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静岡県浜松市であれこれソフトを開発している A.K.I Software のブログです。日々の開発日記やサーバー・セキュリティ関連の話題なども掲載。
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《《《 ネットワーク機器の購入は Amazon で! 》》》
Powered by BLOM PMail Server Version 1.77 をリリース
小さくも大きくも閉じたりもしません
09/04/11 01:59 / PMailServer2

表題のバージョンをリリースしました。

全体的に細かな機能追加や変更が行われています。
主な変更点は
1)Webmail の機能の追加と修正
2)サーバー本体の DNS 関連の変更。

となっています。

Webmail につきましては先日からブログで記事を書いているようにドラッグ&ドロップの対応やメールボックスの階層化など、インターフェースに関連する部分の機能強化がメインになっています。
過去の記事で動画も含めた説明もしておりますので、そちらもご参照下さい。

サーバー本体の DNS 関連は、セカンダリDNSを利用しないケースがある不具合の修正等になっています。

もう一つ、逆引きチェックについて変更があります。
今までの逆引きチェックは
1)接続されたIPアドレスで逆引きを行う。
2)1の結果から正引きを行う。
3)1と2の結果から確認を行う。
という形式を取っていました。

正逆両方で確認を行いますので強力なのですが、上記の方法はマルチドメインで運営されている場合に2の正引きの時点で違う結果が返ってくる場合があります。

これは、DNS の正引き(ドメインからIPアドレスを引く)場合は、複数の応答を返すことができるのですが、逆引き(IPアドレスからドメインを引く)場合は、1つしか返ってこない為に発生します。(もちろん正しい動作です)

そこで、逆引きチェックの設定で「正逆両方で確認する」と「逆引きのみ」の2種類の動作を指定できるようにしました。
前者は1−2−3で処理を行い、後者は1−3で処理を行います。
「逆引きのみ」で確認を行う場合は、逆引きさえ出来れば接続を許可するようになりますので、マルチドメインで運営している場合も問題なく通るようになります。

かなり以前(1.40位)から、マルチドメインでの運用で逆引きチェックのロジックそのものに問題があることを指摘しておりましたが、その解決策の一つとして急遽実装を行いました。
(ユーザーマニュアルの 逆引きルールもご参照下さい)


更新ファイルはWeb Cabinetからダウンロードをお願い致します。

[更新日付:2009/04/11 01:59:30]
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