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文書番号3713 返信投稿
タイトル転送時のSocket Error 10054について
投稿者 やむ 
日付18/07/09 19:46
コメント元 3714
お世話になります。
PMailServer1.91(Free)をWindows Server 2012 R2上で利用しています。

PMailServerは中継サーバとして利用していて、内部メールサーバから送られてきたメールを
全転送しプロバイダのメールサーバ(OCN)に全転送しています。
(流れ) 内部メールサーバ→PMailServer→プロバイダメールサーバ(OCN)

またPMailServerからプロバイダメールサーバに送信する際にはSMTP_AUTHでポート587に
送信しています。

通常のメールの送信は問題ないですが、宛先が大量(35件)のメールを送信しようとすると
メールが届いていないと連絡を受けMTAログを見ると下記のようなエラーが発生していました。

(一部抜粋。アドレスも変更しています)
[MTA ] 2018/06/29 10:04:54 [000] Socket Error 10054
[MTA ] 2018/06/29 10:04:54 [000] 接続が破棄されている可能性があります
[MTA ] 2018/06/29 10:04:54 [000] Socket Error 10054
[MTA ] 2018/06/29 10:04:54 [000] MTA先が DATA にエラー応答
[MTA ] 2018/06/29 10:04:54 [000] aa@a.jp から f@c.jp へのエラーメール配信は行われません。(1)

10054は「接続が自分以外に破棄されました」とのことなので上位でタイムアウトに
なったような気はするのですが、切り分けのためにPmailServerのMTAの設定を先に変更しました。
MTAの並列数を30から50にし、MTAタイムアウトも120から240に増やしLogLevelも3にしました。

その後また同じ35件でメールを送ったところエラーの件数が少し減りました。(下記ログ)
「接続が破棄されている可能性があります」と表示された[034]と[000]のメールは
15分後に再送されて正常に終了していました。
ただし途中の[029]〜[031]のSocket Error 10054が気になります。
この[029]〜[031]のメールは送信できていないのでしょうか。
スプールにもたまっておらず、このあとMTAログをしばらく見ていましたが特に追加は
ありませんでした。

(一部抜粋。アドレスも変更しています)
[MTA ] 2018/07/09 16:32:41 処理メール : 322-0-tcppDbrI/0
[MTA ] 2018/07/09 16:32:41 [000] ThreadNo 0 で D:\pms191f\spool\322-0-tcppDbrIを確認
(略 [034]までスレッドができ認証、送信を行っています)
[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [034] QUIT
[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [034] 接続が破棄されている可能性があります
[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [034] Socket Error 10054
[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [034] メール本文送信中にタイムアウトが発生 (1/43200)
[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [000] QUIT
[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [000] 接続が破棄されている可能性があります
[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [000] Socket Error 10054
[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [000] メール本文送信中にタイムアウトが発生 (1/43200)
[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [029] Socket Error 10054
[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [032] Socket Error 10054
[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [027] Socket Error 10054
[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [033] Socket Error 10054
[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [030] Socket Error 10054
[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [015] Socket Error 10054
[MTA ] 2018/07/09 16:33:12 [017] Socket Error 10054
[MTA ] 2018/07/09 16:33:12 [023] Socket Error 10054
[MTA ] 2018/07/09 16:33:12 [025] Socket Error 10054
[MTA ] 2018/07/09 16:33:12 [031] Socket Error 10054
[MTA ] 2018/07/09 16:48:42 処理メール : 322-0-tcppDbrI/0
[MTA ] 2018/07/09 16:48:42 [000] ThreadNo 0 で D:\pms191f\spool\322-0-tcppDbrIを確認
[MTA ] 2018/07/09 16:48:42 処理メール : 356-0-xm4WYu3P/1
[MTA ] 2018/07/09 16:48:42 [001] ThreadNo 1 で D:\pms191f\spool\356-0-xm4WYu3Pを確認
[MTA ] 2018/07/09 16:48:42 [000] 指定IPに転送を行います。Port : 587 Host : c.jp(Connect To 125.206.178.91)
[MTA ] 2018/07/09 16:48:42 [000] DNS 解析結果(ID:0000)
[MTA ] 2018/07/09 16:48:42 [001] 指定IPに転送を行います。Port : 587 Host : t.jp(Connect To 125.206.178.91)

以上、長文になり申し訳ありませんが宜しくお願い致します。


文書番号3714 返信投稿
タイトルRe:01 転送時のSocket Error 10054について
投稿者 A.K.I Software 
日付18/07/09 21:46
コメント元 37133717 3718 3733
まず、MTA の並列数ですが、増やすのでは無く減らして下さい。

10054 は記載されている通り、自分以外から破棄された(相手側から破棄された)
ことを意味しますが、例えば配信先で同一IPから接続できるセッション数を制限
されている場合、増やすのは逆効果になります。
大量メール発信の対策の一環として行われている場合があります。

このタイミングでは送れたが、このタイミングではエラーなった等も
あります。受信側のサーバーの負荷等も関連しますので、正確な所は
配信先のサーバー管理者以外わかりません。

次に、配信されているか否かですが、Spool にメールが残り再送処理が
行われるのは、4xx の一時エラーのみとなります。

それ以外の、正常に配信された場合と永続エラー(5xx)が出た場合と
PMailServer 側から判断して、再送が出来ないと判断した場合は
Spool フォルダからメールは削除され、再配信は行われません。

(1.91 の再送が出来ない判断ですが、申し訳ありませんが、既に開発終了
したバージョンですので、詳細はすぐにわかりません)

その後、再送処理が行われていないのであれば、上記に該当している
場合もあります。

>[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [029] Socket Error 10054

こちらですが、この前には何もログが無いのでしょうか?
通常、「xxxxx を確認」が MTA 開始のログで、それ以降に通信ログが
記録されます。
もし、確認後に、何も通信をせずに 10054 が発生し、切断されている
場合は、配信先のサーバーでソケットは繋がったが、Busy 応答も無く
即切断されている為に、再送不可と判断している可能性があります。


文書番号3718 返信投稿
タイトルRe:02 転送時のSocket Error 10054について
投稿者 やむ 
日付18/07/10 14:29
コメント元 37143721
回答ありがとうございました。
MTAは減らすようにします。

>>[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [029] Socket Error 10054
>こちらですが、この前には何もログが無いのでしょうか?
上部にログが記録されていました。
ただし通常最後に来ると思われる「221 2.0.0 Bye」のログだけ記録されていませんでした。
以下、[029]スレッドの抜粋ログになります。

[MTA ] 2018/07/09 15:04:18 [029] [end of Data] (68842bytes) / e-m@m.jp to k@k.jp
[MTA ] 2018/07/09 16:32:41 [029] 指定IPに転送を行います。Port : 587 Host : t.jp(Connect To 125.206.178.91)
[MTA ] 2018/07/09 16:32:41 [029] DNS 解析結果(ID:0000)
[MTA ] 2018/07/09 16:32:41 [029] 1: MX(0) Host: / IP: 125.206.178.91
[MTA ] 2018/07/09 16:32:41 [028] 1: MX(0) Host: / IP: 125.206.178.91
[MTA ] 2018/07/09 16:32:41 [029] (125.206.178.91) へ接続
[MTA ] 2018/07/09 16:32:49 [029] 220 m.jp ESMTP Postfix
[MTA ] 2018/07/09 16:32:49 [029] EHLO smtprelay
[MTA ] 2018/07/09 16:32:49 [029] 250-m.jp
[MTA ] 2018/07/09 16:32:49 [029] 250-PIPELINING
[MTA ] 2018/07/09 16:32:49 [029] 250-SIZE 31457280
[MTA ] 2018/07/09 16:32:49 [029] 250-ETRN
[MTA ] 2018/07/09 16:32:49 [029] 250-STARTTLS
[MTA ] 2018/07/09 16:32:49 [029] 250-AUTH PLAIN LOGIN
[MTA ] 2018/07/09 16:32:49 [029] 250-AUTH=PLAIN LOGIN
[MTA ] 2018/07/09 16:32:49 [029] 250-ENHANCEDSTATUSCODES
[MTA ] 2018/07/09 16:32:49 [029] 250-8BITMIME
[MTA ] 2018/07/09 16:32:49 [029] 250 DSN
[MTA ] 2018/07/09 16:32:49 [029] AUTH CRAM-MD5
[MTA ] 2018/07/09 16:32:49 [029] 535 5.7.8 Error: authentication failed: Invalid authentication mechanism
[MTA ] 2018/07/09 16:32:49 [029] AUTH LOGIN
[MTA ] 2018/07/09 16:32:49 [029] 334 VXNlcm5hbWU6
[MTA ] 2018/07/09 16:32:49 [029] c291bXU=
[MTA ] 2018/07/09 16:32:49 [029] 334 UGFzc3dvcmQ6
[MTA ] 2018/07/09 16:32:49 [029] S291aWtpXzA3OQ==
[MTA ] 2018/07/09 16:32:49 [029] 235 2.7.0 Authentication successful
[MTA ] 2018/07/09 16:32:49 [029] MAIL FROM: <e-m@m.jp>
[MTA ] 2018/07/09 16:32:49 [029] 250 2.1.0 Ok
[MTA ] 2018/07/09 16:32:49 [029] RCPT TO: <k@k.jp>
[MTA ] 2018/07/09 16:32:51 [029] 250 2.1.5 Ok
[MTA ] 2018/07/09 16:32:51 [029] DATA
[MTA ] 2018/07/09 16:32:51 [029] 354 End data with <CR><LF>.<CR><LF>
[MTA ] 2018/07/09 16:32:51 [029] [end of Data] (69134bytes)
[MTA ] 2018/07/09 16:32:52 [029] 250 2.0.0 Ok: queued as 79DECA001ED8
[MTA ] 2018/07/09 16:32:52 [029] QUIT
 (略 [032]など他のエラースレッドもbyeが記録されていません)
[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [034] QUIT
[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [034] 接続が破棄されている可能性があります
[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [034] Socket Error 10054
[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [034] メール本文送信中にタイムアウトが発生 (1/43200)
[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [000] QUIT
[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [000] 接続が破棄されている可能性があります
[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [000] Socket Error 10054
[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [000] メール本文送信中にタイムアウトが発生 (1/43200)
[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [029] Socket Error 10054
[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [032] Socket Error 10054
[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [027] Socket Error 10054
[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [033] Socket Error 10054
[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [030] Socket Error 10054
[MTA ] 2018/07/09 16:33:11 [015] Socket Error 10054
[MTA ] 2018/07/09 16:33:12 [017] Socket Error 10054
[MTA ] 2018/07/09 16:33:12 [023] Socket Error 10054
[MTA ] 2018/07/09 16:33:12 [025] Socket Error 10054
[MTA ] 2018/07/09 16:33:12 [031] Socket Error 10054


文書番号3721 返信投稿
タイトルRe:03 転送時のSocket Error 10054について
投稿者 A.K.I Software 
日付18/07/10 16:13
コメント元3718
PMailServer が記録するメール本文送信後に、「End Of Data」という
行があり、その後に、配信先のサーバーから、250 応答が返ってきて
いれば、配信自体は行われています。

ログを見てわかりましたが、QUIT の後に、配信先から切断されている為に
10054 が発生しているのだと思われます。
本来は、QUIT を受けた側は 221 応答をしてから切るのですが、それが
到達する前に切れているのでエラーが出力されている(動作的には
エラーでは無い)になっているのだと思われます。


文書番号3733 返信投稿
タイトルRe:02 転送時のSocket Error 10054について
投稿者 やむ 
日付18/07/27 16:15
コメント元 37143734
お世話になります。

>まず、MTA の並列数ですが、増やすのでは無く減らして下さい。
以前、大量送信の際にMTAは減らすようにと教えていただいたので
MTAの並列数を20にしました。
この設定の状態で宛先が35件あるメールを送ろうとすると
最初20件を送ったのち6分後ぐらいに残りの15件が送信されていました。
この6分という数値はどこかで設定変更できるのでしょうか
MTA再送カウントはデフォルトの「300,900〜」のままにしてありますが
10分以内に送っているという事はまた別の設定なのでしょうか。

以上、宜しくお願い致します。


文書番号3734 返信投稿
タイトルRe:03 転送時のSocket Error 10054について
投稿者 A.K.I Software 
日付18/07/27 21:05
コメント元 37333735
ユーザーマニュアルの機能比較のページに補足事項として書かれておりますが
フリー版は一度に配信するメールがMTA並列数を超える場合に
配信速度制限があり、それに該当しております。

この制限は MTA 再送カウンタ等とは別個に働きフリー版では解除する
ことはできません。


文書番号3735 返信投稿
タイトルRe:04 転送時のSocket Error 10054について
投稿者 やむ 
日付18/07/30 14:32
コメント元 37343736
回答ありがとうございました。

このMTA配信速度制限はスタンダード版、プロ版どちらでも解除可能という事でよろしいでしょうか。
この配信制限機能においてスタンダード版とプロ版の違いはありますでしょうか。
また、スタンダード版とプロ版であれば1分後に残りのメールを送信するといったことも可能でしょうか。

以上、宜しくお願い致します。


文書番号3736 返信投稿
タイトルRe:05 転送時のSocket Error 10054について
投稿者 A.K.I Software 
日付18/07/30 14:55
コメント元3735
配信速度制限はフリー版と製品版の違いとなり、製品版であれば
スタンダード版でもプロ版でもどちらでも制限自体は一切
かかっていません。

またエラー時の配信間隔ですが、MTA 再送カウンタによって設定が可能です。
(MTA再送カウンタについては、マニュアルにも記載されていますように
再送間隔はおおよその時間となります。厳密に1分後に再送信とはなりませんので
その点ご了承下さい)

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