<< 2024/04 >> | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
|
IE の一時ファイルが 0MB以外に設定できない現象
14/09/20 08:28 / IT関連
HDD を換装したら、IE の動作がなんかおかしいです。
1)クッキーが全部消えている。入れなおしても記録されない。 2)キャッシュも全て消えている。 3)ファイルなどのダウンロードができない。 とりあえず検索してみると、レジストリでの修正や新しいうプロファイルの作成でいけるとありましたので、試してみたのですが効果ありません。 インターネット一時ファイルの使用するディスク領域が0MBを解消する|まっ!!のパソ研 Temporary Internet Filesが0MBのままサイズ変更できない - Windows7サポートブログ 閲覧の履歴の一時ファイルの保存先の明記がない - マイクロソフト コミュニティ ここら辺の記事を参考にさせて貰いましたが治らない(^-^; アクセス権の問題かと思い、フォルダのプロパティのセキュリティから所有権の変更を行ってみたのですが改善されず。 IE11 の設定をリセットしてもアウト。 IE11 の再インストールしようとアンインストールしたら、IE11 の再インストールができなくなり(IE10 も駄目)挙句の果てに Windows Update すら起動しなくなった上に MMC や SCM すら起動しなくなりました orz やばい洒落にならないってことで、バックアップしてあった HDD から復元するものの、やっぱ駄目。IE だけがおかしい。 数日悩んで原因を(多分)特定できましたよ。 IE だけがおかしくなる現象。原因は Intel Rapid Storage Technology いわゆる iRST (と AHCI のドライバ)です。 SATA や SSD の動作を最適化とかしてくれるソフトなのですが、Dynabook には最初からインストールされていました。 「購入当時の 2009年のバージョンが」 ここまで辿りつくのにエライ苦労したんですが 1)一時ファイルフォルダって IE が使うよね。 2)このフォルダって Zone.ID 使うよね。 3)ここで NTFS がおかしくなっているんではないかと疑いを掛け始めました。 ノートに入っている HDD 関連のドライバとかソフトと言えば・・・ 1)SATA ドライバ(HDD ドライバ) 2)Intel AHCI ドライバ(チップセット) 3)Intel Rapid Storage Technology(iRST) 4)Crystal Disk Info 1は Microsoft 標準ドライバだったので確認しようがない。一応、削除して再起動してみましたが、同じドライバが入ったので、関係無いと判断。 2と3は両方とも Intel のドライバなのですが、デバイスマネージャーから見ても正常に動作しています。 Intel のサイトでドライバの最新版を確認してみましたが、ベンダーが提供しているドライバーを使っていると出て、問題でるかもしれんからベンダーからのドライバを使ってくれとの表示。 念の為、メーカーのアップデートも確認しましたが、既に4年落ちの機種で特に新しいドライバは出ていません。 4はすぐに確認できるので常駐をやめて再起動してみるものの症状は変わらず。関係ないですね。 うーん、どうしたものか。 昔、iRST が何をしているのかよくわからんので一旦アンインストールしてみたのですが、SATA の HDD が IDE モードで動きめっちゃパフォーマンスが悪くなったので、これは必要な物だと判断していたのですが、最新版と比較してエライ古いバージョンなので、意を決してアンインストールしてみた処・・・ IE 動いたー!!!けど、やっぱり IDE モードで動いてて、HDD めっちゃ遅いわー!! orz そこで iRST の最新版をインストールしてみようとダウンロードしてインストールしようとしたら、.Net Framework 4.5 が必要とのこと。 .Net Framework 4.5 をインストールしてみたのですが、今度は「このプラットフォームは対応していないよ」って出てきてアウト! うむむ、どうしよう。 試しに1個前のバージョンが Intel のサイトからダウンロードできましたので、そっちで試してみた処、無事にインストール完了。チップセットが古いから最新の iRST では駄目なのかもしれません。 HDD の動作モードを確認してみると(レジストリエディタで HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Service\msahci\ の Start が 3 だと IDE互換モード、0 だと AHCIモードらしいです)ちゃんと 0 になっています。 iRST からも SATA 3.0Gb で動作していると出ています。 (古いので本体側は 6.0Gb は対応していない) これは正常に動作していると考えていいのではないでしょうか?(換装してから3日後に書いていますが、全て正常に動作しています) -------------------------------------------------- ここからは予想となりますが原因ですが 4)iRST が古い為、換装した HDD が対応していない。 5)Internet temporary files へのアクセスは Zone.ID とにアクセスするような特殊なアクセスになるので、iRST がトラップしているような気がする。 *Zone.ID はインターネットからダウンロードしたファイルに対してダウンロード元の情報などを記録しています。ファイルにくっつける訳には行かないので NTFS の機能の代替ストリームの中に書き込まれています。 NTFS のストリームってのは、1つのファイルに複数のストリームを扱えるようになっている機能で、いわゆるファイルの実体はメインストリームに書き込まれており、このファイルに対して、別の情報(Zone.id とか)を紐付けするような機能です。 上記にもありますようにダウンロードしたファイルそのものに別の情報をくっつけるとおかしくなりますからね。 6)Zone.ID などを利用しない普通の NTFS のメインストリームへのアクセスについては問題無しのようなので、Windows は起動するし、普通のアプリも問題なく動く。 7)IE の設定から見ても、該当フォルダ(一時フォルダ)へのアクセスの際に NTFS の代替ストリームにアクセスができないため設定することができない(0MB 以外指定できない) 更に、一時フォルダの場所を移動しても 1)普通にフォルダを作成する。 2)System と Hidden を付加する。 3)2の後に「代替ストリーム関連の設定を行う」 (NTFS の代替ストリームにアクセスする API がある、FindFirstStreamW() とか。CreateFile() などで、Filename + FindFirstStreamW() で取得した Stream名をコロンで区切りとオープンできます) 4)でも代替ストリームのオープンが出来ないので3の直後から IE からアクセスができなくなる。 こう考えると、2までは普通の NTFS での処理になりますので再設定した時点でフォルダ自体は作成できるが、再度開くとオープンできない為、場所は空欄になるし、エラーが出ているので、容量設定も 0MB のままになる。 エラーダイアログ出してよ!!!(笑) ・・・まぁ、利用者からすれば「NTFS の代替ストリームのオープンに失敗しました。」と出ても、なにそれ?って話になりますが・・・ そして、代替ストリームにアクセスする必要の無い箇所については、普通の動くので見た目は正常に動作しているように見えるという寸法です。 Windows のブート部分も NTFS 関係ないしね。 HDD が破損しておらず、レジストリも正常でプロファイルを作り直しても、正常に動作しない場合は、これが原因では無いかと思われます。 [更新日付:2014/09/20 08:29:53]
トラックバックを見る(0) Log Link [https://akisoftware.com/cgi-bin/blom.exe?akisoft+sl+50b018e3a2f376537c2a286dd5342cceb4525fda] TB Link [https://akisoftware.com/cgi-bin/blom.exe?akisoft+tb+50b018e3a2f376537c2a286dd5342cceb4525fda] 記事へのコメント 名前 : H.Matsuda (2014/12/10 01:06:44) >AFTさん AFTと非AFTはいつの間にか切り替わっていたという気がします。 特に困るのは Windows7 でも SP1 以前は AFT非対応って処ですね。 リカバリディスク等が SP1 適応済みの場合はいいのですが、そうで無い場合、特にメーカー品の場合色々面倒なことになります。 更に困るのは現在非AFTのハードディスクの入手が困難になってきているので OS のサポート期間よりも以前の段階でどうにもならなくなる場合が出てきそうな気がします。 マカフィー等については、その類は一切インストールしていませんので私の場合は考える必要がありませんでした。 仕事柄毎日タスクマネージャー開きますし、大抵動いているプロセスは覚えているので、身に覚えの無いプロセスがあったら即調べますので(^-^; 名前 : AFTさん (2014/12/09 20:14:48) 私の場合は、原因が2つあったのです。 1 AFTハードディスクのせいー これはインテル ラピッド・ストレージ・テクノロジーのドライバー(対応チップセットに注意)で一旦OK 2 次は 曲者の マカフィー・ウィルススキャン でtaskhost.exeが ウイルス対策最大保護:パスワードや電子メール アドレスが盗難されないようにキャシュしたファイルを保護する で防御されてたので インターネット一時フォルダのサイズが 0MB、フォルダーの場所も非表示 という状態でした。 |
@AKISoftOfficialをフォロー
掲示板 サポートBBS PMailServer BBS アクセスの多い記事
最新記事(カテゴリ別)
PMailServer2 Version 2.53 をリリースしました。
04/08 00:50 フリー版からの製品版移行時の MTA 並列数について 02/17 23:52 メールサーバーの開発を始めて20年 02/07 21:46 PMailServer2 Version 2.52a をリリースしました。 12/26 14:02 PMailServer2 Version 2.52 をリリースしました。 10/01 10:48 PMailServer2 Version 2.51b をリリースしました。 09/19 01:43 PMailServer2 Version 2.51b(仮) Memo 09/12 00:33 PMailServer2 Version 2.51a をリリース、及び脆弱性についてのお知らせ 09/05 01:15 PMailServer2 Version 2.51a Memo 08/21 00:48 アドレスV125(K5)のスターターリレーの交換 08/04 10:10 最新コメント
UUアクセス数
今日は 99回
昨日は 286回 トータル 303687回 3ヶ月記事別ランキング
プロフィール
Z80から68系、8086系を経由して
Pascalに移行。現在は Delphiをメインに C/C#も囓ってみたり。 「無い物は作れ」の精神で年がら年中なにかを作っています。 すぐ自前で作りたがるので無駄に工数が上がったりして自爆してみたりもします。 好きな物は麺類とお煎餅 Blom内検索
BLOM Version 1.39 ©2007-15 A.K.I Software all rights reserved. |