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静岡県浜松市であれこれソフトを開発している A.K.I Software のブログです。日々の開発日記やサーバー・セキュリティ関連の話題なども掲載。
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Powered by BLOM pHTTPServer の DLL化
小さくも大きくも閉じたりもしません
14/09/07 16:34 / pHTTPServer

開発中の http サーバのコアを DLL化してみています。

と言っても、元々 VCL(MFCみたいな物)というクラスライブラリで開発を行っているので、DLL化するといっても、VCL のラッパーとしての DLL を作ってちょっとマルチスレッドの部分を DLL用に変更するだけで完了。

photo


DLLとして利用するには、初期化して config 読み込んでスタートするだけで利用可能です。

開発言語は Delphi ですが、他の言語からも呼べるように極普通の DLL で処理が可能です。

最初は「http サーバを組み込んだアプリ開発とかに使えるかもしれない。そういう需要もあるかもしれない」と思って DLL化したのですが・・・

Perl とか PHP(のCGIモード)などを動かす場合、インタプリタが「インストール」されている必要があり、http サーバが単独で利用できても、余り意味無い気がしてきています。
Perl や PHP をインストールするのであれば、IIS や Apache もインストールすれば良いですからね。

HTML5 や JavaScript なんかは特にインタプリタがインストールされていなくても利用できますが、これは当然ブラウザ側で処理を行うからです。よって利用するメリットが無い。

Flash の一部機能は http 経由でなければ動かないので、この辺りはメリットが多少あるが、そもそもそれが必要はシチュエーションは少ない。

ASP や ISAPI などを使いたい場合、ISAPI 互換のモジュールを作らなければならない。(PHP も CGI モード以外で動かす場合は必要)誰が作るの・・・(^-^;

ふつーの html などは別に httpサーバ経由で無くても出せるので使う意味なし。

うちみたいに、フレームワークを使わずに実行ファイル形式で CGI を作るケースにはそのまんま利用できますが、そんな人は殆ど居ないので、これもメリットなし。

おぉ・・・作る意味ないやん・・・(笑)

Delphi で VCL 形式での提供であれば細かな制御が可能なので DLL よりは(比較して)も需要はあるかもしれませんが、そもそも日本国内で VCL の需要は非常に少ない。(海外では高そうなんですけどねー)

これはお蔵入りになりそうな勢いです。(^-^;

[更新日付:2014/09/07 16:34:24]
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