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静岡県浜松市であれこれソフトを開発している A.K.I Software のブログです。日々の開発日記やサーバー・セキュリティ関連の話題なども掲載。
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《《《 ネットワーク機器の購入は Amazon で! 》》》
Powered by BLOM PMail Server2 Version 2.23 をリリースしました
小さくも大きくも閉じたりもしません
15/09/03 03:37 / PMailServer2

表題のバージョンをリリースしました。

主な変更点は・・・

1)Windows10 対応

サーバー OS ではありませんが、一応 Windows10 に対応となっています。
Webmail は Microsoft の新ブラウザである Microsoft Edge にも対応していますので、そのまま御利用頂けます。

2)ドメイン別でエラーメールの送信アドレスを指定できるようにしました。

3)各プロトコルで STARTTLS を使わずに TLSネゴジェーションが開始したら TLS通信に切り替えるオプションを追加しました。

4)認証をアカウント以外にメールアドレスで認証を行えるオプションを追加しました。

3と4については、Outlook for iOS 及び Outlook for Android の為だけにつけたような機能です。

正直な所、先日も愚痴らせて頂きましたが、改めて愚痴りますが、この Outlook 非常に出来が悪くとても使い物になりません。
今まで幾多のメールクライアントを見てきましたが、ワースト3に入るレベルです。

普通のメーラーは、IMAP4 のポート 143 で STARTTLS も使わずにいきなり TLS通信を開始したりしませんし、ログインアカウントをメールアドレス以外指定できないというセキュリティ意識0の仕様ですので。


ちょっと話が脱線しますが、メールアドレスをログインアカウントに利用するというのは正直好きじゃありません。

特に Google なんですが、メールアドレスとアカウントが完全に紐付けされて、更にそのメールアドレスに複数のサービスが紐付けされるので、そのメールアドレスでトラブルがあると大変困るのですよ。

これは実際にあったことなんですが、メインの Google アカウント(メールアドレス)でいわゆるネットワークビジネスみたいな所から連絡が来るようになったんですよ。

連絡しても最初は返信が来ましたが、段々スルーされるようになって、また注文が勝手に行われたりと意味不明な状況になったので消費者センターに相談して、解決を図ったのです。

消費者センターの尽力によりリアルな面では解決したのですが、こうなるとこのアドレスを使い続けるのはちょっとイヤな感じです。

じゃぁアドレスを変更しようと思ったのですが、アカウントと同一ですので変更ができません。
(別のメールアドレスを追加することはできるが、最初に登録したアドレスはどうやっても変更できません。最近は知らないですが)

今なら、アカウントとしてのメールアドレスとして登録しますが、gmail が出来た頃に(最初、招待されないと登録できないとかありましたね)取得して、使い続けているアドレスですので、色々なサービスと紐付けされちゃっている訳ですよ。

心情的には、胡散臭い処にメールアドレスが知られているので変更したい訳ですが、Google の各サービスに紐付けされているので変更できない。

という状況な訳です。
紐付けされているサービスがちょっとなら、メアド捨てて変えるって手もありますが、ウェブマスターツールとか、Google Play(Android用)とかにも紐付けされているので、捨てられない訳です。
アナリティクスなんて、使い続けるから意味があるので捨てて新規に使ってもしょうがないんですよ。過去のデータを全部捨てることになりますので。

少し話が脱線しましたが、アカウントとメールアドレスを紐付けするという仕様はなんとかしてくれないかと思いますね。

閑話休題

2.23 リリース直前に Windows Server 2016 の TechPreview3 が出ましたので、時期 Windows Server でのテストということで動作確認をしてみました。

photo


何事も無く、そのまま動きました。
(TP3 は英語版ですので、そのままではサーバーマネージャーが文字化けしますので、言語設定が必要になります)

また、Hyper-V と VMware 上での Windows Server 2016 ですので、仮想環境でも問題無く動作します。

純粋な 32bit Intel コードですし、ソケットも Winsock を直接利用していますので動かない方がおかしいのですが。

ということで、今後も安心して PMail Server2 を御利用下さい。

Ps.
TechPreview3 を TP3 って略しますが、TP3 って見ると、Turbo Pascal 3 の方を想像してしまいます・・・

[更新日付:2015/09/03 03:37:28]
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記事へのコメント

名前 : あま (2020/11/06 17:51:38)

早速ご回答していただきありがとうございます。
本文の内容、了解しました。現状ので一度試して見ようと思います。ありがとうございました!

名前 : A.K.I Software (2020/11/06 16:13:34)

旧PMailServer リリース時には、まだ Windows10 が発売されておりませんでしたので、動作保証はありませんが、特に OS のチェックや依存するようなライブラリ(.NET等)は使っておりませんので動くと思われます。

名前 : あま (2020/11/06 15:32:40)

コメント失礼します。
Win10対応の事でお聞きしたい事があります。
内容としては、現在自分が使用しているバージョンで、Win10でもそのまま使用する事ができるかという事です。
現在Win7環境で「PMail Server 1.91(Free)」を使用しメールサーバとしていました。諸事情によりWin10環境へ丸ごと移行しようとしているのですが、現状のバージョンではそのまま使用できないでしょうか?
以上、よろしくお願いいたします。

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