PFX(PKCS#12)形式の証明書インストール

PMailServer2 は、Windows の証明書ストアを使って証明書を利用します。
証明書のインストールは

の2種類があります。
どちらを選択しても利用することはできますが、証明書のインストール方法が違いますので、別アカウントでの利用又は LSA での利用をご確認の上インストールを行って下さい。

アカウントを作成して証明書のインストール

  1. コントロールパネルの「ユーザーアカウント」等でアカウントを作成してください。
    例)PMS

  2. 上で作成したアカウントで Windows にログオンします。

  3. 作成または取得した *.p12 ファイルをダブルクリックします。


    次に進みます。

  4. 証明書は PKCS#12 で秘密鍵も含めた証明書が必要です。PKCS#7 では御利用できませんのでご注意ください。

  5. 秘密鍵を作成した時に入力したパスワード(パスフレーズ)を入力します。


    このとき「このキーをエクスポート可能にする」に必ずチェックを入れて下さい。

  6. 証明書を保存する証明書ストアの場所を指定します。


    ここでは「信頼された発行元」にインストールを行います。
    中間証明機関等から発行された証明書をインストールする場合は、それに合わせて下さい。

  7. PMailServer2 の実行アカウントを変更します。


    「管理ツール」の「サービス」から PMailServer2 を選びプロパティのログオンから、最初に作成したアカウントを選び対応するパスワードも設定します。
    サーバーマネージャーからサービスのアンインストール後、再度インストールしますと、ローカルシステムアカウントでのインストールになります。
    頻繁にアンインストールとインストールを行う場合は、pmservice.exe と同じフォルダに pmservice.account というファイルを作成し、下記の書式に従って記述を行って保存して下さい。

    pmservice.account は次回インストール時から有効になります。


ローカルシステムアカウントを利用して証明書のインストール

  1. 管理者権限を持ったアカウントでログインします。

  2. Win キー + R などでファイル名を指定して実行を開く。


  3. mmc [Enter] で「Microsoft 管理コンソール」を開きます。

  4. 管理コンソールのファイルメニューから「スナップインの追加と削除」を実行します。


  5. 「証明書」を追加します。この時「スナップインで管理する証明書」を「コンピュータアカウント」にします


  6. コンピュータの選択はローカルコンピュータを選択します

  7. 証明書のスナップを追加出来たことを確認して閉じます


  8. 証明書をインストールする証明書ストアを選択します。
    ここでは「信頼された発行元」を選択しています。御利用の環境に合わせて選択を行って下さい。

  9. 右側にある「操作」から「証明書」「他の操作」「全てのタスク」「インポート」を選択します。


  10. 次に進みます。

  11. 証明書は PKCS#12 で秘密鍵も含めた証明書が必要です。PKCS#7 では御利用できませんのでご注意ください。

  12. 秘密鍵を作成した時に入力したパスワード(パスフレーズ)を入力します。


    このとき「このキーをエクスポート可能にする」に必ずチェックを入れて下さい。

  13. 証明書を保存する証明書ストアの場所を指定します。


    ここでは「信頼された発行元」にインストールを行います。
    中間証明機関等から発行された証明書をインストールする場合は、それに合わせて下さい。

  14. 以上で完了です。アカウントへのインストールと違い PMailServer2 の実行アカウントの変更や pmservice.account ファイルを作成する必要はありません。