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静岡県浜松市であれこれソフトを開発している A.K.I Software のブログです。日々の開発日記やサーバー・セキュリティ関連の話題なども掲載。
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《《《 ネットワーク機器の購入は Amazon で! 》》》
Powered by BLOM Windows Server 2012 の PowerShell でゴー
小さくも大きくも閉じたりもしません
12/06/02 14:10 / IT関連

取りあえずインストールから IIS と PMail Server2 までをやってみました。

*PowerShell 初心者なので、突っ込みどころがありましたら是非コメントを。

インストール自体はホイホイと進むのでスルーします。

さて本番。
1)コマンドプロンプトより、PowerShell を起動します。

2) 最初にヘルプが入っていませんので、help コマンドを実行して help のインストールを行います。

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少し時間がかかるので最初にやっておくといいですね。

3) まず、IP アドレスが設定されていないと、どうにもならんのでこれを設定します。

4) Get-NetIPConfiguration で情報を取得します。
 この例だと、InterfaceIndex が 12 なのがわかります。
InterfaceAlias でもいいんですが、日本語版だと「イーサネット」と全角で登録されちゃってるので、一々 IME で変換するのが面倒です。

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IP アドレスもでたらめですね。

5) New-NetIPAddress -IPAddress 192.168.11.105 -DefaultGateway 192.168.11.1 -PrefixLength 24 -InterfaceIndex 12
 を実行します。

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192.168.11.105 はサーバーに割り当てる IP アドレスです。この辺りはインストールする環境に合わせて読み替えて下さい。

ここは New-NetIPAddress を使うのがミソです。
Set-NetIPAddress を使えば良さそうに見えるのですが MS の罠です(笑)
Set-NetIPAddress では設定できません。

間違えたり複数の IP アドレスを割り当ててしまったら
Remove-NetIPAddress -IPAddress 192.168.11.105 -InterfaceIndex 12
とすれば削除することができます。

6) ipconfig を実行すると、設定されていることがわかります。
少し悩むのがサブネットマスクですが、これは -PrefixLength で CIDR 形式で指定します。
255.255.255.0 なら PrefixLength は 24 です。

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これで IP アドレスの設定は完了です。
FTP クライアントは最初から入っていますので、USB などが使えない場合は、FTP で適当な所から必要なファイルをダウンロードしたりすれば良いと思います。

7) なにもサービスが入っていない状態で、GUI版であれば、サーバーマネージャーが起動して役割や機能
 などでインストールができますが、PowerShell からサーバーマネージャーは起動しません(多分)
そこで Get-WindowsFeature を行いますと、サーバーマネージャーのコマンドラインバンのようなものが
 ずらずらーっと流れていきます。

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8) 取りあえず IIS をインストールしてみましょうってことで
Add-WindowsFeature Web-Server (インストールする機能の名前などは、Get-WindowsFeature で出てくるリストの右側にある Name で指定します)します。

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9) 「自動更新が無効になってるよ、更新してね!」と警告が出ていますが、ここではスルー
(PowerShell で設定できます)

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10) もう一度 Get-WindowsFeature を実行すると IIS がインストールされているのがわかります。

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ついでに、CGIModule と ISAPI フィルタをインストールする為、続けて
Add-WindowsFeature Web-CGI
Add-WindowsFeature Web-ISAPI-Filter
も実行しておきます。(CGIを使う場合に必要)

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12) Add-WindowsFeature Web-mgmt-Console
で管理コンソールもインストールします・・・がなんかエラーが出ます。なんだか Source を指定しろとかなんとか。
PowerShell のスナップインとかモジュールのインストールとかが関係しそうな気がするんですが、よくわからないので管理コンソールは宿題にしておきます。
誰か教えて下さい(笑)

13)単なる Web サーバーとしてだけなら既に動いています。

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すごく IIS 8 です。

Web サーバーは動いたので、ついでに PMail Server2 もインストールします。
c:\pms とかフォルダを作成して、pmman.exe / pmservice.exe をコピーして
PowerShell からでもOKなので、pmman.exe を起動します。
以上終わり!(笑)

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pmman.exe を指定しても実行できない場合は

./pmman.exe

とすれば実行できます。


.NETFramework も利用に必要なモジュールもライブラリも何も必要無いので、そのまま動きます。
Windows 2000 から Windows 2012 まで幅広く動作するメールサーバーです(宣伝)

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関連フォルダや設定ファイルもきちんと作成されています。
ただ、Core Server の場合はエクスプローラが入っていませんので、xxフォルダを開くなどは動きません。(たぶん)

駆け足ですが、取りあえずネットに繋がって動く所まではこんな感じでしょうか。

PowerShell バリバリに使う人は便利かもしれませんね。
DB サーバーとして SQL Server と組み合わせて使うなら有りだと思います。

でも、console から apt-get みたいな感じでインストールするなら、GUI 付きの方がいいなぁ。
IIS とか結局管理コンソールインストールしないと、面倒で死にそうになりますし。

まぁ、PMail Server2 に限って言えば Core Server からもマネージャーが動くでのいいや(笑)
そもそも、CUI が面倒なら、GUI でやればいいですしね。
個人的に利用するなら GUI でインストールして、複雑なバッチは PowerShell で動かせば良いかなと思います。

あと、PowerShell 押しするなら、Program Files とかスペースが入ったフォルダは止めてほしいとは思います。
だって cd "Program Files" のようにダブルクオートで囲まなくちゃならんし。cd /bin 並に短くしてほしい(^-^;

最後に、Server Core からの終了はスタートボタンなんぞないので
shutdown /s
で行えます。

poweroff とかやって暫く悩みました(^-^;

[更新日付:2012/06/02 14:10:53]
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