PMailServer / PMailServer2 のバージョンアップ(アップデート)及びアップグレードについて
- 2.xx から 2.xx (又は 1.xx から 1.xx)への更新を「バージョンアップ」(又はアップデート)と言います。
バージョンアップは原則として無償で提供しております。
当サイトライブラリから、更新ファイルをダウンロードを行って更新を行って下さい。
- 1.xx から 2.xx への更新又は、スタンダード版からプロ版等の上位エディションへの更新を「アップグレード」と言います。
アップグレードは原則として有償で提供しております。
こちらに該当する場合はレジストと同様の手順にてアップグレード希望と沿えメールにてお問い合わせ下さい。
アップグレードについては、アップグレードして頂いた時点での最新版をお送り致しますので、お送りしたファイルをご利用下さい。
- IMAP4 非対応版から対応版に更新を行う場合は、IMAP4 への更新作業が必要となります。詳しくはユーザーマニュアルの「IMAP4 入れ替え作業」をご参照下さい。
正式版のバージョンアップ方法(概要)
操作としての概要は
- 更新ファイルをダウンロードする
- 更新に必要なファイルを更新ファイルと同じフォルダにコピーする
- 更新を行い、サービスを停止しファイルを上書きをする
となります、更新は1,2分で終了しますので、作業全体としては5分も掛かりません。
正式版のバージョンアップ方法(詳細)
- 正式版のバージョンアップには正式版のファイルが必要となります。
原則として、フルセットのアーカイブに含まれる全ての実行ファイルが必要となりますので正式版は必ず保管するようにして下さい。
更新元のファイルの確認は、こちらのページをご参照下さい。
2014/10/29 の時点で、必要な実行ファイルは pmman.exe / pmservice.exe / fetcheml.exe / feditor.exe / pmam.exe / pmum.exe / pmc.exe / pmmls.exe の8ファイルとなります。
- まず必要な更新ファイルをライブラリからダウンロードします。
更新ファイルには2種類あり「通常の更新ファイル」は1つづのマイナーバージョンアップを行います( 2.00 から 2.01 等)もう1つは「総合アップデート」で 0.05 刻みで以前の更新ファイルをまとめた物となります。
総合アップデートについては、指定されたバージョン間であれば全てのバージョンの更新が可能です。
- 現在利用しているバージョンが 2.01 の場合、総合アップデートの 2.00 to 2.05 を利用しますと、2.00 / 2.01 / 2.02 / 2.03 / 2.04 の全てのバージョンを 2.05 に更新します。
- 総合アップデートが提供されていない場合は、通常の更新ファイルで更新を行います。
利用しているバージョンが 2.16 の場合は、2.16 to 2.17 を利用しますと、2.17 へアップグレードすることができます。
同様に 2.17 to 2.18 を利用しますと、2.18 へアップグレードすることができます。
- 公開が終了した更新ファイルについては再提供は行われません。
- 次に適切なフォルダに更新元となる全ての実行ファイルをコピーします。
- 上記フォルダに解凍した更新ファイルをコピーします。
- 全てのファイルが揃った状態で更新ファイルを実行します。
この時同一フォルダにテンポラリファイルが作成されますので、リードオンリーのフォルダ以外で実行を行って下さい。
- 更新が実行されます。

更新時に上記のように「* zzzzz は x.xxではありません」と表示される場合があります。
この例だと「* pmman.exe は 2.49 ではありません」の箇所となります。
これは同一バージョンに複数のファイルがある場合(主にリリース後直後に重大な問題があり Patch として公開をしたり、差し替えを行った場合)に表示されます。この場合は、次の行を見て、最終的に指定されたファイルが希望されたバージョンになっているかをご確認ください。
最終的に対象のファイルの更新が行われていれば正常です
- 更新が終了した時点で、同フォルダに以前のバージョン名でフォルダが作成されます。(更新元が 2.17 の場合は、2.17 というフォルダが作成されます)
このフォルダの中のファイルは更新元のバックアップファイルとなりますので、必要に応じて削除を行わず保存を行って下さい。
新しいバージョンにした際に、なんらかの問題が発生した場合に戻すことができます。
- インストールフォルダに更新用のフォルダを作成しておくと次の更新の際に手間がなくなります。
- サーバーマネージャー(pmman.exe)を実行します。
- サーバー停止し、サービスをアンインストールします。
アンインストールまで行う必要は必ずしもありませんが、セキュリティソフトなどで登録されているサービスを監視している場合、サービスの再登録が必要になる場合があります。
- サーバーマネージャーを一度終了します。
- pmman.exe / pmservice.exe を更新したファイルで同時に上書きします。
pmman.exe は同一フォルダいある pmservice.exe の内容をチェックし改竄等が行われていないか起動毎に確認を行います。違うバージョンなどを混在した場合、サービスの開始ができなくなりますので、必ず同じバージョンで上書きを行って下さい。
- Webmail(pmum.exe) やアカウント管理用CGI(pmam.exe)を利用している場合は、それらのファイルの上書きも行って下さい。
- 上書きした新しいバージョンのサーバーマネージャーを起動します。
- 追加の設定がある場合は「新しい設定~」のダイアログが表示されますので、設定の保存ボタンを押します。
この時、旧設定は全て引き継がれます。
- 稀に特定のファイルの更新が必要となる場合があります。その場合「アカウントファイルのフォーマットが違います~」等のダイアログが表示されますので、サーバーマネージャーの上部メニューにある「変換」ボタンを押します。(最新版ではツールメニューの中のデータ変換に変更されています)
変換が行われた後、サーバーマネージャーを再起動し、アカウント等が正しく読み込まれているかご確認下さい。
変換前のファイルはアカウントであれば「account.old」という名前で Data フォルダ内に保存されます。
もしなんらかの理由により更新の適用を止める場合は、変換後の account.dat を削除し account.old を account.dat にリネームして復旧を行って下さい。
- サービスをアンインストールした場合は、サービスをインストールした後、サーバーを開始します。
- 以上で更新は終了です。
ベータ版のバージョンアップ方法
基本的に正式版の更新方法と同じです。
唯一違う点としては
ベータ版は次の更新の際に更新元として利用することはできません。
またベータ版は新機能の追加や特定の不具合に対する緊急対処としてリリースしておりますので、特に問題が出ていない場合は更新を行う必要はありません。
大体、ベータ版は a / b の2回リリースを行った後、正式版のリリースという形になっています。
ただしなんらかの修正が連続した場合は、b で終わらず c / d と続く場合もあります。
●正式版のバージョンアップ
- 更新元ファイルから更新ファイルを使ってバージョンアップを行います。
- 更新元ファイルに正式版以外はご利用できません。
- 更新を行ったファイルは次回更新の為に保存をしておくと次の更新が簡単に行うことができます。
●ベータ版のバージョンアップ
- 更新元ファイルから更新ファイルを使ってバージョンアップを行います。
- 更新元ファイルに正式版以外はご利用できません。
- ベータ版は次の更新に利用できません。