Version 2.40 より本設定はメニューのツールから処理を行うように変更されました。
管理マネージャから各ドメインやアカウントにスプールされているメールの状況をチェックすることが出来ます。
管理マネージャを開き「スプール状況」のページを開いてから「全スプールを確認する」ボタンを押します。
転送待ちメール数
外部へ転送されるメールの数が表示されます。メールの送信直後や転送先のエラー等による再送メールが無い限り普段は0になっています。
転送待ちメールサイズ
外部へ転送されるメールのトータルのサイズが表示されます。メールの送信直後や転送先のエラー等による再送メールが無い限り普段は0になっています。
バックアップメール数
ローカルユーザーが送信したメールをバックアップした場合にのみカウントされます。sendback フォルダに入っているメールの数が表示されます。
バックアップメールサイズ
ローカルユーザーが送信したメールをバックアップした場合にのみカウントされます。sendback フォルダに入っているメールの総サイズが表示されます。
ドメイン
各ドメインでメールボックスに入っているメールの総数と総サイズが表示されます。
アカウント
各メールボックスに入っているメールの総数と総サイズが表示されます。
アカウント管理ページに表示されている順番で表示されます。(アカウント管理ページの各項目をクリックすることにより並び替えが出来ます)
アカウント欄に表示されている項目はメールアドレス(エイリアス@ドメイン)では無く、アカウント@ドメイン名です。メールアドレスについてはエイリアスの項目を参照して下さい。
また、1つのアカウントに複数のエイリアス等が割り当てられている場合、最初の1つ目が表示されます。
UIDL整理
UIDL は「Unique ID List」の略で、サーバにメールを保存しておく場合、重複してメールの読み取りを行わないようにする為のサーバ内部で割り当てられる ID です。
このチェックが有効になっている状態で「全スプールを確認する」ボタンを押した際にローカルに保存されている IMD の整理及び UIDL の再構築作業を行います。
この機能を利用する際にはサーバが停止している必要があります。
Version 2.21b よりサーバー稼働中でも SMTP(IMAP4対応版は IMAP4も同時に)メンテナンスモードにしている場合に限り実行可能となりました。
ユーザーのメールボックスへ直接メールファイル(EMLファイル)を保存した場合。
サーバの移行作業で直接メールボックスへファイルを保存した場合は必ず実行して下さい。
IMD が無い場合、新規の ID が割り当てられます。
ユーザーのメールボックスから直接ファイルを削除した場合
UIDL整理を行わなくとも動作には影響しませんが、UIDL を保存してあるファイルにゴミが残ります。大量のファイルを直接削除した場合(*1)は若干ながらパフォーマンスに影響しますので整理を推奨します。
メールボックスロック
サーバーの停止及びメンテナンスモードに移行できない状況で UIDL整理を行う必要がある場合に利用します。
メールボックスロックが有効になっている場合、UIDL整理を行っているメールボックスのみに対して SMTPでのメールの受信及び IMAP4対応版の場合は APPEND でのメールの追加等を禁止します。
●●● サーバー稼働中に UIDL整理を行う場合の注意点 ●●●
UIDL整理は原則としてサーバーを停止した状態で行う必要があります。メンテナンスモードやメールボックスロックでの実行については下記の問題が発生する場合があります。
(*1) サーバ管理者が、ユーザー宛にフィッシング詐欺のメールなどが届いている場合、検索を行いまとめてメールを削除する必要がある場合などがあります。
サーバ版では無いアンチウィルスソフトの使用は動作保証は致しませんが、そのようなソフトを利用してスプールフォルダ内のメールを直接削除した後などでもご利用頂けます。
各スプールフォルダ内に uidl.txt というファイルが作成されますが、このファイルをサーバ稼働中に直接開いたりなどの操作や処理は絶対に行わないで下さい。受信したメールが正常に読み取れなくなる場合があります。
単独EML追加
EMLファイルと、uidl.txt を指定し、ユーザーのメールボックスに EML ファイル(メール)を追加します。
PMailServer2 のメールボックスに1つのEMLファイルを追加する場合に利用します。
全文検索を行う際には検索用キーワード欄に検索したいキーワードを入力してキーワードでの全文検索ボタンを押します。
キーワードは1行につき1ワード設定してください。全文検索はメール本文が JIS や SJIS、EUC または Quoted-Printable 等に変換されている場合自動的に S-JIS に変換され検索が行われますので文字コードを意識する必要はありません。
添付ファイルは検索外となります。従って Base64 等でエンコードされたコードを検索ワードに入力しても検索結果には反映されません
添付ファイルを分解を押すと添付ファイルを取り出し、取り出したファイルの先頭にメールの拡張子を除いたファイル名が追加されます。
(例)
20050408123412500.eml の中に test.zip が入っている場合は 20050408123412500---test.zip として出力されます。
元々のメールはそのままです。