本機能は PMail Server Version 2.01b 以降で利用することができます。
該当するメールボックス(及びそのメールボックスが管理するサブフォルダ)にPOP3 から削除することが出来ません。ただし DELE コマンドには正常応答しますので、見かけ上は削除したように見えます。(POP3 クライアント側でエラーを検知させない為)
IMAP4 対応版の場合も削除することが出来なくなります。
IMAP4 の仕様的に、以下の挙動になりますので、ご注意ください。
STORE 及び UID STORE で \DELETED フラグの設定に対しては正常に設定した応答を返します。
ただし実際に \DELETED フラグは設定されません。よって EXPUNGE コマンドによるメール本体の削除も実行されません。
STORE 及び UID STORE に対して NO 応答を返すことはしません。これは IMAP4 では複数のフラグを同時に設定することができ(例えば \ANSWERED と \DELETED を同時に設定)NO 応答をした場合、IMAP4 クライアント側でコマンド自体が失敗したと判定される場合があるからです。
IMAP4 ではフォルダ間のメールの移動が出来ますが、これは「メールの移動」では無く「別のフォルダにメールをコピー(COPY)」した後に「メールを削除する(\DELETED フラグ & EXPUNGE)」という仕組みで移動を行っています。その為、移動は成功するが削除は出来ない為、単純なメールコピーとなります。これは IMAP4 上の仕様です。
IMAP4 では APPEND によるメールの追加はできません。(Pro版共有フォルダの ReadOnly に準拠)
SMTP で受信したメールは追加されます。
Webmail から「削除」「移動」が出来なくなります。またメールのドラッグ&ドロップも出来なくなります。
ただし ReadOnly フォルダへの移動は可能です。
冒頭にも記述しましたように メールの削除不可フォルダとして扱われる為、各種フラグの設定やメールの追加は可能です。