Win8 + IE10 で Webmail は動作するのですが、Webmail の弱点として、開かないと未読はわからない点があります。
（まぁバッテリー駆動を考えるとポーリングしているとそれだけバッテリーを消費するのですが）

さて、Windows8 のモダンUIには、ライブタイルという機能があり、タイル上に表示されているアイコンに各種情報を出力することができます。

過去に POP3 で未読をチェックしてポップアップするデスクトップアプリを作っているのですが（サポートする手間を考え未公開です。） このライブタイルに表示したらかっこいいんじゃないかと思い、無謀にも W500P2 に Visual Studio 2012 Express for Windows8 をインストールし、ライブタイルに表示する Windows ストアアプリを作ってみました。（このWindowsストアアプリって表現なんとかならんものか？）


画面はハメコミ式・・・ではありません（笑）

確かにかっこいいですし、実用的でもあります。
Webmail 的に問題が一つ解決するのですが、根本的な問題が。

配布出来ないんですよ、これ。

Windows8 アプリは実行ファイルをダウンロードしてインストールして・・・が原則(*1)として出来ないので、Windows Store 経由でインストールする必要があります。

(*1) 企業向けに Windows Store を経由しないで Windows8 のアプリをインストールするような仕組みがあるにはあるんですが、アプリの大本を提供するのは A.K.I Software ですが、A.K.I Software が管理する訳にはいきません。（Ａ社に対する管理をうちが管理するのは無理があります）

Windows Store 経由でインストールする為には、当然Windows Store に登録しなければなりません。
さりとて、未読をチェックする為の専用ソフトを一般公開する必要がある Windows Store に登録をするというのもなんか違いますし、そもそも Windows Store のアプリ開発者として登録するのに年間 $99.0 かかります（未だと日本円にして \8,000 くらい）

他に Windows Store アプリを作ってリリースする予定があったり、有料アプリを作るのでしたらまぁ登録してもいいかなぁ、とは思うのですが、今の所予定はありません。

ということで、このアプリは当面の間日の目を見ることはなさそうです。