接続時ウェイト
接続時にウェイトを指定します。
デフォルトで 100ms のウェイトが入っています。
ウェイト値を下げれば下げる程、MTA / MUA から接続が行われた際のレスポンスが良くなりますが、その分 CPU / NIC に負担がかかります。
特に大量に接続が行われる際にウェイトを減らすことにより、高速に応答することが可能になりますが、NIC 等のキャパを超えた場合に問題が出る場合があります。
具体的には性能の低い NIC を利用している場合、NIC ドライバー側でエラーが発生し接続エラーになる等です。
ログ排他的処理
ログファイルを記録する際に、複数のスレッドから同時に書き込みが行われた場合排他的処理が行われますが、その確認時間とリトライ回数を指定します。
トータルのタイムアウト時間は単純にウェイトxリトライ回数になりますので、ウェイトが 1000ms リトライが 10 の場合は、10秒がタイムアウトになります。(タイムアウトになったログは記録されず破棄されます)
ログ出力の負担は大量接続の場合にログレベルが高いとかなりの負担になりますのでログをロストしてもパフォーマンスを上げたい場合は、ウェイトを短くしリトライを減らすことによりパフォーマンスをあげることができます。
注意点としては、ウェイトを短くしリトライを増やすとその分だけ CPU 負荷が上昇します。