予定よりも１週間ほど延びてしまいましたが無事にリリースとなりました。

全体的に細かな機能追加や変更が行われています。
主な変更点は
１）Webmail の機能の追加と修正

メールの一覧からチェックボックスで選択したメールを移動することができるようになっています（ゴミ箱へ移動すれば削除となります）
以前からちょくちょくご要望を頂いていた機能なのですが、Java Script を使わないと出来ない為、腰が重かったのですが別口の変更（出力HTML量の削減）の為に Java Script を使うことにしたので、一緒に変更しました。
小さな変更ですがインターフェースに直結する部分ですので使い勝手は良くなりました。
それ以外にも細かな修正も加えられています。

２）1.75a で導入した機能ですが、改めてご説明しますとサーバー本体で DNS サーバーを参照した際にループバックアドレスが結果に含まれている場合、ループバックは無視するようになっています。

ネットワークの構成に影響する変更の為、悩んだのですが海外の DNS サーバーでループバックを設定してある DNS が存在する為（設定のミスなのか、それとも spam サーバーが自動返信等で spam サーバへメールが飛んでこないようにする為にループバックを指定しているのか、どちらなのか不明なのですが・・・多分後者だと思いますが）導入となりました。
以前にも似たような制限を加えておりましたが、今回見つかったケースとして、MX 10 に IP アドレス。MX 20 にループバックを設定し、MX 10 に設定されている IP アドレスではSMTPが建っておらず、MX 20 を試すとループバックを参照させられると言った凝った？ことをしているようでした。

この変更で、「内向きDNSサーバー」を建てており、自サーバ向けの配信に LAN/WAN の IP アドレスでは無く、ループバックアドレスを意図的に設定してある場合でも配信が出来なくなりますのでご注意下さい。
（殆どのサーバーで該当することは無いと思います。
ただし、ファイヤウォール等で中と外を分けており、ファイヤウォール内に内向き DNS を建てているケースなどで該当する可能性があります）

詳しい更新内容については更新ファイル同梱のupdate.html をご参照ください。

更新ファイルは Web Cabinetからダウンロードをお願い致します。