動作確認バージョン
Windows 版 Apache HTTP Server 1.3.33
Windows 版 Apache2 HTTP Server 2.0.54
デフォルト設定でのインストールを行うと C:\Program Files\Apache Group\Apache\ へインストールが行われます。
以下では下記のフォルダ設定でインストールを行った前提での説明となります。
cgi-bin フォルダで CGI の使用を許可させる設定を行います。
インストールフォルダ下にある conf フォルダ内の httpd.conf をメモ帳などで開きます。
ScriptAliasの箇所を変更します。
青色の箇所は、cgi-bin フォルダ
灰色の箇所は、Apache インストール時の初期設定
ScriptAlias /cgi-bin/ "C:/Program Files/Apache Group/Apache/cgi-bin/" <Directory "C:/Program Files/Apache Group/Apache/cgi-bin/"> AllowOverride None Options None Order allow,deny Allow from all </Directory> |
ScriptAlias は http://<サーバのIP又はホスト名>/cgi-bin/ を "C:/Program Files/Apache Group/Apache/cgi-bin/" にエイリアス
設定を行っている箇所です。
<Directory>から</Directory> の箇所は、指定したディレクトリ内の動作等を設定する箇所です。(詳しくは Apache のマニュアルを
参照)
Apache2 で画像が表示されない場合
上記の<Directory>から</Directory>の間に下記の赤字の設定を追加してください。
<Directory "C:/Program Files/Apache Group/Apache/cgi-bin/"> AllowOverride None Options None Order allow,deny Allow from all AddHandler image/gif .gif AddHandler image/jpeg .jpg AddHandler application/x-shockwave-flash .swf .flv AddHandler video/mp4 .mov .3gp </Directory> |
上記の設定は、ファイルの拡張子が .gif .jpg の場合に、それぞれブラウザに対して、GIF画像、Jpeg画像として送る設定です。
また、アップロードした動画を再生する場合の為に、.flv / .mov / .3gp を追加しています。
製品版の場合は、付属の Flash Player を動作させる為に、.swf も追加しています。
Apache2(2.0.54)では、cgi-bin フォルダ内の全てのファイルを CGI として扱う為、画像ファイルを別途指定する必要があります。