下記に示す IMAP4 は IMAP4rev1 と同義となります。
IMAP4 対応版については下記の制限があります。下記の機能については現時点で未対応又は対応予定の無い機能です。
対応を希望するお気持ちはわかりますが下記機能についての要望はお控え下さい。
LITERAL+ には非対応
現在、対応の予定はありません。
CATENATE には非対応
将来的に渡り対応の予定はありません。
サーバー側のメッセージを直接変更することができる機能ですが、メリットが見いだせません。
RFC化の理由として「メモリ等が貧弱なデバイスがメッセージをダウンロードせずに編集できるようにする為」とありますが、もう時代が違います。
ACL には非対応
現在、未実装。
同一アカウント内で、同名のサブフォルダの作成は出来ません。
IMAP4 対応版以前からの PMail Server の仕様で、サブフォルダはメールボックス直下に作成され、階層化は仮想フォルダ機能にて実現しています。
その為、同一のフォルダ名を作成することはできません。
将来的には階層化だけでは無く、フォルダ名も仮想化し対応するつもりではいますが、対応時期は未定です。
サブフォルダ名に利用できる文字に制限があります。
サブフォルダは実フォルダとしてメールボックス内に作成されます。
その為、下記の文字についてはフォルダ名として利用することができません。
' (シングルクオート)
" (ダブルクオート)
<
>
: (コロン)
/ (スラッシュ)
\
?
| (パイプ)
. (ピリオド)
行頭に #
ピリオド以外は、Windows の仕様でフォルダ名として扱うことはできません。またピリオドについては IMAP4 の一部実装とバッティングする点(PMail Server の IMAP4 フォルダの区切り文字は / ですが、ピリオドを区切りと認識する実装がある為)と、Windows の仕様でフォルダ名の最後に利用することができませんので禁止文字となります。
メールボックスへのアップロード(APPEND)はメールボックス容量の制限がかかります。
メールボックスの容量を超えている場合、又は追加するメールで超える場合、メールのアップロード(APPEND)を拒否するようになっています。
ただし、メールのコピーの場合は、この制限を受けません。
これは、IMAP4 にはメールの「移動」は存在せず「移動」は「コピーして元のメールを削除」という形で行うようになっている為です。
上記の理由から、コピーを行った時点でメールボックスの容量を一時的に超える場合があり、これを拒否すると移動自体ができない為です。
また、共有フォルダにも容量制限は行われません。
共有フォルダのルートにメールを置くことはできません。
PMail Server で利用される共有フォルダは #Shared から始まるフォルダに格納されます。
このフォルダは共有フォルダの中にあるフォルダを管理する為のフォルダで、#Shared 自身を選択することは出来ないようになっています。
その為、このフォルダにメールを置くこともできません。(IMAP4 の仕様上で、通常のフォルダと分ける為にこのようになっています)
TRASH / SENDED フォルダのリネーム・削除は行うことはできません。
Webmail から必ずアクセスが行われるフォルダの為です。
Webmail 側と合わせる場合はメールクライアント側で、送信済みとゴミ箱を合わせるようにしてください。(設定を変更できないメーラーもあります)