表題のバージョンをリリースしました。

全体的に細かな機能追加や変更が行われています。
主な変更点は
１）Webmail の機能の追加と修正と削除
２）サーバー本体の細かな修正

となっています。

Webmail ですが色々と追加されています。

１）スケジューラの確認。
今の所確認しか出来ませんが、ＰＣで設定しておいたスケジュールを確認することができます。
またＰＣからのスケジューラを２列表示にして見やすくしたり、該当する日のメールを絞り込んだりすることもできます。（下記参照）

２）メールの絞り込み機能の改善。
今までもメールの絞り込み機能がありましたが、絞り込み状態をサーバー側に記録することにより、絞り込んだ状態で各種処理を行うことが出来るようになりました。
絞り込み状態はサーバー側に記録されますのでメールボックスを移動しても絞り込みが維持されるようになっています。

３）マルチドメイン下ので Webmail の個別設定。
1.78 で pmum.exe と同じフォルダに pmum.ini をコピーすれば動作するようになっていましたが、サーバーマネージャーから個別に設定出来るようにしました。
ドメイン単位で機能を変更することができます。

４）Cookie 記録時のログイン画面の省略
1.78a/1.78b でちょこちょこと不具合が入ってしまいましたが、ログイン画面を省略することが出来るようになっています。SSO を利用する場合やグループウェアに混ぜてみるなど利用できると思います。

５）インターフェースの改善
新メニュー形式で階層化したメールボックスをツリー表示するようになりましたが、ツリーの open/close をサーバー側に記録するようにしました。サーバー側に記録されている為、違うＰＣからログインしても同じようにツリーが開閉している状態になります。
またメールのドラッグしたままブラウザ画面上部にカーソルを移動すると上にスクロールする、ドラッグ中にツリーの＋に合わせるとツリーか展開されるなど細かなインターフェースの改善を行っています。

６）外部アドオンの登録
急遽思いついたので実装を行いました。
PMail Server 本体でもアドオン機能がありますが、こちらは Webmail から該当するメールに対して「手動で」アドオンを実行させることができます。
Perl/PHP などを起動してメールに対して特定の処理を行ったりすれば色々な応用が出来ると思われます。

更新ファイルはWeb Cabinetからダウンロードをお願い致します。

Ps.
Vector Award 2009 に参加しています。宜しければ投票をお願い致します。