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静岡県浜松市であれこれソフトを開発している A.K.I Software のブログです。日々の開発日記やサーバー・セキュリティ関連の話題なども掲載。
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《《《 ネットワーク機器の購入は Amazon で! 》》》
Powered by BLOM Tenvis TR3818 を購入しました&対応しました。
小さくも大きくも閉じたりもしません
14/06/11 00:57 / MJRecorder

amazon で注文するついでに、なにかネットワークカメラ無いかな?と探していたら、いつの間にか TR3818 という機種が出ていました。

モデル名からして JPT3815 の後継機種なのかと思って取り合えず注文。

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そして届きました。
TR3815 と殆ど変わらないですね。
内容物もほぼ同じです。

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取り出しましたる TR3818 です。
JPT3815 ではつるつるとしていた表面がマット仕上げになっています。FOSCAM の FI8910W 見たいですね。

ハードウェアスペック的には、JPT3815 に IR Cut が搭載されたような感じです・・・というか FI8910W に対応した製品って感じですね。

ちょっと気に入ったのは、裏面の固定ネジです。

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ちゃんとネジ底が塞がっています。

JPT3815 の時は

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このようにネジの底が抜けていて、内部の基盤上のチップがむき出しだったのですよ。
他に放熱用のスリットが入っていますので防水云々は元から期待できないのですが、これのお陰で付属では無いネジを使って固定するとき、締めこむと、内部の IC に接触しそうでキツく締められなかったんですよね。

些細な変更ですが、こういう変更は嬉しいです。

さて、取り合えず設定をしなくてはならないので、IP Camera Tool を起動。

正直な所、新しい機種が出る度にインストーラが変わっていたりツールが変わっていたりする Tenvis のカメラですが、基本的にカメラの検索方法は同じのようなので、古い IP Camera Tool でも認識するようです。(将来的にはわかりませんが、少なくとも JPT3815 の時に使っていた IP Camera Tool で TR3818 も認識や設定が出来ました)

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さっくり認識しました。
デフォルトでは DHCP が on になっているようですのでルーターなどで DHCP を有効にしていれば、そのままサクサクと認識するはずです。(認識しない場合は一度電源を入れなおして、何度か IP Camera Tool を再起動していれば認識します。当然有線で。です)

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ファームウェアと Web UI のバージョン。
Tenvis.com を見ても新しいファームが出ていないことから、おそらく最初のバージョンかと思われます。

取り合えず、IP アドレスを再設定し DHCP を off にして接続。
IP アドレスを設定したら、ブラウザからログインします。

そうそうポート番号ですが、JPT3815 はデフォルトで 81 を使っていましたが、デフォルトが 7777 になっていました。

1024 以下のポートは Well known port と言い、予め各プロトコルで利用することが決められている為(例えば http は 80 等)、その他のアプリケーションでは利用は推奨されていないポートです。
職業柄こういうのは気になるタチなので、これも好ましい変更です。(偉そうに・・・)

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ブラウザからの設定画面。
ファームウェアと WebUI のバージョンが IP Camera Tool と違いますね。多分 IP Camera Tool が古いので正しく認識していないのでしょう。ちゃんと Tenvis Search Tool を使えばOKだと思います。

UI は日本語にも対応。少しだけ日本語がおかしい箇所がありますが殆ど問題ありません。
少しメニューがスクロールしたりと凝った UI になっています。

取り合えず、いつもの DHCP off / WiFi off / DDNS off / UPnP off の設定をします。(基本的に有線で接続します。技適通っているとは思えませんしね)

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3分で接続完了。

気になる性能ですが

1)画質

JPT3815 と同じです。30万画素で、暗視状態(モノクロ)は綺麗ですが、明るい所ですと、少し赤が強くなる傾向も同じです(笑)

2)速度

640x480 で、明るい所だと 8〜10fps、暗い所だと 30fps 出ます。Jpeg のエンコード処理が大きく影響しているようです。(モノクロよりもカラーの方がエンコードの負荷が大きくなるので)

3)動体検知とか。

一通りついていますが、カメラ本体の動体検知は利用しませんので、余り良くチェックはしていません。
なんとなく従来と同じでは無いかと思います。

4)IR Cut(赤外線カット)

JPT3815 には無かった機能です。
暗くなると自動的に赤外線を使って暗視状態に入りますが、手動で off にすることができます。
FOSCAM の記事を見て頂くと、どのようになるかわかります。

何に使うの?ってことなんですが、具体的にこういう時と説明できないんですが、赤外線を切りたいシチュエーションもありますので、その時に使えます。

5)ちょっと不安定。

おそらく今後のファームウェアで改善されるかと思いますが、Motion JPEG のストリームが流れてこなくなる不具合があります。(カメラ本体がフリーズしている訳ではない)
リモートで再起動をかけてやれば大抵治るのですが、いつの間にか止まっている可能性があることを考えると、ちょっと長時間録画に使うのは心配かもしれません。

もしかするとブラウザの問題かもしれませんが、MJR でも接続はできるが、映像が流れてこないことがあるので、おそらく本体側の問題かと・・・
取り合えず MJR で一晩連続稼動させて動作確認はしてみます。

次の日追記
一晩(約12時間)動かしていたのですが、問題なかったです。
連続稼動であればいいのかもしれません。最初テストで頻繁に接続切断を繰り返していたのが原因かもしれませんね。



そもそも屋内用ですので(JPT3815 は1年以上外で使っていますが(^-^;)高画質でなくても充分認識できますしね。

屋外で人の顔まで認識したい!とか車のナンバーを記録したい!とかの場合は、高画質+オートフォーカスなどまで欲しくなりますので、そうなるとお高いカメラが必要になりますからケースバイケースで画質を気にしないレベルであれば、価格もお手頃で低コストでカメラ設置をする用と考えれば良い機種だと思います。

レビューはこれくらいにして、MJR ですが当然対応します。

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と言うか対応しました。
カメラ制御も全て対応完了です。
IRCut の制御がちょっと妙な具合になっていたので少し悩みましたが、ちゃんと MJR から制御できるようになっています。

全部テストが終わりましたら、対応した版をリリースしたいと思います。

[更新日付:2014/06/11 13:27:36]
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