RSSリーダーに MicroBrowser を組み込みました。
良いレイアウトが思い浮かばなかったので余りテキスト表示と変わらなかったりします。
ここは徐々に変更していきたいと思います。



1.68a では BBS で要望を頂いた、ローカルからの送信に対して SPF の有効・無効の指定を出来るようにした点とアドオン処理の改善を行います。

アドオンですが、現在の仕様では存在する各ユーザーに対して、メールボックス内に addon.txt が存在した場合に実行される仕様となっておりますが、これの拡張が行われます。
Spool フォルダ以下に、ドメイン別のフォルダが作成されていますが、このフォルダの中に
user_addon.txt / nouser_addon.txt の２種類を作成することができます。
user_addon.txt はアドオンの実行ファイル以外に除外エイリアスの指定を行います。

--- user_addon.txt ------------------
OMITUSERSTART
support
webmaster
abuse
OMITUSEREND
c:\addon\addon1.exe %m

OMIT_ALIASSTART から OMIT_ALIASEND までの間に記述されたエイリアスはアドオンの対象外になります。
実際のアドオンは OMIT_ALIASSTART 〜 OMIT_ALIASEND 以外の部分に記述を行います。（OMIT_ALIASSTART 以前に記述してもそれはアドオンの１行として処理されます）

nouser_addon.txt は制御行は無く全ての行がアドオンとして処理されます。

--- nouser_addon.txt ------------------
c:\addon\addon2.exe %m

管理するドメイン内に存在するユーザー宛に送られたメールは除外エイリアスに指定されていた場合はアドオン処理は行われず、そのまま各メールボックスに配送されます。
除外エイリアスに指定されていない宛先の場合は user_addon.txt を実行後に、各メールボックスに送られます。この時に各メールボックスへ配信したくない場合はアドオン内でファイルを削除して下さい。

また、管理するドメイン内に「存在しない」ユーザー宛に送られたメールは nouser_addon.txt を実行後にドメインフォルダのルートに保存されます。必要の無い場合は上記と同じくアドオン内でファイルの削除を行って下さい。

ドメイン単位でのアドオン実行の場合に問題となるのは宛先が複数指定できる点にあります。

ユーザー別のアドオンは宛先が１つと固定されている為に問題はありませんが、ドメイン単位での場合、CC 等を使って複数の宛先の指定が可能です。その為アドオンを実行する際にオリジナルのメールを保存しておき、アドオンを実行する度にオリジナルのメールをドメインフォルダに出力し、それに対してアドオンを実行する仕様となります。

もう１点「存在しないアカウント」も指定できる為に、RCPT TO にて宛先が指定された時点で該当するドメインフォルダに、nouser_addon.txt が存在する場合、そのアドレスは受け付ける仕様となります。

おそらく抜けは無いと思われますので、上記のような仕様で実装を行う予定です。（どこかおかしな点があればご指摘を・・・(^-^;）