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静岡県浜松市であれこれソフトを開発している A.K.I Software のブログです。日々の開発日記やサーバー・セキュリティ関連の話題なども掲載。
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《《《 ネットワーク機器の購入は Amazon で! 》》》
Powered by BLOM RTX830 の DNSサーバ(リカーシブDNS)で IPv6 が引けない件
小さくも大きくも閉じたりもしません
17/12/21 00:07 / IT関連

先日 RTX830 を購入した際に IPv6 が引けない件で YAMAHA さんから返答が。

実は連絡頂いく前に DNS server の設定で回避できそうだなとは思っていたのですが、回避策としては想像していたような回答でした。

実際に頂いた回答は

DNS server select 500001 pp 2 aaaa . restrict pp 2
DNS server select 500002 pp 1 any . restrict pp 1

てな感じでして、うちの場合は pp 1 が IPv4 PPPoE で pp 2 が IPv6 PPPoE にしてあります。

上記の設定を、簡単に言えば、

1) AAAA の問い合わせで、全てのドメイン or ホスト名(ピリオド)は pp 2 の DNS に問い合わせてね。落ちてたら次ね。

2) それ以外(ANY)の問い合わせで、全てのドメイン(ピリオド)は pp 1 の DNS に問い合わせてね。落ちてたらシラナイヨ。

(pp 1 / pp 2 の DNS サーバーは PPPoE の時点で自動取得前提。というか普通してる)


うん。「回避」はできるんだ。これで。

でも、期待していた答えは、条件によって問い合わせ先を選択するんじゃないんですよ。


そもそも論なんですが、DNS の問い合わせは IPv4 / IPv6 関係ないんですよ。
A で問い合わせれば IPv4
AAAA で問い合わせれば IPv6
もうフォーマットも決まっています。

もっと簡単に言えば、IPv4 でうちのサイトにアクセスしても、IPv6 でアクセスしても(実際には IPv6 じゃ接続できませんが)トップページの内容は同じ html なんですよ。
特別な処理を入れない限り「データは同じ」なんですよ。

IPv4 PPPoE のみで接続していても、nslookup でふつーの DNS サーバーを指定して set type=AAAA してから www.google.com を検索すれば IPv6 のアドレスが引ける訳です。

あきらかに RTX のリカーシブDNS の実装が特殊っぽいんですよねぇ。
まぁ、不具合とまでは言いませんし、そういう仕様だと言われればその通りかもしれないんですが、ちょっとモヤモヤとする仕様ですね。

[更新日付:2017/12/21 00:07:11]
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