各種ログの記録を行います。
追加ログ
その為、ログファイル名に %M-%D.log が指定されている場合、9月1日にサービスを開始し、9月3日まで一切アクセスが無い場合、09-01.log がオープンされたままになります。(デフォルトの動作)
このオプションにチェックが入っている場合、ログファイル名が変更された際に、自動的にファイルをクローズし新しいファイル名でログファイルを生成します。
上記の例の場合は、09-01.log / 09-02.log / 09-03.log と3つのファイルが生成されます。(ファイルがオープンされているのは 09-03.log になります)
A.K.I Software へお問い合わせ頂く際には必ず ON にしたログをお送り下さい。
追加情報はログからでは判断ができない、サーバー側の設定を確認する為にも利用されています。お問い合わせ時に追加情報が無い場合、サーバー側の設定がどのようになっているか把握するのが困難になる為です。認証ログは SMTP/POP3/IMAP4 で認証を行った際に成功したか否かのログを記録します。
例として POP3 での場合は
認証ログを有効にした場合
[POP3] 2017/10/22 01:11:45.762 [000-XnJd7g] Connect from 127.0.0.1(127.0.0.1)
[POP3] 2017/10/22 01:11:47.894 [000-XnJd7g] user ログイン成功
[POP3] 2017/10/22 01:11:49.715 [000-XnJd7g] Disconnect from 127.0.0.1(127.0.0.1)
[POP3] 2017/10/22 01:12:85.762 [000-a985vd] Connect from 127.0.0.1(127.0.0.1)
[POP3] 2017/10/22 01:11:47.894 [000-XnJd7g] user2 ログイン失敗
[POP3] 2017/10/22 01:12:85.992 [000-a985vd] Disconnect from 127.0.0.1(127.0.0.1)
認証ログを無効にした場合
[POP3] 2017/10/22 01:18:45.809 [000-V3H5a9] Connect from 127.0.0.1(127.0.0.1)
[POP3] 2017/10/22 01:18:48.217 [000-V3H5a9] Disconnect from 127.0.0.1(127.0.0.1)
[POP3] 2017/10/22 01:20:13.170 [000-KNzncB] Connect from 127.0.0.1(127.0.0.1)
[POP3] 2017/10/22 01:20:14.451 [000-KNzncB] support ログイン失敗
[POP3] 2017/10/22 01:20:16.087 [000-KNzncB] Disconnect from 127.0.0.1(127.0.0.1)
ログを小さくしたい場合認証ログを OFF にすることは有効ですが、トレードオフとしてこの接続で誰がログインしたかがわからなくなります。
利用するユーザー数が少ない場合や、イントラネット内のシステム通知用などの目的の場合以外は、セキュリティ面から OFF は推奨しません。
ログキャッシュ機能について。
ログキャッシュ機能は通信中の全てのログをキャッシュしてセッションが終了した時点で内容を書き出す機能です。タスクスケジュールなどでログファイルの移動やアーカイブを自動で行っている場合などにご利用下さい。