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静岡県浜松市であれこれソフトを開発している A.K.I Software のブログです。日々の開発日記やサーバー・セキュリティ関連の話題なども掲載。
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《《《 ネットワーク機器の購入は Amazon で! 》》》
Powered by BLOM PMailServer2 Version 2.52 をリリースしました。
小さくも大きくも閉じたりもしません
23/10/01 10:48 / PMailServer2

表題のバージョンをリリースしました。

主な変更点として

1)脆弱性識別番号 JVN#92720882 に対する修正が行われています。
詳細については、こちらをご参照ください。

2)SPFの修正及び、SPF用キャッシュの仕様が変更となりました。

3)DNS関連でのパフォーマンス改善を行いました。

4)Webmail で管理者向けの機能(spam 送信IP等の抽出や Abuse通報用機能)を追加しました。

5)ログ出力の一部を変更しました。

5のログ出力ですが、全体的にちょっとした変更となりますが1つだけログでの追跡が楽になる変更として SMTP から MTA へ渡される時に MTA で処理を行うファイル名を出力するようになりました。

例えばフォワードを行う際に SMTP ログに

xxx@xxx から xxx@akisoftware をドメイン指定で該当しない為、通常配信します(1) [MTA:N0-0-qkDae8OpobEp]

のように記録されています。

MTA: の後ろが配信の為 Spool に保存する拡張子無しのファイル名となります。

次に MTA のログを見ますと

処理メール : N0-0-qkDae8OpobEp/0 [0021]

と記録されている以降に、このメールの MTA 処理が記録されます。

PMailServer2 は SMTP 処理と MTA 処理が別スレッドで行われる為、SMTPとMTAを関連付けての追跡が面倒でしたが、これで随分と楽になると思います。

以前からやろうやろうと思いつつ、いつも忘れていた実装です・・・

次に 2.51b で予告していたメモリ関連の大幅な最適化ですが、2.52 では一旦変更を保留して 2.52a 以降で行います。

こちらはリリース直前まで変更を行っていたのですが、予想外の不具合が発生して、もっとロードテストを行ってからの方が良いという判断です。

大幅な最適化とは言え、全体の消費量が大幅に軽減される訳では無く、瞬間的な利用量を減らすという目的ですが、安定性に繋がると思われます。

[更新日付:2023/10/01 10:48:03]
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