最近オフの時間を全てバンディットに費やしている気がします。

さて、予告したように本日のメニューは「おニュープラグのマリネ」の予定でしたが、現在使っているプラグはキャブのオーバーホール前に新調したものですので、旧プラグのカーボンを取り除いた上でソテーして再度取り付けることにします。

昨日ニードルの位置をワッシャーを入れて上から１．５段にしてありましたので、軽く流してプラグの状態を確認します。（調子の悪い回転数に合わせて暫く走行して、キルスイッチで停止して確認）
「湿ったかぶり」では無いけど「カーボンが付着したくすぶり」状態です。碍子はまだ焼けるほど走っていないのでブラシで擦ってみたら白いままです。

ナイロンブラシでゴシゴシとカーボンを取り除いてガスレンジでジリジリと焼きます。
程よく焼けた所で、取り付けようといそいそとバンディットの元へ行くときに・・・

ポロッ、ぐしゃ・・・

はい、プラグ１本を落としてしまい電極が思い切り曲がりました。修正できるレベルでは無かったので結局プラグを買いに行くハメになりました。（プラグって意外と高いのです、１本\750くらいします。）

新品のプラグを買ってきてモリブデンでグリスアップして取り付け。
改めてパイロットスクリュを標準位置に戻して調節をしてみました所、ほぼ標準位置である 1 + 1/2 (±60度)で安定しました。キャブのインナーパーツをほぼ新品にしている効果があるようです。
しかしカーボンを取り除いたので少し調子が良いのですが今ひとつです。4,000rpm 〜 6,000rpm（開度は 1/8くらい） で「ボボボボボボボボ・・フォォオオン」と一旦もたついてから吹け上がります。
今ひとつどころか、今４つくらいです。

原因がわからず試行錯誤していた時にふとエキパイを触ってみたのですが、＃１〜３は作業用グローブごしでもかなり熱いのがわかるのですが、＃４だけほんのりと暖かい程度でどうみても半死状態ぽいです。

プラグの着脱を繰り返していましたので、もしかしてと思いプラグコードを引っ張ってみたら＃４だけ少し捻っただけで外れてしまいました。
どうやら着脱をしている間にプラグコードにねじ込んでいる箇所が緩んだようです。

どうせならプラグコードを交換しようと思い、バイク用品店に赴き SplitFire のコードとイリジウムプラグを購入！













する予算など無いので、汎用のシリコンコードを２ｍほど購入。1m で \1,300くらいです。
イグニッションコイルを外して古いプラグコードを取り外し同じ長さに切ったらきっちり 1m になりました。
ついでに接点を磨いて（コイルの１次、２次抵抗も計測し）
接点復活剤も吹きかけて組み直します。

Memo
車体進行方向に向かって取り付け位置
左側上：＃１　右側上：＃２　
左側下：＃４　右側下：＃３


ドノーマルで乗りたいと思っているのですが、少しハデに・・・

これでどうかなー？とエンジンを掛けてみたところ、今４つくらいが今ひとつくらいに改善されました。
まだフケ上がりは少々悪いのですが、完全な失速やストールするようなことは無くなりました。

これでセッティングを詰めていけば綺麗に仕上がるかもしれません。少しづつ光が見えてきた気がします（笑）