ポート監視機能はサーバーマネージャーが起動している時のみ有効な機能で、OS 全体の現在利用しているポートの状況を監視し、PMailServer2 のポートが停止している場合にメールでの通知やサービスの再起動を行う機能です。
ポート監視機能の動作について
本機能は、サーバーマネージャで、現在、ソケット通信を行っている、プロセス番号、プロセス名、IPアドレス(IPv4 / IPv6)、プロトコル(TCP/UDP)、ポート番号、状態を監視します。(*1)
netstat -n を一定間隔毎に行うような機能です。
(*1) 本機能は Windows Server 2003 又は Windows XP 以降のみご利用頂ける機能です。それよりも前の OS で利用する場合は、ソケット通信の監視は可能ですが、IPv6、UDP、プロセス番号やプロセス名の取得はできません。
PSMonitor と違い、実際にポートへ接続を行って確認をしていない為、以下のメリット・デメリットがあります。
監視を行う PMailServer2 のポートを指定します。複数のポートを監視する場合は、カンマ区切りで指定を行います。
通常時の監視間隔を秒で指定します。
異常を検知した場合は、監視間隔2のタイミングで処理が行われるようになります。
異常時の監視間隔を秒で指定します。
異常から正常に戻った場合は、監視間隔1のタイミングに戻ります。
監視しているポートに異常を検知した場合に、通知サーバー等の設定に従ってメールの通知を行います。
メール通知のみの場合は、管理者が対応をしない限り繰り返し通知が行われますので、すぐに管理者が対応出来ない場合はサービスの再起動もあわせて設定すると便利です。、
異常時にサービスを再起動します。
サービスが停止している場合も異常と判断されますので、自動的にサービスが開始されます。
記録ポートに設定したポート番号の状況をログに記録します。チェックが行われた時点でリモート側の IPアドレスやポート番号及びソケットの状態が記録されます。
ローカル側の該当ポートに対するプロセスID とプロセス名を合せて記録します。
ローカル側で LISTEN (接続待機)している情報はログに記録しません。
異常が発生した場合、その時に OS 側の全てのソケット情報をログに記録します。