表題のバージョンをリリースしました。

矢継ぎ早のリリースですが、修正と機能追加と変更です。

修正は Webmail 関連のちょっとした修正です。
致命的な不具合ではありませんので、気になる方は更新を行ってください。

機能追加はエイリアス関連の機能の追加です。
従来の alias 変換機能は、ユーザーチェックが行われる度に変換が行われます。
挙動を把握していればちょっと変わった処理が可能になるのですが、複雑な分意図しない動作になる場合があります。

そこで、from_alias と rcpt_alias という２種類のエイリアスを追加しました。
それぞれ、SMTP 中の MAIL FROM: （又は RCPT TO:）が実行された時に単純に置換を行います。
これはアカウントの切り替えなどでは無く、例えば rcpt_alias に
hogehoge@example.com,null@example.com
と設定しておくと、RCPT TO: で numm@example.com を指定されたと同じことになります。
変換後はローカルユーザーであれば、アカウントの切り替えも行われますし「外部のメールアドレスを指定すれば外部宛てのメールとして扱われます。」

最後に変更ですが、更新履歴には単純に、スレッド管理方法の改善と書いてありますが、内部処理的に割と大きく変更を行っています。
動作的にはまったく変わりませんが、より安定した動作になっているはずです。

この修正は 1.xx 系にも適用され、次の 2.05b をリリースする際に、1.90f としてリリースする予定でもあります。