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静岡県浜松市であれこれソフトを開発している A.K.I Software のブログです。日々の開発日記やサーバー・セキュリティ関連の話題なども掲載。
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07/12/07 09:29 / PMailServer2

アドオン実行について先日の記事から仕様を変更しました。

ドメイン単位で実行されるアドオンは各ドメインフォルダに作成されるテンポラリファイルに対して処理が行われます。
この時に、user_addon.txt / nouser_addon.txt 共に実行後にこのテンポラリファイルは削除されるようになります。

当初の仕様では必要無いテンポラリはアドオン側で削除するようにしていたのですが、逆に残したい場合はアドオンの中でバックアップするようにして貰う為です。
これには意味があり、アドオンはパイプでは無くファイル単位でサーバ本体と受け渡しを行う為に(アドオンとテンポラリはパイプでも処理が可能)アドオンの中でファイルを削除すると処理後の emlファイルをサーバ本体が受け取ることが出来なくなる為です。この場合テンポラリファイルをアドオンで削除することが出来なくなる為、どんどん貯まってしまう為、基本的な動作として

1)サーバ本体がテンポラリを作成
2)アドオンのオプションに %m で受け渡して処理
3)サーバ本体が2で処理されたテンポラリを読み込み
4)サーバ本体がテンポラリを削除
という流れになります。
また、user_addon.txt(ドメイン内にアドレスが存在し除外されない場合)上記の3で処理されたメールに対して以降の処理(フォワードやフィルタ)が行われるようになっている為でもあります。

この機能は旨く応用すれば、コマンドラインで実行できるアンチウィルス等を組み合わせることが可能かもしれません。
(アドオン1行目に受信したメールに対してチェックを行い、メールヘッダ等に特定の文字列を書き込んでくれるのであれば、2行目にその文字列を判定するアドオンを作成し、問題があればアドオン側でテンポラリを削除すれば、以降の処理をサーバ本体は処理しない為です。SpamAssassinなどはメールのヘッダにX-Spam-****: などを記録しますので)

[更新日付:2007/12/07 09:29:39]
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