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静岡県浜松市であれこれソフトを開発している A.K.I Software のブログです。日々の開発日記やサーバー・セキュリティ関連の話題なども掲載。
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Powered by BLOM PMailServer2 マルチプロセス その2
小さくも大きくも閉じたりもしません
18/03/22 05:18 / PMailServer2

ほぼ缶詰状態で、マルチプロセス処理のコーディングをしています。

ここ10日程、仕事と買い物以外外に出た記憶が殆ど無いような・・・(笑)

ある程度、仕様を決定しまして、進捗状況としては

1)スタンダード版とプロ版で起動できる子プロセス数に違いがあります。

取りあえず1接続最大 100だとして、プロ版は最大5プロセスまで起動できます。
プロ版で最大に設定すれば、同時接続 500 になります。

ストレステストも行っていますが、Core i3 2.4GHz / Mem4G / SSD 520GB(SATA 3Gbps) / Win7 (要は開発PC)で、同時接続 400 くらいは捌いていますので、中規模程度であれば構築は可能では無いかと思います。
(ボトルネックになっていたのは、SATA 3Gbps だったので 6Gbps ならば更に上も行けると思います。)

スタンダード版での子プロセス数はかなり制限する予定です。
意味合いとしては、少しマルチプロセスで動かしてみる試用版的な位置付けです。

2)通信部分のかなりの箇所を最適化しています。

マルチプロセスとの共通化の為、半分くらい作り直しています。
長らく手を入れていなかった箇所ですが、上記のお陰で、処理がスムーズになり、パフォーマンスも若干上がりました。
またいくつかの処理については、仮想メモリ上で扱うように変更を行いましたので、処理の遅延が減っています。

3)シングルプロセス-マルチスレッド、マルチプロセス-マルチスレッドの、いずれかのモードを選択できるようにしました。
前回の記事の通り、マルチプロセスモードは親プロセスを中継して処理が行われる為、キャパは広がるがパフォーマンスは下がる(と言っても極々僅かですが)ので、ユーザー数が少ない場合は、シングルプロセスモードの方が良いという場合もありますので、切り替えできるようになっています。

4)コーディング状況にも寄りますが、場合によっては 2.36a からベータ機能として利用できるようにするかもしれません。


マルチプロセス機能ですが、気の早いユーザー様から「PMailServer3 になりますか?」とお問い合わせを頂いているのですが、PMailServer2 のままでマイナーバージョンアップ(無償)での対応となります。

変更規模から言えば、PMailServer3 で有償バージョンアップも視野に入るのですが、正直言うと、お問い合わせを頂くまで、すっかり忘れてコーディングしていました。

元々 PMailServer3 は 64bit版で予定していたのですが、全然進んでいませんので、現時点では PMailServer2 の新機能としてご提供する予定です。

ただし、Windows っぽく、大規模構築用に Pro の上に Enterprise版を作るかもしれません。
需要は殆ど無いと思いますが :-)

[更新日付:2018/03/22 05:18:20]
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