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静岡県浜松市であれこれソフトを開発している A.K.I Software のブログです。日々の開発日記やサーバー・セキュリティ関連の話題なども掲載。
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《《《 ネットワーク機器の購入は Amazon で! 》》》
Powered by BLOM PMail Server2 Version 2.15b をリリースしました
小さくも大きくも閉じたりもしません
14/02/09 02:28 / PMailServer2

表題のバージョンをリリースしました。

主な変更点としては

1)Webmail を IE11 に対応しました。

機能的には変わっていないのですが、こちらの記事にもありますように特定の条件が重なると IE11 がフリーズしてくれますので、対策コードを入れてあります。

2)アカウントの保存日数の上限を撤廃しました。

特に理由があって上限を設定していた訳ではないのですが、実装時を思い出すと「1年以上前のメールを残しておいても意味がないよね」的な発想で上限を設定していました。
(当時、管理していたお客さんのサーバで1年以上放置した上で「メールを読もうとするとフリーズするのですが!」と言われて、勢いで付けた機能だった気がします。)

という訳で上限を撤廃しましたので、お好きな日数を指定することができます。

3)アカウント管理2に「SMTP認証不可」オプションが追加されました(account.dat の変更はありません)

なんの機能かわかりにくいのですが、該当アカウントで SMTP認証が利用出来なくなります。(POP3 / IMAP4 は影響を受けません)

送信できなくなるのでは?と思われますが、アカウントタイプに「SMTP認証用」というタイプがありますので、別途 SMTP認証用のアカウントを作成して利用して下さい。

アカウントとメールアドレスは別々に設定可能ですので、個別に設定すれば、アカウントを推測される率は大幅に下がりますが、更にセキュアな設定にしたい場合は

1)アカウントとエイリアスは別々に設定する。
2)利用するメールアドレスは SMTP認証不可にし、別途 SMTP認証用のアカウントを作成する。

このように設定することにより
a)メールアドレスからアカウントが推測されにくくなる。
b)1を行わなくても2を実施することにより、メールアドレスからパスワードがクラックされる率が下がる。
c)更に SMTP認証用のアカウントがクラックされても、POP3 / IMAP4 も並行してクラックされることが無くなる。

とメリットがあります(管理は複雑になりますが・・・)

4)その他の不具合の修正。

5)マルチプロセス対応コードの導入。

更新履歴にもちょっぴり書いていますが、大規模なネットワークに耐えられるように、マルチプロセス化を考えています。
ただ、実装時期は未定でテストもまったく終わっていませんので機能自体は非公開です。
(最近バージョンアップが少なかったのは、このコードを書いていたというのもあります。先日ユーザー様から「もうバージョンアップしないんですか?」とか問い合わせがありましたので書きました(^-^;)

[更新日付:2014/02/09 02:28:35]
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