ログは \logs\ フォルダ内にそれぞれ SMTP / POP3 / IMAP4 / MTA 用として個別に保存されます。
ログの保存レベルは4段階になっており、レベルが大きい程詳細なログが出力されます。ただし詳細なログを出力するほどログファイルは大きくなります。なにかトラブルが発生し再現性がある場合にレベルを上げることにより原因を調べることが出来ます。
通常の運営ではレベル1又は2で運営されることを推奨します。
基本的に各レベルでの出力内容はは下記の通りになります。
Level 0 : サーバの開始、停止と処理内容及びエラーメッセージ
Level 1 : サーバの開始、停止などの基本的なメッセージ及びエラーメッセージ
Level 2 : Level 1 に加え、各動作の詳細な説明及び MTA/MUA から送られてくるコマンド(一部マスク)
Level 3 : Level 2 に加え、MTA/MUA へサーバが送信するコマンド(一部マスク)
ログの形式は
Version 1.26 以前は
[サービスタイプ] YYYY/MM/DD HH:MM:SS 内容
となっており
Version 1.27 以降は
[サービスタイプ] YYYY/MM/DD HH:MM:SS [スレッドID] 内容
となっており
Version 1.88a 以降で、JobID を有効にした場合は
[サービスタイプ] YYYY/MM/DD HH:MM:SS [スレッドID-5桁のID] 内容
となっております。
スレッドID は MTA/MUA から同時に接続が行われた場合、ログの内容が混在する為、識別する為の ID です。
[SMTP] 2005/05/18 03:09:41 SMTP サービスを開始しました。(Debug Level3)上記のようなログの場合、それぞれの処理を追う場合は、スレッドID で並び替えることにより、各接続が行っている処理内容を把握しやすくなります。
スレッドID = 000
[SMTP] 2005/05/18 03:10:41 [000] Connect from 192.168.1.10(192.168.1.10)
[SMTP] 2005/05/18 03:10:41 [000] 無条件接続許可ホスト(IP)
[SMTP] 2005/05/18 03:10:41 [000] 中継許可IPされたアドレス
[SMTP] 2005/05/18 03:10:41 [000] 220 192.168.1.10 ESMTP PMailServer 1.27; Date: Wed,18 May 2005 03:10:41 +0900(JST)
[SMTP] 2005/05/18 03:10:42 [000] HELO devmachine1
[SMTP] 2005/05/18 03:10:42 [000] 250 192.168.1.10 Hello 192.168.1.10 [192.168.1.10], pleased to meet you.
[SMTP] 2005/05/18 03:10:43 [000] Disconnect from 192.168.1.10(192.168.1.10)
スレッドID = 001
[SMTP] 2005/05/18 03:10:41 [001] Connect from 192.168.1.11(192.168.1.11)
[SMTP] 2005/05/18 03:10:41 [001] 無条件接続許可ホスト(IP)
[SMTP] 2005/05/18 03:10:41 [001] 中継許可IPされたアドレス
[SMTP] 2005/05/18 03:10:41 [001] 220 192.168.1.11 ESMTP PMailServer 1.27; Date: Wed,18 May 2005 03:10:41 +0900(JST)
[SMTP] 2005/05/18 03:10:42 [001] HELO devmachine2
[SMTP] 2005/05/18 03:10:42 [001] 250 192.168.1.11 Hello 192.168.1.10 [192.168.1.11], pleased to meet you.
[SMTP] 2005/05/18 03:10:43 [001] Disconnect from 192.168.1.11(192.168.1.11)
Level 0で行末に記録される内容。
Level 1で記録される内容。
「非許可MUAから外部へメール送信指示、SPAMと判断」
無条件接続許可がされていないMUAから外部へメールを送信されようとした時に記録されます。これは不正中継防止機能で管理しているドメイン以外のアドレスから管理しているドメイン以外へメールを送信しようとした場合に記録されます。
「ユーザーが存在しません。」
メールの送信先に管理しているドメイン宛ですが該当するエイリアスが存在しない場合に記録されます。
「フィルタ名 xxxx に該当(yyyy)」
フィルタリングデータに一致した場合に記録されます。yyyy にはローカルでのファイル名が記録され、このファイルは
\Trash\ フォルダへ保存されます。
「受信ヘッダ異常の為、メールは破棄されます。」
メールヘッダ(ヘッダ)が存在しない、またはヘッダが異常の場合(送信中にMUAが切断など)に記録されます。この場合に送られてきたメールは完全に破棄されます。
「xxxx は接続を禁止されたホスト名です」
接続禁止ホストに設定されたホストから接続された場合に記録されます。
「xxxx は接続を禁止されたアドレスです」
接続禁止IPに設定されたアドレスから接続された場合に記録されます。
「無条件接続許可ホスト」
無条件接続許可ホストが接続された場合に記録されます。
「無条件接続許可アドレス」
無条件接続許可IPが接続された場合に記録されます。
「禁止も許可もされていない接続(MTA or SPAM)」
接続が禁止も許可もされていない接続がされた場合に記録されます。
「メーリングリストが存在しないか、受信サイズが制限されました。」
メーリングリスト用のアカウントがメールを受信しましたが、メーリングリストの設定がされていない、又はメーリングリストは存在するが、受信サイズが制限された場合に記録されます。
「Socket Error xxxx」
ソケットがなんらかのエラーを発生した場合に記録されます。xxxx には Windows 用のエラー番号が記録されます。
「Client Timeout」
MUA が指定された時間内にコマンドを送ってこない場合はサーバ側から自動的に切断されます。その際に記録されます。
「aaa.bbb.ccc.ddd は <公開データベース名>のリストに登録されています(応答:127.x.y.z) 」
SPAM のブラックリストへ問い合わせを行った結果、ブラックリストに掲載されている場合に記録されます。最後の応答部は公開データベースによって意味が変わりますので、利用されているサイトを参照して下さい。
「無条件接続許可(Filter #nnn)
接続されたホスト(又は IP )はフィルタ番号 nnn によって接続が許可されている場合に記録されます。
「aaa.bbb.ccc.ddd(www.xxx.yyy.zzz) は接続を禁止されています(Filter #nnn)」
接続されたホスト(又は IP )はフィルタ番号 nnn によって接続が禁止された場合に記録されます。
「指定数以上の宛先が指定されました」
RCPT TO で指定数以上の宛先が指定された際に記録されます。
「1日の送信制限数以上が指定されました」
アカウント別の送信数制限が行われている状態で送信数が超えた場合に記録されます。
「外部への送信は禁止しています。」
外部アドレスへの送信を禁止している場合にユーザーが送信を行おうとした場合の記録されます。
「初期メッセージに応答しませんでした、接続が破棄されている可能性があります」
接続後に、サーバーからの初期メッセージを受け取らずに接続が破棄された場合に発生します。
頻繁に発生する場合はポートスキャンされている可能性があります。
「接続が破棄されている可能性があります」
サーバー側からの応答をクリアント側が受け取らない(送信できない)場合に発生します。
通信中にクライアント側から強制切断された場合に発生します。
「Greet pause 中にメッセージを受信しました。接続を拒否します」
Greet pause 中にクライアント側からデータが送信された場合に記録されます。
クライアント側がプロトコル上で正しい手順を行っていない場合に発生します。
「1行の長さが既定長を越えました。コマンドはキャンセルされます。」
1行の長さが 1022(改行コードを含め 1024)byte を超えた場合に、コマンドをキャンセルします。
「存在しないドメイン又はホスト名(xxxx)が指定されています。」
接続元が存在するか否かを確認し、存在しない場合に記録されます。
「送信者にLSPで指定されていないアドレス(xxxx)が指定されています。」
Local Sender Policy が設定されている場合に、それ以外のアドレスで送信を行おうとした場合に記録されます。
●以降の赤字は Windows 側によるエラー(ファイル(フォルダ)セキュリティ、ファイヤウォール、他のアプリケーション、
メモリ、ディスク容量、CPU負荷等)によって発生するエラー一覧です。
各項目に考えられる原因を併記してありますので、まずその内容を確認してください。
「account.dat read error : xxxxx」
account.dat の読み込み処理中になんらかのエラーが発生しました。
多くの場合 PMail Server が account.dat ファイルを読み込む際に他のアプリケーションがロックをしていたりフォルダそのもののセキュリティによって読み取りが出来ない場合に発生します。
xxxxx の箇所には Windows のエラーコードが入ります。
「cancel.lst read error : xxxxx」
cancel.lst の読み込み処理中になんらかのエラーが発生しました。
多くの場合 PMail Server が cancel.lst ファイルを読み込む際に他のアプリケーションがロックをしていたりフォルダそのもののセキュリティによって読み取りが出来ない場合に発生します。
xxxxx の箇所には Windows のエラーコードが入ります。
「aaaaaa.lst read error : xxxxx」
PMC自動登録アカウントに設定されている場合に、そのリストファイルの読み込み処理中になんらかのエラーが発生しました。
aaaaaa はそのアカウントのエイリアス名になります。
多くの場合 PMail Server が リストファイルを読み込む際に他のアプリケーションがロックをしていたりフォルダそのもののセキュリティによって読み取りが出来ない場合に発生します。
xxxxx の箇所には Windows のエラーコードが入ります。
「IMD Write Error : filename(xxxxx)」
メール受信後にスプールフォルダへメールを記録する際に IMD ファイルが作成出来ない場合の記録されます。
ディスクの容量不足、フォルダそのもののセキュリティによって書き込みが出来ない場合に発生します。
xxxxx の箇所には Windows のエラーコードが入ります。
「IMD2 Write Error : filename(xxxxx)」
メール受信後にスプールフォルダへメールを記録する際に IMD ファイルが作成出来ない場合の記録されます。
IMD との違いはサーバ転送による転送先の情報が記録された IMD ファイルの作成が出来ない場合です。
ディスクの容量不足、フォルダそのもののセキュリティによって書き込みが出来ない場合に発生します。
xxxxx の箇所には Windows のエラーコードが入ります。
「MTACount Write Error : (xxxxx)」
SMTPが受信し外部へメールを送信する際に内部的に重複しないようにカウンターが記録されますが、そのカウンターファイルに保存をすることが出来ない場合に発生します。カウンターファイルは非常に小さなテキストファイルですので容量不足よりも、フォルダセキュリティの確認が必要になります。
ただし、カウンター自体は PMail Server 内でカウントされており PMail Server が停止後に再開する場合に続きからはじめる為のファイルです。(又、サーバ機の急なリセット等に対応する為です)
毎回エラーが発生する場合は確認の必要がありますが、タイミングにより希に発生することがありますがこれが原因でサーバが停止していない限り実害はありません。
「ML Member Write Error : Path(xxxxx)」
メーリングリストへの書き込み処理中になんらかのエラーが発生した場合に記録されます。
Path にはメンバーリストへのフルパスが記録されます。
多くの場合 PMail Server がメンバーリストを読み込む際に他のアプリケーションがロックをしていたりフォルダそのもののセキュリティによって読み取りが出来ない場合に発生します。
xxxxx の箇所には Windows のエラーコードが入ります。
「ML Member Write Error(Confirm) : Path(xxxxx)」
メーリングリストへ #Confirm コマンドが発行された際にメーリングリストへの書き込み処理中になんらかのエラーが発生した場合に記録されます。
Path にはメンバーリストへのフルパスが記録されます。
多くの場合 PMail Server がメンバーリストを書き込む際に他のアプリケーションがロックをしていたりフォルダそのもののセキュリティによって読み取りが出来ない場合に発生します。
xxxxx の箇所には Windows のエラーコードが入ります。
「ML Member Write Error(Sublist) : Path(xxxxx)」
メーリングリストへ #Subscribe コマンドが発行された際に仮登録リストへの書き込み処理中になんらかのエラーが発生した場合に記録されます。
Path にはメンバーリストへのフルパスが記録されます。
多くの場合 PMail Server が仮登録リストを書き込む際に他のアプリケーションがロックをしていたりフォルダそのもののセキュリティによって読み取りが出来ない場合に発生します。
xxxxx の箇所には Windows のエラーコードが入ります。
「ML Write Error : Path(xxxxx)」
メーリングリストへ投稿可能なメンバーがコマンド(投稿ではありません)を送った際に PMail Server が返信するメールを作成出来ない場合に記録されます。Path には送信の為のスプールフォルダへのフルパスが記録されます。
ローカルユーザーの場合は、該当するアカウントのフォルダに書き込みができる設定になっているか、又は存在するかを確認して下さい。外部ユーザーの場合は、Spool フォルダが同様の設定になっているか確認を行って下さい。
xxxxx の箇所には Windows のエラーコードが入ります。
「ML Write Error counter : (xxxxx)」
メーリングリストの設定で件名に投稿のナンバリングを行う設定にしている場合に、ナンバリング用のカウンターファイルに書き込めない場合に記録されます。
多くの場合 PMail Server がカウンターファイル書き込む際に他のアプリケーションがロックをしていたりフォルダそのもののセキュリティによって読み取りが出来ない場合に発生します。
xxxxx の箇所には Windows のエラーコードが入ります。
「ML Write Error backlog : (xxxxx)」
メーリングリストの設定で投稿をサーバに保存する設定にしている場合に、保存が出来ない場合に記録されます。
多くの場合 PMail Server が投稿を書き込む際にフォルダそのもののセキュリティによって書き込みが出来ない場合に発生します。
xxxxx の箇所には Windows のエラーコードが入ります。
「ML Write Error(nosend) : (xxxxx)」
メーリングリストへ投稿出来ない場合に投稿出来ない旨を返答するメールの作成が出来なかった場合に記録されます。
多くの場合 PMail Server がメールを書き込む際にフォルダそのもののセキュリティによって書き込みが出来ない場合に発生します。
xxxxx の箇所には Windows のエラーコードが入ります。
「forward Write Error : Path(xxxxx)」
メールの転送(ユーザー指定)が行われた場合に、転送用のメールが保存出来ない場合に記録されます。
Path には送信の為のスプールフォルダへのフルパスとファイル名が記録されます。
多くの場合 PMail Server がメールを書き込む際にフォルダそのもののセキュリティによって読み取りが出来ない場合に発生します。
xxxxx の箇所には Windows のエラーコードが入ります。
「Autoreply Write Error : Path(xxxxx)」
メールの自動返信が行われた場合に、転送用のメールが保存出来ない場合に記録されます。
Path には送信の為のスプールフォルダへのフルパスとファイル名が記録されます。
多くの場合 PMail Server がメールを書き込む際にフォルダそのもののセキュリティによって読み取りが出来ない場合に発生します。
xxxxx の箇所には Windows のエラーコードが入ります。
「Filter Engine Exception : xxxxx」
PMail Server のフィルターエンジンにて原因不明のエラーが発生した場合に記録されます。
このエラーが発生した場合は、PMail Server の不具合、又は対応していない文字コード、又は RFC から大幅に逸脱したメールに対してフィルターチェックを行わせた場合に発生します。
xxxxx の箇所には Windows のエラーコードが入ります。
「Bayesian filter で例外が発生 : xxxxx」
ベイジアンフィルターエンジンにて原因不明のエラーが発生した場合に記録されます。
このエラーが発生した場合は、bayesian.ave / bayesian.txt 等へのファイルアクセスが出来なかった場合等に発生します。
xxxxx の箇所には Windows のエラーコードが入ります。
「Bayesian filter のメール解析で例外が発生 : xxxxx」
ベイジアンフィルターエンジンにてメールの内容を解析中に原因不明のエラーが発生した場合に記録されます。
このエラーが発生した場合は、PMail Server の不具合、又は対応していない文字コード、又は RFC から大幅に逸脱したメールに対してメール解析を試みた場合に発生します。
PMail Server では対応している文字コードは ASCII/JIS/SJIS/EUC エンコードは Base64/QuotedPrintable となります。
日本国内の場合は殆ど問題は出ないと思われますが、上記以外の文字コード圏からのメールに対して解析を行った場合に発生する場合があります。(PMail Server の ベイジアンフィルタは Unicode でのメールはサポートしておりません)
xxxxx の箇所には Windows のエラーコードが入ります。
「filter.ini 読み込み中にエラーが発生 : xxxxx」
PMUM から設定される各スプールフォルダ内に記録されている filter.ini (data フォルダの filter.txt ではありません)の読み込み中にエラーが発生した場合に記録されます。
xxxxx の箇所には Windows のエラーコードが入ります。
「ユーザーフィルタ処理中に例外が発生 : xxxxxx」
PMUM から設定される各スプールフォルダ内に記録されている filter.lst (data フォルダの filter.txt ではありません)の内容に従ってフィルタ中に原因不明のエラーが発生した場合に記録されます。
xxxxx の箇所には Windows のエラーコードが入ります。
「Trash Write error : Path(xxxxx)」
SMTPフィルタ等の処理で Trash フォルダにメールを保存しようとした場合に発生します。
Path には Trash フォルダへのパスとファイル名が記録されます。
多くの場合 PMail Server がメールを書き込む際にディスクの容量が不足している、フォルダそのもののセキュリティによって読み取りが出来ない場合に発生します。
xxxxx の箇所には Windows のエラーコードが入ります。
「Sendbackup Write error : Path(xxxxx)」
送信メールのバックアップ機能を利用されている場合に Sendback フォルダへメールを保存出来ない場合に発生します。
Path には sendback フォルダへのパスとファイル名が記録されます。
多くの場合 PMail Server がメールを書き込む際にディスクの容量が不足している、フォルダそのもののセキュリティによって読み取りが出来ない場合に発生します。
xxxxx の箇所には Windows のエラーコードが入ります。
「Transfer Write Error : Path(xxxxx)」
サーバによる強制転送を行う際にスプールフォルダへメールを保存出来ない場合に発生します。
Path には スプールフォルダへのパスとファイル名が記録されます。
多くの場合 PMail Server がメールを書き込む際にディスクの容量が不足している、フォルダそのもののセキュリティによって読み取りが出来ない場合に発生します。
xxxxx の箇所には Windows のエラーコードが入ります。
「Write Error(M) : Filename(xxxxx)」
メールを受信した際に eml ファイルとして保存が出来なかった場合に記録されます。
Filename にはメールのファイル名が記録されます。
多くの場合 PMail Server がメールを書き込む際にディスクの容量が不足している、フォルダそのもののセキュリティによって読み取りが出来ない場合に発生します。
xxxxx の箇所には Windows のエラーコードが入ります。
このエラーはフリー版のみ発生します。
「Write Error(I) : Filename(xxxxx)」
メールを受信した際に IMD ファイルとして保存が出来なかった場合に記録されます。
Filename にはメールのファイル名が記録されます。
多くの場合 PMail Server がメールを書き込む際にディスクの容量が不足している、フォルダそのもののセキュリティによって読み取りが出来ない場合に発生します。
xxxxx の箇所には Windows のエラーコードが入ります。
このエラーはフリー版のみ発生します。
「Write Error(EML) : Filename(xxxxx)」
メールを受信した際に eml ファイルとして保存が出来なかった場合に記録されます。
Filename にはメールのファイル名が記録されます。
多くの場合 PMail Server がメールを書き込む際にディスクの容量が不足している、フォルダそのもののセキュリティによって読み取りが出来ない場合に発生します。
xxxxx の箇所には Windows のエラーコードが入ります。
このエラーは製品版のみ発生します。
「Write Error(IMD) : Filename(xxxxx)」
メールを受信した際に IMD ファイルとして保存が出来なかった場合に記録されます。
Filename にはメールのファイル名が記録されます。
多くの場合 PMail Server がメールを書き込む際にディスクの容量が不足している、フォルダそのもののセキュリティによって読み取りが出来ない場合に発生します。
xxxxx の箇所には Windows のエラーコードが入ります。
このエラーは製品版のみ発生します。
「Relay Write Error : Filename(xxxxx)」
中継が行われた際に中継用のメールを保存が出来なかった場合に記録されます。
Filename にはメールのファイル名が記録されます。
多くの場合 PMail Server がメールを書き込む際にディスクの容量が不足している、フォルダそのもののセキュリティによって読み取りが出来ない場合に発生します。
xxxxx の箇所には Windows のエラーコードが入ります。
「Write Error(to Error mail) : Filename(xxxxx)」
サーバ上で何からの理由で処理が行われなかった際に返答するエラーメールの保存が出来なかった場合に記録されます。
Filename にはメールのファイル名が記録されます。
多くの場合 PMail Server がメールを書き込む際にディスクの容量が不足している、フォルダそのもののセキュリティによって読み取りが出来ない場合に発生します。
xxxxx の箇所には Windows のエラーコードが入ります。
「サーバのディスク容量がリミットを切りました。受信を一時キャンセルします。」
サーバのディスク空き容量が指定したサイズ以下になった為に、受信を拒否した時に記録されます。
応答は恒久的な受信拒否では無く、一時的な容量不足として応答しますので MTA の場合は一定時間経過後に再送信が行われます。
(ただし、再送信の有無と時間は送信側 MTA の設定によって変化します)
「ダイナミックフィルタ処理中に例外が発生」
サーバー側のメモリ又はHDD容量が足りなくなった場合に発生します。
タスクマネージャ等で残メモリ及びリソースを確認してください。
「DNSBLキャッシュ処理中に例外が発生」
サーバー側のメモリ又はHDD容量が足りなくなった場合に発生します。
タスクマネージャ等で残メモリ及びリソースを確認してください。
「Greet pause error」
Greet pause 処理中のエラーが発生した場合に記録されます。
待機中に接続が強制切断された場合などで発生します。
「転送回数が xxx 回を超えました。これ以上の転送を中断します。」
PMail Server 同士で転送が繰り返され指定回数以上になった場合に転送を中断します(メールは破棄されます)
「SMTP Finally error : ErrorCode」
SMTPスレッドが終了する際に異常が行った場合に記録されます。ErrorCode は Windows API のエラー番号です。
Level 2で保存される内容。
「xxxx.lst へ xxxx@xxxxx を自動登録」
PMC用アカウントへメールが送信され、そのアドレスがリストへ登録された場合に記録されます。
「xxxx@xxxx [ aaa / bbb ]使用容量 xxxxxx bytes」
該当するメールボックスにスプールされている容量が記録されます。
aaa にはアカウント、bbb にはメールボックス名が出力されます。
「SMTP AUTH 認証済み」
SMTP AUTH(LOGIN/PLAIN/CRAM-MD5) で認証が行われている場合に記録されます。
「POP Before SMTP チェック 経過時間 xxxx sec」
POP Before SMTP が有効の場合、前回 POP3 が行われてからの経過時間(秒)が記録されます。
「xxxx へ投稿」
メーリングリスト xxxx へ投稿された場合に記録されます。
「xxxx への yyyyコマンド」
メーリングリスト xxxx へ yyyyコマンドが送信された場合に記録されます。
「メーリングリストアドレス宛てメールを受信」
メーリングリスト宛てにメールが届いた場合に記録されます。
「xxxx@yyyy から aaaa@bbbb へ転送」
メールの自動転送が行われた場合に記録されます。
「自動返答送信」
メールの自動返信が行われた場合に記録されます。
「添付 xxxx はEXE又はZIPファイルのチェック対象サイズ」
フィルタリングが有効の場合に、メールに添付されているファイルが実行ファイル又は ZIP ファイルで、復元した
ファイルが指定されたファイルサイズ以下だった場合に記録されます。
「Body received (xxxx bytes)」
メールを受け取った際のメールのサイズを記録します。
「xxxx@yyyyをドメイン指定による転送を行います」
サーバの転送設定(メールルーティング)によって転送される場合に記録されます。
「中継許可IPされたアドレス」
中継を許可されたIPアドレスから接続された場合に記録されます。
「逆引き調査を行います。(xxx.xxx.xxx.xxx)」
逆引きチェックを行う設定になっている場合に記録されます。
「正引き調査を行います。(xxx.xxx.xxx.xxx)」
逆引きチェックを行い、逆引きした内容から正引きをする場合に記録されます。
「逆引き確認が取れました。」
DNS へ逆引きを行い確認が取れた場合に記録されます。
「DNS Server を確認できません。」
指定された DNS Server が不明な場合に記録されます。
「問い合わせ名を確認できません。」
DNS へ逆引きを行い、確認が取れなかった場合に記録されます。
「問い合わせタイプが異常です。」
DNS へ逆引きを行う際に、パラメータが異常な場合に記録されます。
「DNS サーバへ接続が出来ません。」
DNS が反応しない場合に発生します。
「<公開データベース名> へ問い合わせを行います。(ddd.ccc.bbb.aaa.<公開データベース名>)」
SPAM や OpenRelay の公開データベースへ問い合わせを行う際に記録されます。
「<公開データベース名> は次の応答を返しました。(メッセージ)
接続してきたホストが SPAM や OpenRelay の公開データベースに登録されている場合に公開データベースが付加情報としてメッセージを送ってくる場合があります。
「アドレスエイリアスで xxxx から yyyy に変換」
アドレスエイリアス機能でアドレスの置換が行われた際に記録されます。
「Bayesian filter rate : xxx」
ベイジアンフィルタを利用されている場合に該当するメールを bayesian.txt/bayesian.ave に従って SPAM 確率を計算した場合に、その確率を記録します。
Level 3で保存される内容。
サーバから MUA へ送信されるコマンド
サーバから DNS への問い合わせ及び結果
「xxxx が PLAIN で認証」
該当アカウントが PLAIN で認証された場合に記録されます。
「xxxx が LOGIN で認証」
該当アカウントが LOGIN で認証された場合に記録されます。
「xxxx が CRAM-MD5 で認証」
該当アカウントが CRAM-MD5 で認証された場合に記録されます。
「メールはサーバー Trash に破棄されます。」
「SMTP禁止接続の処理」で「受信してサーバーの Trash」が選択されている際に記録されます。(接続フィルタが設定されている場合にのみ記録されます)
「メールはユーザー Trash に破棄されます。」
「SMTP禁止接続の処理」で「受信してサーバーの Trash」が選択されている際に記録されます。(接続フィルタが設定されている場合にのみ記録されます)
ユーザーの Trash(ゴミ箱)に破棄されたメールを閲覧するには Webmail の設定が必要です。
「SPF Classic によるチェック : xxxx」
xxxx を SPF Classic により確認を行います。
「SPF情報の結果 : xxxx」
SPFの問い合わせを行った結果を記録します。xxxx には PASS/FAIL/SOFTFAIL/NEUTRAL が記録されます。
「SPF情報が存在しません」
SPF情報を問い合わせた際に、送信元が SPF を公開していない、又は SPF 情報がDNSから取得できない場合に記録されます。
「同時書込が進行中(nospf)」
SPF キャッシュを有効にしている場合に、同一ドメインへの SPF の確認が行われた場合に記録されます。
実害はありません。
「SPF Cache を利用します」
SPF のキャッシュ情報が残っている場合に記録されます。
「SPF Cache を利用しません、問い合わせを行います。」
SPF のキャッシュ情報が無い場合や期限を過ぎている場合に記録されます。
「問い合わせ先は SPF Classic を公開しておりません。」
送信元が SPF 情報を公開していない場合に記録されます。
「Greet pause 処理」
Greet Pause が設定されている場合に記録されます。
「サーバ側ホワイトリストに適合」
ホワイトリストに適合した場合に記録されます。この接続はフィルタ等の制限を一切受けなくなります。
「aaaa を bbbb へ配信します。(非ローカルアドレス受信)」
非ローカルアドレス受信(自ドメイン宛のメールで存在しない宛先の場合に特定のアカウントへ転送)が行われた時に記録されます。
「xxxxx.lst を確認」
自動登録アカウントに登録される際に記録されます。
「xxxx は仮想ユーザーです」
仮想ユーザー宛の送信の場合に記録されます。
「xxxx は転送対象の為中継を行います。」
サーバー側の転送設定に適合し中継を行う際に記録されます。(送信者がローカルアカウントでは無く、サーバーの転送が設定され適合し、転送中継が設定されている場合に記録さます)
「受信メールボックスのみが対象の為転送は行われません」
Webmail 側で転送設定とメールの振り分け機能が設定されている場合に、振り分け対象のメールの場合に記録されます。
「aaaa から bbbb へ書き換え」
フォワード時に送信者を書き換える設定を行っている場合に記録されます。
「1日の送信制限数チェック」
1日の間の送信できるメール数をチェックする場合に記録されます。
「アドオン内でSMTP認証無し転送設定を確認」
アドオンの MTATRANSFER= を利用する場合に記録されます。
「アドオン内でSMTP認証有り転送設定を確認」
アドオンの MTATRANSFER= を利用する場合に記録されます。
「xxxx を実行」
アドオンコマンドの実行の際に記録されます。
「xxxx の実行がタイムアウトしました(ErrorCode)」
アドオン内のコマンドが指定時間内に終了しない場合に記録されます。ErrorCode は Windows API のエラー番号です。
「xxxx の実行に失敗しました(ErrorCode)」
アドオンコマンドの実行が失敗した際に記録されます。ErrorCode は Windows API のエラー番号です。
「送信メールを送信済みメールボックスに保存しました。」
送信したメールを Webmail の送信済みメールボックスに保存する際に記録されます。
「ユーザー側ホワイトリストに適合」
Webmail でユーザーが設定したホワイトリストに適合した際に記録されます。
「X-MailTransfer: 転送回数 xxxx」
PMail Server 同士で転送が繰り返された場合に記録されます。
「転送回数が xxx 回を超えました。これ以上の転送を中断します。
PMail Server 同士で転送が繰り返され指定回数以上になった場合に転送を中断します(メールは破棄されます)
「Sender: xxxx を書き換え」
メールヘッダ中の Sender: を送信者のメールアドレスに書き換えします。
「Sender: xxxx を追加」
メールヘッダ中に Sender: を追加します。
「Message-ID: xxxx を追加」
メールヘッダ中に Message-ID: が無い場合に Message-ID を追加します。
「迷惑メールボックスに移動。」
フィルタされたメールを Webmail の迷惑メールボックスに保存する際に記録されます。
「xxxxx.eml は既に同一内容がバックアップされています。」
サーバーが送信メールを sendback フォルダに記録する際に、同一メールが保存されている場合に記録されます。
「禁止接続をスルー処理」
接続フィルタ等で接続が禁止されている IP アドレス(又はホスト、クライアント)から送信が行われた際に、SMTP禁止接続で、サーバー又はユーザーの Trash へ保存、又は迷惑ヘッダを付けメールを受信する場合に記録されます。
「メーリング予約処理開始」
メーリングリストの予約処理が設定されている場合に記録されます。
Level 1で保存される内容。
「Socket Error xxxx」
ソケットがなんらかのエラーを発生した場合に記録されます。xxxx には Windows 用のエラー番号が記録されます。
「無条件接続許可(Filter #nnn)
接続されたホスト(又は IP )はフィルタ番号 nnn によって接続が許可されている場合に記録されます。
「aaa.bbb.ccc.ddd(www.xxx.yyy.zzz) は接続を禁止されています(Filter #nnn)
接続されたホスト(又は IP )はフィルタ番号 nnn によって接続が禁止された場合に記録されます。
Level 2で保存される内容。
MUA からサーバへ送信されるコマンド
ただしパスワードはマスクされ、メール本文は記録されません。
「Check Mailbox xxxx」
メールボックスを参照する際に記録されます。
「Client Timeout」
MUA が指定された時間内にコマンドを送ってこない場合はサーバ側から自動的に切断されます。その際に記録されます。
Level 3で保存される内容。
サーバから MUA へ送信されるコマンド
Level 1で保存される内容。
「MXレコードがありません」
DNS へ問い合わせを行った結果 MX レコードが存在しない場合に記録されます。転送先のメールサーバが DNS に登録されていない場合(又は登録された MX レコードが浸透していない場合)に発生します。
「MTA先が EOD にエラー応答」
MTA 先へメールを転送した際に メール送信終了コマンド(EOD)に対してエラー応答した際に記録されます。原因として不正なデータを送った。MTA 先でシステム的なエラー(ディスクフルなど)が発生した場合に応答されます。
「MTA先が DATA にエラー応答」
MTA 先へメールを転送した際に DATA コマンドに対してエラー応答した際に記録されます。原因として不正なデータを送った。MTA 先でシステム的なエラー(ディスクフルやメールボックスが一杯など)が発生した場合に応答されます。
「MTA先が RCPT にエラー応答」
MTA 先へメールを転送した際に RCPT コマンドに対してエラー応答した際に記録されます。原因として MTA 先に指定したアドレスでのメールボックスが存在しない(メールアドレス又はエイリアスが存在しない)などの場合に応答されます。
「MTA先が MAIL FROM にエラー応答」
MTA 先へメールを転送した際に MAIL コマンドに対してエラー応答した際に記録されます。原因として送信元のアドレスが不正だったり、拒否された場合に応答されます。
「MTA先が HELO に応答しません(他のMXレコードがあれば送信先を切り替えます)」
MTA 先へメールを転送した際に HELO コマンドに対してエラー応答又は応答をしなかった際に記録されます。原因として MTA 先が HELO コマンドに対応していない(ほぼありえませんが)又は負荷により時間内に応答できなかった場合に発生します。同一ドメインで複数のMXレコードがある場合では応答しなかったサーバに対して記録されることがあります。
「MTA先が不応答(他のMXレコードがあれば送信先を切り替えます)」
MTA 先へ接続を試みたが接続が出来なかった場合に記録されます。xxx は再試行回数です。原因として MTA 先のサーバが存在しない、又はダウンしている場合に発生します。同一ドメインで複数のMXレコードがある場合では応答しなかったサーバに対して記録されることがあります。
「xxxx(yyyy) へIPでの接続ができませんでした。ドメイン名での接続をします」
MTA 先へIPアドレスを直接指定して接続を試みたが接続出来なかった場合に記録され、ドメイン名で接続を試みます。(DNSサーバへの負荷軽減及びドメイン名解決のラグを無くす為、IP アドレスとドメイン名が両方 DNS から取得できた場合は、原則としてIPアドレス指定で接続を行います)
「再試行 [MTA先が HELO に応答しません](xxxx/yyyy)」
応答がリトライ回数を超えた場合に記録されます。差出人にはエラーメールが送られます。
「MXレコード又は Aレコードが見つかりません」
DNS へ問い合わせを行っても相手のメールサーバを見つけることが出来なかった場合に記録されます。
「再試行 [MTA先が不応答](xxxx/yyyy)」
応答がリトライ回数を超えた場合に記録されます。差出人にはエラーメールが送られます。
「xxxx@yyyy へエラーメールを作成」
メールを転送する際にエラーが発生して送信出来なかった場合に記録されます。このログが記録された場合、再送信以外のエラーの場合は即時にエラーメールが差出人に送信されます。再送信の場合は指定された最大再送時間で送信が出来なかった場合に記録されその時点でエラーメールが差出人に送信されます。
「xxxx@yyyy から aaaa@bbbb へメール配信は出来ませんでした。」
送信者がローカルユーザー以外でメールの配信が出来なかった場合に記録されます。
PMail Server は送信者がローカルユーザーだった場合はエラーメールを送信しますが、ローカルユーザーで無かった場合はエラーメールの送信を行いません。これはわざとエラーが返るメールを送信した場合に偽造した送信者に対して大量のエラーメールを送ると言った悪戯が可能な為、ローカルユーザー以外にはエラーメールを送らない仕様となっています。
「本文送信中に例外が発生(xxx)」
MTAが配信先サーバに本文の送信中に内部エラーが発生しました。
サーバのCPU負荷やメモリが足りない等の問題があります。
「応答待機の間に例外が発生(xxx)」
MTAが配信先サーバからの応答待ちの最中に内部エラーが発生しました。
サーバのCPU負荷やメモリが足りない等の問題があります。
「送信前に接続が破棄されました」
MTAが配信先サーバからの回線を強制切断等された場合に発生します。
「接続が破棄されている可能性があります」
MTAと配信先サーバ間の回線がなんらかの原因で強制切断等されMTA側がデータの送信ができない場合に発生します。
(NICの故障、物理線の切断、相手側サーバからの切断等)
「DNS 問い合わせ中にエラー」
MTAがDNSへ問い合わせ中に内部エラーが発生した場合に記録されます。
「DNS Cache ファイル保存エラー」
DNSキャッシュを有効にしている場合に、キャッシュファイルを保存する際にエラーが発生した場合に記録されます。
同時に同じサーバのキャッシュを記録しようとした場合に発生しますが、ログに記録されるのみで動作に影響はありません。
「DNS Object 作成中にエラー」
DNSエンジンの初期化に失敗した場合に記録されます。サーバのメモリやリソース不足が原因です。
「本文終端を受け付けませんでした」
MTAが本文送信後に終端記号を送信した際に配信先サーバが受け付けない場合に記録されることがあります。
「MTA先に接続できませんでした(他のMXレコードがあれば接続先を切り替えます)」
配信先サーバに接続できない場合に記録されます。
ただし、配信先が複数ある場合は別のサーバに接続を試み接続ができれば配信を行いますので、ログに記録=配信ができなかったという物ではありません。
「フォーマットが違います。処理を中断しました」
PMail Server で配信を行う為の管理ファイル(IMDファイル)のフォーマットが違う場合に記録されます。
「MTA Socket 作成中にエラー」
通信用ソケットの作成ができなかった場合に記録されます。
サーバ上で他のアプリケーションが多くのソケットを作成しており、PMail Server が作成できる余裕がない場合に発生します。
(全てのOSでソケットは最大 65535-1024 個と決まっています)
Level 2で保存される内容。
MTA からサーバへ送信されるコマンド
「プライマリDNS 参照(xxxxx)」
プライマリDNS へ MTA 先を問い合わせる時に記録されます。
「セカンダリDNS 参照(xxxxx)」
セカンダリDNS へ MTA 先を問い合わせる時に記録されます。
「DNS 応答数」
DNS へ MTA 先を問い合わせた結果のレコード数が記録されます。また見つかった MX レコードの内容も記録されます。
「MXレコードが見つかりません、Aレコードで再検索を行います。」
DNS へ MTA 先を問い合わせた結果の MX レコードが見つからなかった場合に、@ 以降に直接ホスト名が指定されている物と仮定し A レコードで再度問い合わせを行います。
「プライマリ DNS から Aレコードが見つかりません」
Aレコードで再検索を行っても配信先サーバがDNSから見つからない場合に記録されます。おおくの場合配信先のドメインが間違っています。
「セカンダリ DNS から Aレコードが見つかりません」
Aレコードで再検索を行っても配信先サーバがDNSから見つからない場合に記録されます。おおくの場合配信先のドメインが間違っています。
「異常なデータを検出しました」
DNS サーバにループバックアドレスが指定されている場合に異常と判断し記録を行った後に、該当する配信を停止します。
(ループバックアドレスは、サーバを実行しているPC自身を指すため、最悪の場合メールが永久ループしてしまいます。悪質なサーバにはサーバに異常を発生させる為にこのような設定を行っている所があります)
「xxx から lookup を行いました」
配信先のメールアドレスのドメイン名をDNSサーバから取得できない場合に、ドメイン名をホスト名と見なし検索を行う場合に記録されます。
原則としてメールアドレスにはドメイン名を指定しますが、誤ってホスト名を記述される場合があり、その対策の機能です。
「xxxx へ接続」
MTA 先に接続した際に記録されます。
「処理メールNo xxxx」
転送処理をするメールの内部番号が記録されます。
「終了待機」
転送処理が終了した際に記録されます。
Level 3で保存される内容。
サーバから MTA へ送信されるコマンド
「DNS 応答無し」
DNSサーバからの応答が無い場合に記録されます。
「Timeout from DNS」
DNSサーバからの応答がタイムアウトした場合に記録されます。
「Cannot connect DNS Server」
DNSサーバへ接続できない場合に記録されます。
「DNS 解析結果(ID:xxxx)」
DNSサーバへの問い合わせを行った結果を表示する前に記録されます。IDは内部で利用しているIDです。
MTA レポートログは配信を行ったメールの日付、送信元/配信先メールアドレス及び処理コードを記録します。
レポートは正常に配信できた場合、または送信者にリターン(エラー)メールを送信した場合に記録が行われます。
0 | 正常に配信が行われました |
-1 | 配信先サーバに接続ができませんでした。(接続失敗や接続拒否等) |
-2 | 配信先サーバが HELO/EHLO にエラー応答しました。 |
-3 | 配信先サーバが MAIL FROM にエラー応答しました。 |
-4 | 配信先サーバが RCPT TO にエラー応答しました。 |
-5 | 配信先サーバが DATA にエラー応答しました。 |
-6 | 配信先サーバが End of Data にエラー応答しました。 |
-7 | 配信先サーバが RCPT TO に一時的エラー応答しました。 |
-8 | データの送信中にネットワークエラーが発生しました。 |
-9 | 配信先サーバが MAIL FROM に一時的エラー応答しました。 |
-10 | DNS エラーが発生しました(DNS サーバからの応答が異常等) |
-11 | 配信先サーバで SMTP認証を失敗しました。 |
-12 | 配信先サーバに接続に失敗しました(配信先サーバから応答が無い等) |
-13 | 配信先サーバが DNS から見つかりませんでした |
-14 | メール処理中に例外処理が発生しました。(内部エラー) |
-15 | メール処理中に例外処理が発生しました。(内部エラー) |
-16 | データ本文送信中にタイムアウトが発生しました。 |
-17 | MTA フィルタに該当しました。 |