IIS のログ形式はデフォルトでW3C拡張形式というフォーマットで記録されていますが、わかりやすいと言えばわかりやすいのですが、目で追うのはちょっと大変です。

ちょっとサーバーの転送量を知りたかった為、W3C拡張形式のログを解析するソフトを探していたのですが、英語だったり表示形式が好みでは無かったりと気に入ったソフトが無かったのでサクッと作ってみました。


名前もなにも決まっていません。まだ適当です。


こちらはトータルの量です。
ファイル種別別に送信したファイルサイズを集計しています。


こちらはトップフォルダ？別の量です。トップフォルダというかトップページにあるファイル及びフォルダ内の合計という感じです。
cgi-bin の中が多いですね。殆どこのブログ内の画像などの参照数です。


こちらは画像タイプの個別の量です。

ツール自体は主に転送量を計測する為のツールになっていますので、SC-BYTES(Server - Client Bytes? サーバーからクライアントへ送信したサイズのようです）を使って実際の送信量を計算している訳です。

解析結果は HTMLで出力しますが画面にもありますように 追加でCSV 形式でも出力できますので Excel などに読み込ませればグラフで出したりすることもできると思います。

サーバー運営で気にする点の一つとして１日の転送量がどれくらいになっているか？ってのがあります。
１日のＵＰ帯域が制限されている場合もありますので、そのような場合は、これでどのファイルの参照数が多いとか送信サイズが多いとかをチェックすれば「この画像は参照数多いから少し画質を落とそう！」とかサーバーを軽くする目安にすることもできます。

使い方は簡単で W3C拡張形式のログを指定すると中身を解析してレポートを作成します。
インストールはお約束で解凍するだけ。いらなくなったらザックリ削除形式です。インストーラなんかありません。

需要がありそうでしたら、フリーソフトとして公開しようと思っていますが、需要ってありますかねぇ？
機能的に高機能な解析ソフトは一杯ありそうなので公開するだけ無駄無駄って気がしないでもありません・・・