PMailServer / PMailServer2 は以下の6のバージョンに分かれています。
PMailServer フリー版
若干機能制限がありますが、通常のメールサーバとしてご利用頂ける機能は全て実装されております。
ご利用は無料で個人・法人問わず、商用利用も可能です。
ライセンスページにある「非ライセンス者権利(フリー版利用者)」も参照して下さい。
PMailServer2 Standard版
PMailServer2 の製品版になります。Webmail(PMailServer 専用)に加え各種CGIや、フリー版には無い機能が実装されています。
PMailServer2 Pro版
PMailServer2 の製品版になります。Standard版に加えて機能追加が行われています。
PMailServer2 Standard + IMAP4対応版
PMailServer2 の製品版になります。スタンダード版に IMAP4 プロトコルのサポートが行われています。
PMailServer2 Pro + IMAP4対応版
PMailServer2 の製品版になります。プロ版に IMAP4 プロトコルのサポートが行われています。
PMailServer2 Enterprise版
PMailServer2 の製品版になります。Pro + IMAP4対応版に加えマルチプロセスモードで起動できる子プロセス数に制限がありません。(大規模運用用)
旧版 PMailServer をご利用のユーザー様へ
旧版の PMailServer をご利用の場合は、PMailServer2 へのアップグレードを行うことができます。
PMailServer から PMailServer2 へは有償アップデートになります。(PMailServer2 正式リリース時から A.K.I Software が遡って定めた日以降に PMailServer をレジストされたユーザー様は無償アップデートとなります。)
PMailServer2 正式版リリース後、旧版の PMailServer はメンテナンス状態に入り保守処理のみとなります。
旧PMailServer のメンテナンスも完全に終了しました。
PMailServer2 から Windows NT4.0 では動作しません。NT 4.0 の場合は 1.xx 系をご利用下さい。また、Windows 2000 では SSL/TLS 機能はご利用頂けますが、IPv6 はご利用頂けません。
"PMailServer2 Standard版" "PMailServer2 Pro版" "PMailServer2 Standard +IMAP4対応版" "PMailServer2 Pro +IMAP4対応版" を合わせて「製品版」と表記する場合があります。
フリー版と製品版の主な機能比較表です。製品版ご購入の際に参考にして下さい。ご利用になる OS と Web Server の組み合わせについてはこちらをご参照下さい。
機能名 | Enterprise | Pro+IMAP4 | Pro版 | Std+IMAP4 | Standard版 | フリー版 | |
マルチプロセスモード(最大子プロセス数) | 無制限 | 5 | 5 | 2 | 2 | - | |
SMTP | ○ | ||||||
SMTPS / SMTP for STARTTLS (Ver 2.0以降) | ○ | × | |||||
POP3 | ○ | ||||||
POP3S / POP3 for STARTTLS (Ver 2.0以降) | ○ | × | |||||
APOP(APOPポート) | ○ | × | |||||
APOPS / APOP for STARTTLS (Ver 2.0以降) | ○ | × | |||||
IMAP4 | ○ | × | ○ | × | |||
IMAP4S / IMAP4 for STARTTLS(Ver 2.0以降) | ○ | × | ○ | × | |||
MTA | ○ | △(*1) | |||||
STARTTLS for MTA(Ver 2.0以降) | ○ | × | |||||
Transfer SMTP Over SSL(Ver 2.0以降) | ○ | × | |||||
簡易Webサーバー | ○ | ||||||
SMTP AUTH (*2) | ○ | ||||||
POP3 AUTH | ○ | ||||||
IPv6(Ver 2.0以降) | ○ | × | |||||
SMTPゲートウェイ(転送機能) | ○ | ||||||
POP Before SMTP | ○ | ○(*3) | |||||
マルチドメイン | 無制限 | ||||||
管理アカウント数 (*4) | 無制限 | ||||||
管理者telnet | ○ | ||||||
同時配信数 | 1〜30〜50 | ||||||
同時最大接続数(*5) | 1プロセス辺り最大100 | ||||||
DNS逆引きによる接続制限 | ○ | ||||||
ORDB等への問い合わせ | ○ | ||||||
SenderID / SPF Classic による送信者認証 | ○ | ||||||
国際化ドメイン対応 | ○ | ||||||
DKIM による配信時の署名 | ○ | ×(*12) | |||||
メーリングリスト | ○ | × | |||||
接続フィルタ(Inbound Port 25 Blocking) | ○ | ○(*7) | |||||
PMailServer2 専用管理ソフト | ○ | △(*8) | |||||
Submission SMTP | ○ | × | |||||
FetchEML | ○ | △(*9) | |||||
SMTPフィルタのMULTI/POINTタイプ | ○ | ×(*10) | |||||
ローカル送信者確認(Local Sender Policy) | ○ | × | |||||
自動返信 | ○ | × | |||||
自動追加文章 | ○ | × | |||||
メール受信時の転送(フォワード機能) | ○ | × | |||||
送信メールのバックアップ機能 | ○ | × | |||||
アカウント別送信メールのバックアップ機能 | ○ | × | |||||
バックアップメールの全文検索 | ○ | × | |||||
送信サイズの制限 | ○ | × | |||||
1日の送信数の制限 | ○ | × | |||||
受信メールのフィルタリング機能 | ○ | × | |||||
言語別ベイジアンspamフィルタ | ○ | × | |||||
イメージフィルタ | ○ | × | |||||
メール受信時の外部プログラム起動 | ○ | × | |||||
時間指定配信 | ○(*11) | × | |||||
動的フィルタ | ○ | × | |||||
フィルタ優先順位学習 | ○ | × | |||||
Webmailによる高度フィルタ | ○ | × | |||||
Web Cabinet 連動 | ○ | × | |||||
遅延送信(要Webmail) | ○ | × | |||||
送信メールのキャンセル(要Webmail) | ○ | × | |||||
情報漏洩防止機能(BCC送信制限) | ○ | × | |||||
MTAメールレポート機能 | ○ | ||||||
WebAPI(要Webmail) | ○ | ||||||
DoS / DDoS攻撃検知機能 | ○ | ||||||
DoS / DDoS攻撃用フィルタ | ○ | ||||||
IMAP4共有フォルダ機能 | ○ | × |
(*1) フリー版は一度に配信するメールがMTA並列数を超える場合に配信速度制限があります。
(*2) PLAIN/LOGIN/CRAM-MD5 に対応しています。
(*3) 製品版は POP Before SMTP を 0 に指定することにより機能を切ることが出来ます。フリー版は機能を切ることは出来ません(30秒以下が指定された場合、30秒になります)、SMTP認証を利用すれば POP Before SMTPの影響は受けません。
(*4) 管理できるアカウント数は無制限ですが、サーバのスペック等により非常に多くのアカウントを登録した場合のパフォーマンスの保証はできません。
また、Windows OS側で EULA もしくは Microsoft社が定めるCALが別途必要となります。
(*5) 1プロセス辺り、各プロトコルの最大接続数は 100 クライアントまで同時に接続が可能です(ただしサーバ機の OS による制限、スペック、メモリ等でパフォーマンス及び接続数は変動します。サーバのスペック以上の接続数を割り当てた場合、パフォーマンスが著しく悪くなる場合があります。)
(*7) ダイレクトチェック方式はフリー版でもご利用頂けます。フィルタチェック方式はフリー版ではご利用出来ません。
ダイレクトチェックは SMTP 接続のみ制限が出来ます。フィルタチェックは SMTP/POP3 両者に適用できます。
(*8) ログの解析機能、国別IP割り当ての検索機能、送信メールバックアップから添付ファイルの取り出し機能がご利用いただけません。nslookup 機能は利用できます。
(*9) フリー版には FetchEML は同梱されておりません。A.K.I Software からダウンロードを行ってください。またダウンロードできる FetchEML は評価版です。取得できるアカウントは1つに制限されております。
(*10) MULTI/POINT タイプについてはフィルタリング機能を参照してください
(*11) 時間指定メールの指定は付属 Webmail 又は、A.K.I Software で公開している PMailServer2 用 sendmail.exe から利用が可能です。一般のメーラから時間を指定して送信することはできません。
ドメイン単位での配信時間の指定はサーバー本体で設定しますので一般のメーラからも利用することは可能です。
また遅延送信については一般のメーラから利用することができます。
(*12) 旧PMailServerのフリー版ではご利用いただけません。
PMailServer2 のフリー版のご提供予定がありましたが、現在は未定となっております。
付属 Webmail 機能(製品版のみ)
エンタープライズ版は Pro + IMAP4版に準拠します。
機能名 | Pro + IMAP4版 | Pro版 | Std + IMAP4版 | Standard版 | |
受信拒否設定 | ○ | ||||
フォワード設定 | ○ | ||||
メールフィルタリング | ○ | ||||
自動返信設定 | ○ | ||||
ベイジアンフィルタ設定 | ○ | ||||
メールボックス振り分け設定 | ○ | ||||
パスワード変更 | ○ | ||||
メール検索機能 | ○ | ||||
テンプレート機能 | ○ | ||||
フォルダ毎のメール上限 | 65535通 | ||||
バックアップ機能 | ○ | ||||
外部サーバーとの送受信機能 | ○ | × | |||
個人スケジューラ | ○ | × | |||
共有スケジューラ | ○ | × | |||
ToDoリスト | ○ | × | |||
Webmailによる高度メールフィルタ | ○ | × | |||
共有アドレス帳 | ○ | × | |||
送信メールのキャンセル機能(要Webmail) | ○ | × | |||
Webmailでの TLD フィルタ機能 | ○ | × | |||
ZIPファイルの圧縮展開 | ○ | × | |||
abuse通報用レポート作成 | ○ | × | |||
IMAP4共有フォルダ機能 | ○ | × |