動作確認バージョン
Windows 版 Apache HTTP Server 1.3.33
Windows 版 Apache2 HTTP Server 2.0.54

• 下記の記載は PMail Server の CGI を設定する為の必要最低限の設定方法です。
• Apache HTTP Server の設定の詳細は Apache HTTP Server のマニュアルを参照して頂くと共に、お使いの環境に合わせて設定を変更して下さい。
• 現在、Apache HTTP Server は「Apache」と「Apache2」の２バージョンが存在しますが、以下の説明では、両者とも統一して「Apache」と記載します。
• Apache/Apache2 に関するご質問については A.K.I Software では一切受け付けておりません。下記の記載項目は設定をされる場合の資料としてお使い下さい。
• 本ページに記載されている情報は将来的に Apache/Apache2 の仕様変更と共に内容に違いが出る場合があります。

1. Apache がインストールされていない場合は、まず Apache のインストールを行います。
   Apache のインストール方法は Apache 付属のドキュメントを参照して下さい。

2. デフォルト設定でのインストールを行うと C:\Program Files\Apache Group\Apache\ へインストールが行われます。
   以下では下記のフォルダ設定でインストールを行った前提での説明となります。

   インストールフォルダ
   C:\Program Files\Apache Group\Apache\
   ドキュメントルートフォルダ
   C:\Program Files\Apache Group\Apache\htdocs\
   cgi-bin フォルダ
   C:\Program Files\Apache Group\Apache\cgi-bin\
3. 設置したい CGI（pmam.exe/pmum.exe/pmc.exe/pmmls.exe）を cgi-bin フォルダへコピーします。
   Webmail を利用する場合は必要な画像ファイル(logo.gif / pmcursor.gif )も cgi-bin フォルダにコピーします。
   アイコンを利用する場合は cgi-bin の中に「icon」フォルダを作成しその中にコピーします。

4. cgi-bin フォルダで CGI の使用を許可させる設定を行います。
   インストールフォルダ下にある conf フォルダ内の httpd.conf をメモ帳などで開きます。
   ScriptAliasの箇所を変更します。
   青色の箇所は、cgi-bin フォルダ
   灰色の箇所は、Apache インストール時の初期設定

   ScriptAlias /cgi-bin/ "C:/Program Files/Apache Group/Apache/cgi-bin/" <Directory "C:/Program Files/Apache Group/Apache/cgi-bin/"> AllowOverride None Options None Order allow,deny Allow from all </Directory>

ScriptAlias は http://<サーバのIP又はホスト名>/cgi-bin/ を "C:/Program Files/Apache Group/Apache/cgi-bin/" にエイリアス 設定を行っている箇所です。
<Directory>から</Directory> の箇所は、指定したディレクトリ内の動作等を設定する箇所です。（詳しくは Apache のマニュアルを 参照）

Apache2 で画像が表示されない場合
上記の<Directory>から</Directory>の間に下記の赤字の設定を追加してください。

上記の設定は、ファイルの拡張子が .gif .jpg の場合に、それぞれブラウザに対して、GIF画像、Jpeg画像として送る設定です。
Apache2(2.0.54)では、cgi-bin フォルダ内の全てのファイルを CGI として扱う為、画像ファイルを別途指定する必要があります。