少々他の開発が詰まっておりペースが落ちておりますが、今月中には Version 1.65 をリリースする予定です。

1.64a/1.64b の追加機能と共に以下を予定しています。

１）EPFファイルビュワーをもう少し改造（時間があれば・・・）
２）細かな修正
３）要望で頂いた独自の送信者確認（Local Sender Policy)

３の送信者確認ですが、ローカルユーザーが送信する際にメールヘッダの差出人を偽装して送信できないようにする機能です。
偽装というと少々聞こえが悪いのですが、ゾンビＰＣにされた場合や、ウィルス・ワーム等に感染した場合にメールヘッダの From: 項目を偽装して送信する場合が多いです。

これはゾンビＰＣからの送信で、差出人を詐称して送信を行い感染の発覚を遅らせる、又は、まったく関係の無いドメインを指定して送信を行い混乱させる（ヘッダ知識の無いユーザーが受信した場合に単純に差出人を見て「ｘｘｘから送信されてきた」と勘違いさせる手口）などに有効です。

この機能は「外部から spam 受信をブロックする機能」とは真逆の「内部から spam 送信をブロックする機能」となります。