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静岡県浜松市であれこれソフトを開発している A.K.I Software のブログです。日々の開発日記やサーバー・セキュリティ関連の話題なども掲載。
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Powered by BLOM PMailServer2 Version 2.42b Memo
小さくも大きくも閉じたりもしません
20/03/10 04:25 / PMailServer2

暫く体調を崩していまして(四十肩と肩こりと腱鞘炎という職業病コンボです。中でも四十肩が酷すぎました)進捗が遅れていたのですが、目処が立ちましたので。

2.42b のマルチプロセスモードで、プロセスの割当がシーケンシャルとラウンドロビンが選択できるようになります。

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シーケンシャルは現在の方法です。
若いプロセスから順番に接続を割り当てていき、それが埋まったら次のプロセスが接続を受け付ける方式です。

若いプロセス程負担が大きいですが、接続時のパフォーマンスは良くなります。

ラウンドロビンは、全プロセスで均等に接続を受け付けます。(負荷では無いことに注意して下さい。)
平等に接続を負担しますが、接続前に空いているプロセスの確認処理が入りノーコストは不可能な為、接続時のパフォーマンスが極僅かですが悪くなります。

正直な所、CPU が 4core / 6core 程度であれば、どちらも余り変わりありませんが、core数が多い環境では、トータル的にラウンドロビンの方が全体のパフォーマンスが良くなる傾向にあります。

ただ、物理サーバー、仮想サーバー、利用者の数、割当CPUやストレージ速度、メモリ速度等全ての影響を受ける為、どちらが良いと言える設定ではありませんので、ご利用の環境に合わせて使い分けて頂くような設定になります。

(シングルスレッド・マルチプロセスでは性能に大きく影響するのですが、PMailServer2 はマルチスレッド・マルチプロセスなので、大きく影響してくるのは、多コア+Enterprise版での環境だと思います。)

あとは、SSL/TLS 通信でのいくつかの対策と修正を行っています。

予定としては、今週末位にリリースできると思います。

[更新日付:2020/03/10 04:25:00]
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