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太陽光発電湯たんぽ?
11/12/21 21:58 / 太陽発電&節電
この記事の内容を実行しようと思う奇特な方は下手に使うと火災などの危険などもありますので自己責任でお願いします。
まぁ、普通こんなことする人いないか・・・w 昼間の間に発生する発電の余剰電力を工夫しようと思って迷走中です(笑) 随分と寒くなってきていますので、湯たんぽ用のお湯なんかを沸かせれば良いのですが、最近の電気ケトルとか使うと余剰電力どころか全力で消費しますので余り意味がありません。 そんなに急がなくていいのでまったり沸かすとか無いんですかねぇ。 と言うことで、先日から色々と物色していたのですが 1)水の中で使うヒーターが良い 2)工事現場などで使う投げ込みヒーターなんて商品もありますが、でかいし消費電力でかい。 3)50W 以内くらいがちょうど良い。 ってことで、熱帯魚などに使うヒーターを使うことにしました。 いざ、ペット用品を探してみたのですが 1)自動調節付きなら 30W とか 50W があって安くて良いが、温度が 25℃〜35℃くらいで止まってしまう。 2)サーモ別売りの商品もあるが、一番小さい物で 100W 物になってちょっとオーバースペック。ついでに高い。 1のタイプの 50W の物で、水槽あったま〜る 50 がありましたので取り合えず買ってみました。 さて、自動温度調節が付いているということはサーモスタットがついているはずです。 発熱部はニクロム線のはずなので、このサーモスタットを外してしまえば、温度調節されずにモリモリと温度が上がるはずです。(はずですが多いな) 早速買ったばかりですが、バラしてみます(^-^; シリコンゴムで封入されていますので、これを細いドライバーを差し込んで剥がします。(この時、外の管に力を加えると割れます。まわりはガラス管(石英かな?)なので。というか割りました・・・少しだけなので接着して事なきを得ましたが) 抜けた所で中身を抜いてみますと、サラサラと白い砂らしきものが出てきました。 あーー、なるほどねぇ、ニクロム線が直接ガラスに接触すると温度差で割れる場合があるので、砂(珪砂かな?)をクッション材にしている訳です。 振っても中身が動かないので壊れにくくなりますしね。 なるほど、こういう仕組みになっていたのですか。 砂を紙の上に全部出して、中身を引き抜きます。 予想通り、サーモスタットらしき物とニクロム線が入っているだけです。 サーモをばっさりと切断(笑) サーモがあった所は、太い線で繋ぎ直して直結してしまいます。 元通りに差し込んで、また砂をサラサラと入れ直します。 この時、ニクロム線がショートしていたりしていないか。スプリング状になった線がちゃんと伸びているか確認しないといかんです。接触していると電流モリモリ流れて一瞬で真っ赤に焼き切れます。 これの前にニクロム線だけ買った時にやりました。orz 再び封印するのですがソーラーパネルのコーキングをしたときに使った余りのシリコンゴムを使いました。 使い切りが基本ですが、開けた後に先端にネジでも文字通りねじ込んで置けば、普通に使えます。 シリコンゴムが硬化した所で、焼き切れないかドキドキしながら電源に挿してスイッチ入れてみましたが、数秒でほんのり暖かくなり問題無く動作しているようです。 ドレッシング(1000cc)の空ボトルの蓋を加工してコードを通してホットボンドで水が漏れないようにして、スイッチポン。 一応消費電力を計測してみますと、52W 程度と本来のスペック通りの消費電力です。 1時間ほど付けっぱにしていた所、お湯と言って良いレベルになっていました。充分湯たんぽレベルです。 多分、このまま付けておけば沸騰するでしょうし、ボトルの周りに断熱材でもまいておけばもっと短い時間でお湯になると思います。 湯たんぽに使うには、少し湯量が少ないので御殿場高原ビールのサイフォン(2000cc容量があり、ガラス製で炭酸飲料が入るので非常に丈夫。取っても付いていて便利。蓋もパッキン付きで再利用可能)でも使って昼間お湯を沸かしてみようと思います。 さすがに飲料用としては使う気にはなれませんが、蓄熱と言う意味ではいいかもしれません。 今回は手間を省くために熱帯魚用のヒーターを使いましたが、ギヤマン 試験管とニクロム線でも買って作れば多分1個 200円くらいで作れそうです。(珪砂の代りは適当に砂でも拾ってくればOK) 中身のニクロム線はショートしないように顕微鏡に使うスライドグラスでもちょいと加工して仕切りとして使えば良さそうです。 ・・・思いっきり迷走しているなぁ(笑) [更新日付:2011/12/21 21:58:31]
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