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静岡県浜松市であれこれソフトを開発している A.K.I Software のブログです。日々の開発日記やサーバー・セキュリティ関連の話題なども掲載。
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《《《 ネットワーク機器の購入は Amazon で! 》》》
Powered by BLOM MJRecorder Version 1.01a をリリースしました。
小さくも大きくも閉じたりもしません
14/06/07 23:22 / MJRecorder

表題のバージョンをリリースしました。

主な変更点は・・・

1)動体検知のアルゴリズムを改善しました。

出来る限り誤検知を減らす為、アルゴリズムの変更を行いました。
これに伴いいくつかのパラメータが追加となっています。

2)簡易Webサーバ(以下 MJRWeb)を強化しました。

1.01 では USB カメラしか中継が出来ませんでしたが、1.01a からは IP カメラの映像自身も中継可能となりました。

IPカメラ自身に接続すれば良いと考えておりましたが、以下のメリットがあります。

a)カメラ自身への負荷を軽減できる。

ネットワークカメラ自身は映像の受信、エンコード処理、転送処理などを行っていますが、高価な CPU が搭載されているわけではありませんので、多くの台数を接続するとどうしてもフレームレートが落ちてしまいます。
カメラから MJRecorder で受信して、その映像を MJR 自身で他の端末へ転送することによりカメラの負荷を下げることができます。

b)接続台数を増やせる。

例をあげると Tenvis社の JPT3815W は最大4台まで同時接続が可能ですが、これ以上は接続を受け付けないようです。
(おそらく4台以上に転送をするだけのパワーが無い)
aの理由と同じですが、これを MJR 自身で肩代わりすることにより接続台数を増やすことが可能です。

中継機能は、MJR本体でも受信が可能ですが、それ以外にも VLC Media Player など Motion JPEG を受信可能なプレイヤーでも受信が可能です。
また、Firefox や Chrome などのブラウザでも受信が可能です。(IE は Motion JPEG 未対応ですので利用できません)

Firefox 29.0.1 で確認されましたが、Motion JPEG を受信すると大量のメモリリークを起こしてブラウザがクラッシュします。同一データで Chrome では
問題が発生しないことからブラウザ依存の問題だと思われます。


またアラートが発生した時の静止画像を MJRWeb で確認することも出来るようになりました。

それ以外にセキュリティの強化も行いました。
接続フィルタを導入したことにより接続が可能な IP アドレスを制限することができます。
またアクセス記録の参照も出来るようになりました。

ポートフォワードなどを行って外部から接続を可能としている場合は、出来る限り制限をすることを推奨致します。

それ以外にも内部的に大幅な変更が行われております。

[更新日付:2014/06/07 23:22:43]
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