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静岡県浜松市であれこれソフトを開発している A.K.I Software のブログです。日々の開発日記やサーバー・セキュリティ関連の話題なども掲載。
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《《《 ネットワーク機器の購入は Amazon で! 》》》
Powered by BLOM 未来舎 PV-1230D1A を追加しました。
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11/07/24 13:44 / 太陽発電&節電

太陽発電を始めるにあたって、YMT Energy で販売されていた、中国製のチャージコントローラ(C2415-10A)を利用していたのですが・・・

1)バッテリー電圧 13.7V 以上で緑LED が付くらしいのですが、なぜか 12.9V で緑LED がついている。
満充電サインが出ていても、普通のバッテリー充電機を繋げたら40%以下だったので、当てになんない。
(これは、YMT Energy にメールで問い合わせたのですが、返事が無かったので待てなかった。)
更に接続したままにしていると、充電は進むのですが(13.5V以上にはなる)、過充電防止でほんとに充電停止するの?という不安も出ています。

安くてコストパフォーマンスは良いのですが、12V系はどうしても電流が高くなるので、火災などが怖いですしね。

2)チャージャーの動作電圧が 14V〜19V ですが、太陽パネル自体の解放電圧が 20V 以上あるのでちょっぴり心配。
(ただ、これは取り回しで電圧降下も出ますし、パネルから負荷接続時はもっと電圧下がるので、余り問題では無いとは思います。心配ですが・・・)

3)最大 10A までなので、60Wx2 では、もう増設出来ない。

4)発電量を計測するべく、アナログ電流系(15A)を探していたのですが、ちょっと高い(\3,000位ですが)

5)充電電圧が自動固定なので、ACDelco のボイジャーなどの大容量ディープサイクルバッテリーの充電が出来ない。

などなどの理由があり、買い替えを検討していました。
YME Energy にも安い中国製で似たような物がありましたが、返事ないし、少し信頼性が微妙になりましたし、細かな所で不満(端子を接続する口が小さい、電圧降下ロスを下げる為、出来るだけ太いケーブルを使っていますが、これが入らない(^-^;)がありましたので、素直に、以前から買おうと思っていた未来舎の PV-1230D1A をアルテプラッツで購入しました。
お値段、送料込で \21,800 也。

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少々お高いのですが、こちらは、30A まで対応しているので、まだ 180W 分余裕があります。
将来的にパネルを増設する余地が出来ました。

充電電圧の変更なども出来ますので、ボイジャーなどの充電に比較して高い電圧が必要なバッテリーの充電もOKです。
発電電圧・電流なども表示されますので、メーター繋がなくてもOKっても良いですね。

余りマニュアルは読まない人ですが、こういう機器は滅多に使わないので、じっくりマニュアルを読むと

1)放熱版として金属の板にちゃんと付けましょう。

2)湿気とかあると駄目よ。

等の注意事項がありましたので近所のホームセンターに行ってアルミ板や、100円ショップで大きめのタッパーなどを購入してきました。

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アルミ板は、300x400x1.5(ほんとは 2mmが良いらしいのですが無かった)で、適当にマジックで当たりをつけて、ゴリゴリと穴をあけます。
タッパーの底を、PV-1230D1A のサイズに切りぬいて、かぶせるようにして、アルミ板とタッパーの底部をまとめて M4 ネジで2か所固定します。(アルミ板と PV-1230D1A はぴったりくっついているので、アルミ板がヒートシンクの役目をします。)
んで、アルミ板の四隅にゴム足をくっつけて、ケーブルを差し込む穴をあけて(後で、スポンジ使って隙間も塞ぎます)完成です。

写真、右下にあるのはシリカゲル(除湿剤)です。

バッテリーケースの方には穴が開けて、12V 150mA の 12cm ファンに電力削減の為、可変抵抗器を付けて超低速回転で換気するようにしました、これで充電中の水素対策もOKです。

(以前の物は充電時に発生する水素を放出するホースがついていたのでよかったのですが、今のバッテリーはそういうのが無かったので。)

取りあえず、PV-1230D1A の設定はデフォルトのまま、均等充電を off、LED も off タイマーも off で利用します。

ここでちょっと気になる事が。

PV-1230D1A のマニュアルには、バッテリーとインバーターを並列に接続するように記述されていますが、これは、未来舎のインバーターを接続してコントローラーからインバーターを on/off 制御するのが前提になっている記述だと思います。(DIN端子で制御できるっぽい)

他のインバーターを利用する場合は、普通に負荷に接続して夜間タイマーを off にして、インバーターを手動で on / off するのが良いと思います。


07/30 追記
うちの接続機器が大丈夫だっただけで、上のは間違いでした。インバーター経由で突入電流が高い物(大型のTVや冷蔵庫などコンプレッサを使う物など)を使う場合、チャージコントローラが破損する可能性があるようです。
うちのインバーターは連続 400W で「瞬間 800W」ですが、物すごく単純に考えて瞬間 800W を利用するような構成の場合 800W / 12V = 約66.67A 流れることになります。PV-1230D1A は 30A ですので倍以上になりますね。
過負荷保護のヒューズが内蔵(PV-1230D1A の場合は、40A)されていますので、ある程度は保護されると思いますが、絶対に大丈夫ではありません。
(極端言えば、瞬間的に 1,000A 流れたらヒューズもくそも無く壊れる。)

現在少し考えていますが、12V 負荷用の端子はバッテリー 11.5V 以下で切断されますので、ここに簡単な警告用の LED でも付けておいて、消えたらインバーターを手動で切るようにして取りあえず対策しようかと思います。


配線などをチェックして、ケース側に付けてあるスイッチでパネルを on、バッテリー1側にして、再稼働です。

今日(7/24、天候晴れ)の、13:30 の時点で
発電電圧:13.8V
発電電流:8.4A
発電電力は 115.92W です。パネル側の合計は 120W なので、ほぼMAX発電しています。

結構ケーブルの取り回しがパネルからコントローラまで 5m 前後、コントローラからインバーターまで 6m前後と長いのですが良い感じです。

こうなると、新品の 100A クラスのバッテリーを2個くらい並列にして、サイン波インバーターが欲しくなってきますねぇ。

[更新日付:2011/07/30 16:46:45]
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記事へのコメント

名前 : H.Matsuda (2011/10/16 01:25:39)

余り深く考えたことが無いのですが(^-^;

マイナス接地方式自体は、アースをするときはマイナス側で行って下さいと言う意味だと思います。
(回路が逆ならプラス接地もできると思いますが、PV-1212 / 1230 もマイナス接地で設計されていると思いますので。国内の物は全てそうだと思います)

負荷側はアースに落としても行けそうな気がしますが、パネルは電圧を監視していますので、パネルのマイナスはチャーコンのパネルのマイナスに接続しないと駄目なような気がします。(接続図もそのようになっています。)

バッテリーも同じように電圧を監視していますので、チャーコンのプラスをバッテリーのプラス、マイナスも同じようにバッテリーのマイナスにつけて、アースに落とすなら、バッテリーのマイナスからアースに落とすような感じじゃないでしょうか?

実際のうちの配線は

1)パネル+はチャーコンのパネル用+に、パネル−は、チャーコンのパネル−に接続。

2)チャーコンからバッテリーも、+は+、−は−、この−はアース(地面)にも落としています。別に落とさなくても動きますが、なんとなく落としているだけです。

3)12V負荷は 直流LED回路が繋がっているので、+は+、−は−に繋いでいます。

負荷端子同士が通電しているかどうかは実際にテスターを当てていないのでわかりません。回路図などはマニュアルにも載っていないので、この辺りは PowerTite社に聞いた方が確実かと。

名前 : CXN10 (2011/10/15 21:45:20)

 先日は、CXN10の充電電圧について、教えていただきありがとうございました。結局、PV-1212D1Aの購入を検討しています。この機種であれば、PV-1230D1A と同じく、充電電圧は問題ないようです。

1.取扱い説明書:P.18
 「9章 電気規格 ・筐体接地方式:マイナス接地方式」
と書かれています。

太陽電池パネルからの負極側配線と、12V系負荷の
負極側配線は、アースに接地しても良いという意味でしょうか?これについてはメーカに問い合わせているところです。

PV-1230D1A の場合、それぞれの負極端子は、導通しているのでしょうか?

名前 : H.Matsuda (2011/10/09 11:13:56)

自己レスですが・・

「と表記されているのだと思います」って表現がおあkしいですね。寝ぼけていたので・・・
「当時、そのように表記したのだと思います。」が正解です。


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