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静岡県浜松市であれこれソフトを開発している A.K.I Software のブログです。日々の開発日記やサーバー・セキュリティ関連の話題なども掲載。
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《《《 ネットワーク機器の購入は Amazon で! 》》》
Powered by BLOM PMailServer2 Version 2.41d をリリースしました
小さくも大きくも閉じたりもしません
19/11/06 01:30 / PMailServer2

表題のバージョンをリリースしました。

基本的な内容は 2.41c と同じですが、自動ブロック時の挙動を変更(表向きの挙動は変わりませんが、内部的に処理を高速化及びメモリ消費量を下げました)

あと自動ブロック時に、いつ自動ブロックが適用されたかをフィルタに記載したりログへの出力をわかりやすくしました。

少しマニュアルが追いついておりませんが、ログや警告等のメールにあるデータが CSV 形式になっているのは、該当する箇所を外部アプリで制御できるように予定しておりました。

元々、自動ブロックも PMailServer2 本体で行うのでは無く、外部アプリから RTX 等のルーターと連動させて見たり、Windows Firewall への自動登録を行う等の目的がありましたが、思ったよりもサーバー本体に負担がかからず効率よくブロックができるようになりましたので(*1)本体に組み込んでしまいましたが、使うケースもあるだろうということで残してあります。

フォーマットについては後日きちんとマニュアルを整備します。

(*1)当サーバーへの DDoS攻撃は未だ継続していますが、以前はスレッドが相当数埋まり、サーバー側の CPU負荷も平均で 70% を超えていましたが、2.41d での改善で消費スレッドは瞬間的にはどうしても消費しますが、自動ブロックが適用された時点で、ほぼ負荷は0になっています。

もちろん DoS攻撃自体はサーバーに到達した時点で成立するのでルーターレベルでブロックするのが最適なのですが、高級ルーターでないとフィルタ数に制限があったりするので、そのようなルーターを利用していない場合の最低限な対処としてはソフトウェアファイヤウォール的なレベル(*2)にはなっています。

(*2)カーネルレベル?で統合されている Windows Firewall よりも少し下くらいのパフォーマンスでしょうか?(明確な根拠はありませんが実計測として殆ど違いが無いです)

逆に Windows Firewall はフィルターを大量に設定すると、極端に重くなるケースがあります。
特に仮想環境で割当CPUが少ないと、起動時にフィルタの読み込みで非常に重くなるケースがあります。
(過去に仮想CPU1の仮想サーバーで Windows Firewall に数万のフィルタを設定したら起動後にまともに動くようになるまで数十分かかる羽目になったことがあります)

[更新日付:2019/11/06 01:30:58]
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