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静岡県浜松市であれこれソフトを開発している A.K.I Software のブログです。日々の開発日記やサーバー・セキュリティ関連の話題なども掲載。
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《《《 ネットワーク機器の購入は Amazon で! 》》》
Powered by BLOM PMailServer2 Version 2.53 をリリースしました。
小さくも大きくも閉じたりもしません
24/04/08 00:50 / PMailServer2

表題のバージョンをリリースしました。

その前に、まずはお詫びを。

本当は 2月末辺りに 2.52b のリリースを行う予定で、更新ファイル等も作成していたのですが、肝心のリリースを失念しておりました。

ということで、リリース自体は 2.52b をスキップして 2.53 のリリースとなりました。

主な変更点として

1)全体のメモリ削減と安定化

古いコードのままの箇所などを見直して、メモリ使用量の削減と安定化などを行いました。

これらについては、後述の MTA の並列数なども関連するのですが、機能の導入当時は、この設定等で問題が無かったが、その後の内部仕様の変更で、かなり無駄が出ている箇所や仕様上の矛盾点などがありましたので、これらを調節してあります。

2)2月中旬にも記載をしており、1との関連しますが、MTA の並列数のデフォルト値と最大値が変更になっています。
こちらについてはお問い合わせもちょくちょくありましたので、並列数が多すぎる場合は警告を表示するようにもなっています。

現在の PMailServer2 の MTA は効率よく配信を行うようになっていますので、並列数を増やしても配信速度には余り影響しません。
並列数が影響するケースとしては、配信先を指定する際に CC/BCC で複数の宛先をまとめて指定する場合やメーリングリストなど、まとめて配信用のファイルが作成された場合です。
逆に現在の仕様の場合、並列数を増やしすぎますと、MTAスレッド同士の同期などの問題で、逆にパフォーマンスが著しく低下する場合があります。

その為、MTA の並列数の最大値を 50 から 30 に減らし、デフォルト値は 5 が基本となります。
何千何万という配信を行わない場合は、これで充分です。

また、何千何万という配信を行うので、並列数を増やしたい場合ですが、この場合 CPUのコア数に影響を受けます。
極端な例を言うと並列数を 30 にする場合、コア数もそれに準じて多くないとこれまたパフォーマンスはでません。

この辺りを考慮して設定を行っていただければと思います。

3)Webmail関連でいくつかの調節を機能追加を行いました。

リリースが遅くなっている割には実装された機能が少ないのですが、ずっと消費メモリの削減関連を続けています。
既存の古いコードを再コーディングしていますので、不具合がでないように注意深く置き換えを行っている結果ですので、その点ご了承いただければと思います。

[更新日付:2024/04/08 00:50:06]
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