
リレーの抵抗→正常（0Ωで ON になっている状態）

完全に内部でカットされているようですね。
一旦リレーを外して（SK-700 を OFF にする）再度、スイッチをショートさせても復帰しないので、保護回路が誤動作しているようです。
当然ですが、埃などでファンの回転が鈍いとか詰まっているとかそういうのはありません。

結果的に温度センサーが非常に怪しいように思えます。
冬場になって完全に鎮静化すれば、まさにビンゴかな、と。
もしくはマニュアルの記載が嘘か。

どうしても頻発するようなら、センサーはＫ熱か Pt かどっちかだと思いますので、適切な抵抗でショートさせて黙らせようかと思います・・・（^-^;