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静岡県浜松市であれこれソフトを開発している A.K.I Software のブログです。日々の開発日記やサーバー・セキュリティ関連の話題なども掲載。
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Powered by BLOM ステータスモニターの拡張予定
小さくも大きくも閉じたりもしません
15/03/15 23:46 / PMailServer2

Version 2.20b と同時にステータスモニター側もバージョンアップする予定です。

photo


1つのモニターで複数のサーバーの監視することが出来るようになります。

複数のメールサーバを運用するケースは少ないのですが

1)MX レコードでバックアップ系のメールサーバを立てる。

メールサーバは DNS へ登録する際に MXナンバー(優先順位)を設定しますが、MTA は DNS に登録されている MXナンバーで若い番号から優先順位が高いサーバとして配信を試みます。
例えば下記のように
mail1.example.com MX 10
mail2.example.com MX 20
DNS へ MX を設定しますと、MTA は、まず mail1.example.com へ配信を試み、接続が出来なかった等で配信が出来ない場合は、mail2.example.com へ配信を行います。

2)主サーバと副サーバー

DMZ を使って構成するような場合

a) mail.example.com は DMZ の外に置いて SMTP のみ接続を受け付ける。受信したメールは転送機能でサブドメイン単位で副サーバーへ振り分ける。

b) sub1.example.com / sub2.example.com は DMZ 内に置いて、POP3 / IMAP4 を受け付ける。

こうすることにより SMTP と POP3 / IMAP4 を分離し、負荷分散と共に、外部から POP3 / IMAP4 の接続を受け付けないようにして、メールを盗み出されないようにする構成です。

3)DNSラウンドロビンで負荷分散を行う。

下記のような構成で
a) mail1.example.com MX 10 192.168.0.1
b) mail2.example.com MX 10 192.168.0.1

DNS へ問い合わせを行った際に DNS
a の負荷が高い場合は b を先に。
b の負荷が高い場合は a を先に。
という形で応答することにより、負荷を分散させる方法があります。

上記のようなケースで複数サーバーを利用している場合でも、監視が可能となります。

[更新日付:2015/03/15 23:46:53]
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