2段階認証について

本機能は PMailServer2 Version 2.33 以降で利用することができます。

2段階認証は以下のプロセスにて設定が行われます。
  1. 該当ユーザーが Webmail にログインを行います。
  2. オプションの動作設定で、2段階認証用のメールアドレスを登録します。
    この時点で指定されたメールアドレスに PMailServer2 を経由して設定を有効にする為のコードが送られます。
    またサーバー側の該当ユーザーのメールボックスに enable2ndcode.txt というファイルが生成され、実行された時間を設定を有効にする為のコードが記録されます。(*1)
  3. 該当ユーザーは同設定画面にて、受け取った設定用コードを入力し、2段階認証を有効にします。
    正しい設定用コードが入力された場合は、設定が有効になります。コードを誤った場合等は設定は初期化され無効化されます。

2段階認証は、その性質上ユーザーが誤って設定を行った場合、ユーザー自身が解除する方法はありません。(リマインダーなども最終的には別の個人を認識できるメールアドレス等が必要となり、秘密の質問も大抵のユーザーは忘れる為です。忘れないように簡単な秘密の質問にした場合、結局の所推測されやすくなったりと余り意味が無いと思われる点もあります。)
その為、設定の有効化自体も2段階になっています。

また、設定時は有効であったメールアドレスであっても、その後メールアドレスの変更などで有効なメールアドレスへアクセスが出来なくなった場合などはサーバー管理者が手動にて解除を行う必要があります。

サーバー管理者が該当ユーザーの2段階認証を解除するには、該当するメールボックスを開き、pmum.cfg をメモ帳などで開いて、SECONDCONFIRM= の右側のアドレスを削除して下さい。

(*1) 2段階認証コード自体は有効時間(60秒)がありますが、設定用コードは原則として有効期限は無く、入力が行われるまで有効となります。ただし設定をクリアした場合、又は設定用コードの設定に失敗した場合(入力せずに他の設定を行った場合も含む)は無効となります。


2段階認証は、Webmail で ID/Password を Cookie を記録し、且つ、ログイン画面をスキップできるように設定してある場合のみ、2回目以降の2段階認証を省略することができます。
Cookie に記録していない場合、ログイン画面をスキップするようになっていない場合は、ログインを行う度に2段階認証が必要となります。